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白老仙台藩陣屋跡

2015年09月20日 | 白老温泉
旅最終日 いいお天気!

ホテルを出てすぐのところで目に入ったので寄りました。

「白老仙台藩陣屋跡」


この陣屋跡は、安政三年(1856年)蝦夷地の防備を固めるため、仙台藩が築いたものである。寛政元年(1854年)徳川幕府は鎖国を解いて、アメリカ・ロシアと和親条約を結び、函館港などを交易場とした。このため幕府は、蝦夷地を直轄領とし、翌年仙台藩をはじめ津軽・秋田・南部の奥羽諸藩と松前藩に警備を命じた。(安政六年庄内藩と会津藩も加わる。)仙台藩の守備範囲は白老から襟裳岬を越えて国後・択捉までの東蝦夷地であったため、白老に元陣屋を、広尾・厚岸・根室・国後・択捉に出張陣屋を築いた。元陣屋の面積は6.6ヘクタールで堀と土塁を円形・弧状に巡らして内曲輪と外曲輪を構成している。ここには、本陣・勘定所・穀蔵・長具蔵・長屋などがあり、少し離れた東西の丘陵に塩釜神社と愛宕神社を祭った。元陣屋には二百名程の人々が駐屯して警備に当ったが、明治元年(1868年)戊辰戦争の勃発によって撤収するまでの12年間慣れない土地での仙台藩士達の苦闘が、この陣屋跡に刻まれている。1966年指定史跡(国) 1995年追加指定(国)


御門


後から気付きましたが、史跡内に資料を整理、展示する仙台藩白老元陣屋資料館があったようです(汗)

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