ワインスクール「ボワノワール」の「シャンパンが好き!」
第24回 E1回 力強い味わい「エグリ・ウーリエ」
Egly Ouriet
・本拠地:モンターニュ・ド・ランス地区 アンボネイ村
・RM(レコルタン・マニュピュラン)
・1930年創業
・1990年フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任して、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更
・ブルゴーニュ的なワイン造りをシャンパーニュで行った生産者としても有名
・2008年、クリュッグとボランジェの2メゾンに加え、サロンとともにRM唯一の造り手として「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス)」の3ツ星に選ばれている。2009年にはジャック・セロス、2010年にはジャクソン、2014年にはルイ・ロデレールが追加
4アイテムをテイスティング
①No.134
Egly Ouriet Brut Tradition Grand Cru(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディション・グラン・クリュ(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】PN70%、Ch30%
☆無農薬に近い栽培と最新の醸造設備を得て進化を遂げる極上のスタンダード・キュヴェ。アンボネイの南向きの緩やかな斜面に栽培された、樹齢40年超のピノ・ノワールを中心に、東向き斜面のシャルドネをブレンド。本キュヴェは「2015年」の葡萄主体。美しい酸と厚みのある力強い酒質、バランスに優れたシャンパーニュ。リザーヴワイン50%以上ブレンド。全体の50%樽発酵&樽熟成(主に小樽使用/12ヶ月間寝かせる)。ドザージュ3g/ℓ、51ヶ月の瓶熟成。デゴルジュマン:2020年10月
②No.135
Egly Ouriet Brut Les Premice エグリ・ウーリエ ブリュット レ・プレミス
【ぶどう品種】PN1/3、Ch1/3、M1/3
☆始まりの時を意味する「Les Premices」。エグリ・ウーリエの世界への新たな扉を開く、プレミアムなエントリー・キュヴェ。ヴィーニュ・ドヴリニィ同様、フランシス氏の妻の実家から相続された、ランス東側のトリニー村の畑。平均樹齢40年。2016年より作り始める。39ヶ月の瓶熟。ステンレスタンクで発酵。ドザージュ2g/ℓ
③No.136
Egly Ouriet Les Vignes de Vrigny 1er Cru Brut(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニー プルミエ・クリュ ブリュット(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】M100%
☆真のムニエの個性を知る<ムニエの芸術完成形>。樹齢50年の古木のムニエ100%。ランスから8km離れたヴリニィ村。フランシス氏の妻の実家から相続された畑。本キュヴェは「2017年」の葡萄主体。一部、樽発酵&樽熟成。ブラインド試飲からは、到底ムニエとは思えぬ果実の凝縮感とボディの厚みを持つ。ドザージュ2g/ℓ。39ヶ月の瓶熟成。デゴルジュマン:2020年10月
④No.137
Egly Ouriet Grand Cru V.P. Extra Brut(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ グラン・クリュ V.P. エクストラ・ブリュット(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】PN60%、Ch40%
☆6-7年に及ぶ長期瓶熟成後にデゴルジュ。新鮮さと複雑深遠さを併せ持つ至高のシャンパーニュ。VPとは「Viellissement Prolognge」の略。樽発酵、樽熟成100%。87ヶ月間の長い瓶熟成を経てデゴルジュされる特別品。新鮮さはありながら複雑深遠な香り。繊細な酸と泡立ち。以前はドザージュ・ゼロだが、わずかに1-2g/ℓを加える方が個性を引き立てるという理由から、現在はごく少量入れる。デゴルジュマン:2020年10月
今までで一番感動し、一番好きなシャンパーニュ。
参加人数が少なかったのと、高価なため、4アイテムのみですが、大きなグラスでたっぷり楽しみました。
テイスティングの順番は②→③→①→④
②レ・プレミスと③レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニーは初めて。
エグリ・ウーリエは熟成期間が長いということもあり、香りが複雑。
②は重くなく、③は柔らかく、ふわっとした感じ。その中にも力強さを感じるのはエグリ・ウーリエだからでしょうか。
①はこれぞ、エグリ・ウーリエ!
④のV.P.が最高なのは言うまでもありません。
理屈抜きに美味しい! 幸せなひととき!
オードブル&チーズ
◆大地のほっぺ(牛乳、北海道 チーズ工房NEEDS)
◆ ROVE THYM ローヴ・タン(山羊乳、シェーヴル、プロヴァンス地方)ローヴ種の山羊の生乳からつくられるシェーヴル
◆FETA フェタ(羊&山羊乳、フレッシュ、ギリシャ)
黒木先生、皆さん 有り難うございました!
第24回 E1回 力強い味わい「エグリ・ウーリエ」
Egly Ouriet
・本拠地:モンターニュ・ド・ランス地区 アンボネイ村
・RM(レコルタン・マニュピュラン)
・1930年創業
・1990年フランシス・エグリ氏が4代目当主に就任して、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更
・ブルゴーニュ的なワイン造りをシャンパーニュで行った生産者としても有名
・2008年、クリュッグとボランジェの2メゾンに加え、サロンとともにRM唯一の造り手として「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス)」の3ツ星に選ばれている。2009年にはジャック・セロス、2010年にはジャクソン、2014年にはルイ・ロデレールが追加
4アイテムをテイスティング
①No.134
Egly Ouriet Brut Tradition Grand Cru(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディション・グラン・クリュ(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】PN70%、Ch30%
☆無農薬に近い栽培と最新の醸造設備を得て進化を遂げる極上のスタンダード・キュヴェ。アンボネイの南向きの緩やかな斜面に栽培された、樹齢40年超のピノ・ノワールを中心に、東向き斜面のシャルドネをブレンド。本キュヴェは「2015年」の葡萄主体。美しい酸と厚みのある力強い酒質、バランスに優れたシャンパーニュ。リザーヴワイン50%以上ブレンド。全体の50%樽発酵&樽熟成(主に小樽使用/12ヶ月間寝かせる)。ドザージュ3g/ℓ、51ヶ月の瓶熟成。デゴルジュマン:2020年10月
②No.135
Egly Ouriet Brut Les Premice エグリ・ウーリエ ブリュット レ・プレミス
【ぶどう品種】PN1/3、Ch1/3、M1/3
☆始まりの時を意味する「Les Premices」。エグリ・ウーリエの世界への新たな扉を開く、プレミアムなエントリー・キュヴェ。ヴィーニュ・ドヴリニィ同様、フランシス氏の妻の実家から相続された、ランス東側のトリニー村の畑。平均樹齢40年。2016年より作り始める。39ヶ月の瓶熟。ステンレスタンクで発酵。ドザージュ2g/ℓ
③No.136
Egly Ouriet Les Vignes de Vrigny 1er Cru Brut(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニー プルミエ・クリュ ブリュット(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】M100%
☆真のムニエの個性を知る<ムニエの芸術完成形>。樹齢50年の古木のムニエ100%。ランスから8km離れたヴリニィ村。フランシス氏の妻の実家から相続された畑。本キュヴェは「2017年」の葡萄主体。一部、樽発酵&樽熟成。ブラインド試飲からは、到底ムニエとは思えぬ果実の凝縮感とボディの厚みを持つ。ドザージュ2g/ℓ。39ヶ月の瓶熟成。デゴルジュマン:2020年10月
④No.137
Egly Ouriet Grand Cru V.P. Extra Brut(’20 Degorgement) エグリ・ウーリエ グラン・クリュ V.P. エクストラ・ブリュット(20デゴルジュ)
【ぶどう品種】PN60%、Ch40%
☆6-7年に及ぶ長期瓶熟成後にデゴルジュ。新鮮さと複雑深遠さを併せ持つ至高のシャンパーニュ。VPとは「Viellissement Prolognge」の略。樽発酵、樽熟成100%。87ヶ月間の長い瓶熟成を経てデゴルジュされる特別品。新鮮さはありながら複雑深遠な香り。繊細な酸と泡立ち。以前はドザージュ・ゼロだが、わずかに1-2g/ℓを加える方が個性を引き立てるという理由から、現在はごく少量入れる。デゴルジュマン:2020年10月
今までで一番感動し、一番好きなシャンパーニュ。
参加人数が少なかったのと、高価なため、4アイテムのみですが、大きなグラスでたっぷり楽しみました。
テイスティングの順番は②→③→①→④
②レ・プレミスと③レ・ヴィーニュ・ド・ヴリニーは初めて。
エグリ・ウーリエは熟成期間が長いということもあり、香りが複雑。
②は重くなく、③は柔らかく、ふわっとした感じ。その中にも力強さを感じるのはエグリ・ウーリエだからでしょうか。
①はこれぞ、エグリ・ウーリエ!
④のV.P.が最高なのは言うまでもありません。
理屈抜きに美味しい! 幸せなひととき!
オードブル&チーズ
◆大地のほっぺ(牛乳、北海道 チーズ工房NEEDS)
◆ ROVE THYM ローヴ・タン(山羊乳、シェーヴル、プロヴァンス地方)ローヴ種の山羊の生乳からつくられるシェーヴル
◆FETA フェタ(羊&山羊乳、フレッシュ、ギリシャ)
黒木先生、皆さん 有り難うございました!