ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ジュヴレ・シャンベルタンの生産者

2018年04月04日 | ワイン
黒木都先生のワインスクール「ボワノワール」の「ブルゴーニュ生産者研究会」

今期からの新講座。なかなか機会がないテーマなので参加させていただくことにしました。

「コート・ド・ニュイの生産者」1回目「ジュヴレ・シャンベルタンの生産者」

【講義内容】

1.コート・ド・ニュイの村
2.村別ワインの特徴
3.ジュヴレ-・シャンベルタンの生産者

6生産者のジュヴレ・シャンベルタンを飲み比べ


ヴィンテージは全て2014年。いい年です。バランスが取れていて、酸もしっかりしているようです。

1.Domaine Drouhin-Larose ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ
2.Domaine Christophe BRYCZEK ドメーヌ・クリストフ・ブリチェック AUX ECHEZEAUX オー・エシェゾー
3.Domaine Thierry MORTET ドメーヌ・ティエリー・モルテ
4.Domaine Rossignol-Trapet ドメーヌ・ロシニョール・トラペ Vieilles Vignes ヴィエイユ・ヴィーニュ
5.Domaine Perrot-Minot ドメーヌ・ペロ・ミノ
6.Domaine Philipe-Charlopin Parizot ドメーヌ・シャルロパン・パリゾ Vieilles Vignes ヴィエイユ・ヴィーニュ

2番目のワインは畑名付き
4番目と6番目はV.V.

1.フレッシュ! すっぱい赤い果実の香り。フレッシュな酸、タンニンは控えめ。透明感がありさらっとしている感じ。若くして飲める感じに仕上がっています。

1番目のワインが基準になるわけですが;

2番目は1番目より熟した果実の香り、酸は1より柔らかめ。タンニン、渋味を感じます。

3番目と4番目はオレンジのトーンが入っています。

3番目は2番目より果実の香りは1,2番目より控えめで、麦わらのような香りもします。2より酸はしっかりしていますが、1より果実味がしっかりしています。

4番目は野性的な香りが強く出ていました。後味に少し塩気を感じますが、バランスはいいと思います。獣っぽい香りがなければいいのですが・・・

5番目はミネラル、鉱物の香りが出て硬い感じがします。粘性もあり、果実味もしっかりしていて余韻も長いです。

6番目は樽香もあるのですがきつくなく、果実の香りに凝縮感が感じられます。粘性もあり、ミネラル感もあり、旨味がしっかりあります。

また1番目に戻ると、1番目は軽くて頼りない感じになります。

値段の安い→高い順だったようですが、やはり6番目が一番美味しかったです♪

同じ生産地、同じ2014年でも生産者によってこんなに違うのですね。



COULOMMIERS クロミエ(牛乳、白カビ、イル・ド・フランス圏)
VULLY ROUGE ヴュリー・ルージュ(牛乳、ハード、スイス・ヌーシャテル州)
MONT D'OR モン・ドール(牛乳、ウォッシュ、フランシュ・コンテ圏)


クロミエ、とてもいい状態!季節最後のモン・ドールもトロトロで美味しい!

黒木先生、皆さん 有り難うございました!

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