ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

BOLLINGER ボランジェ 訪問

2018年10月11日 | フランスワイナリー2018
旅8日目

今日からシャンパーニュのワイナリー巡り

車窓から素晴らしい畑が眺められました。


最初はアイ村のBOLLINGER ボランジェを訪問





「007」ジェームス・ボンドが愛飲するシャンパーニュ


VIEILLES VIGNES FRANCAISE ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ


PRビデオを見た後、クロ・サン・ジャックの畑を見せていただきました。


接ぎ木が行われていない自根のままの樹。フィロキセラの被害にも遭いませんでした。


壁で囲まれたクロ・サン・ジャック


良い年のブドウは樽発酵ですが、一部ステンレスタンクも使用


発酵中


全ての樽はバーコードで管理。




ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ!


卵型の発酵タンク


樽職人ドゥニさんの工房


Dwellという板が壊れるそうで、主にこの修理を行っているそうです。


リザーヴワインのセラー マグナム瓶!




最近発見されたというカーヴ ギャラリーになっています。




2種類をテイスティング


BOLLINGER SPECIAL CUVEE ボランジェ・スペシャル・キュヴェ
PN 60%、C 25%、M 15%

BOLLINGER GRANDE ANNEE ボランジェ・グラン・ダネ 2007
PN 70%、C30%
100% グラン・クリュかプルミエ・クリュ

【メモ】
・小さなビジターセンターが2年前に完成
・ボランジェのスタイル 5つ
①畑
 自社畑174ha 60%が自社畑より作られる
 自社畑の75%がグラン・クリュ、プルミエ・クリュ
②ピノ・ノワール
 自社畑の60%がピノ・ノワール
 ボトルの配合も基本60%はピノ・ノワール
 トップ・キュヴェはブラン・ド・ノワール
 当然であるがブラン・ド・ブランは作っていない
③リザーヴワイン
 基本マグナムボトルで保管、熟成。年を越えて同じ品質を保つため
 (一部タンクも使う)
④樽発酵
 醸造用ステンレスタンクはあるが、良い年は樽で行う。
⑤樽職人
 シャンパーニュで唯一樽職人を持つメゾンである。

(クロ・サン・ジャック)
  ・壁に囲まれた畑でV.V.(但し樹がV.V.という訳ではない)
  ・シャンパーニュには壁で囲まれた畑が31しかない
  ・ボランジェには3つある。
  ・ボランジェの3つの畑は19世紀末のフィロキセラの被害を受けていない。
   しかし3つの中1つは15年前に被害を受けてしまった。
  ・クロ・サン・ジャックだけ接ぎ木をしていない
  ・クロ・サン・ジャックは全てピノ・ノワール
  ・クロ・サン・ジャックで良いブドウが獲れたら、トップ・キュヴェの
   「ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ」として販売。
   (1969年初めて、2007年までに15回)

・1番搾りのみ使用。他は果汁を売る。
・300タンク、35,000樽
・N.V. 90% ステンレス 10%樽
・ヴィンテージ 100%樽
・MLFは年によって行う。
・1階 タンク+樽 2階 樽のみ
・フルで3~4年使った樽を使用。25~30年(樽職人が修理)
・赤ワインは自社で作る。コトー・シャンプノワ(ラ・コート・オー・ザンファン)
・樽職人
・ムニエはステンレス発酵
・リザーヴワイン
 マグナムの理由は熟成、アロマを出すため。1892年から行っている。
・75,000マグナムが地下のカーヴにストックされている
・カーヴのスペースは1千万本
・ドザージュ Brut 6~8g、Extra Brut 3g
・最近古いワインを保存しているカーヴが発見された。
 第一次世界大戦前に隠され関係者からも忘れられていた。
 中には1830年、57年、1900年、1904年、1907年、1914年のワインがあった。

この記事についてブログを書く
« Chateau Haut-Brion シャト... | トップ | ランチ@Symbiose »