以前のブログ、パブリックコメントの続きです。
睦沢町HPに掲載
睦沢町公共施設等総合管理計画(素案)に係るご意見をいただき、ありがとうございました。
いただきました、ご意見に対する町の考えについて、以下のとおり公表いたします。
【意見1の原文】私が書き送ったコメント
1. 17頁 : 本計画推進にあたり、全体を一元的に管理する実施組織を設置し、(庁内ネットワークを活用して)組織横断的に情報管理・共有を行い、技術部門と管理部門の連携強化、進捗管理、点検及び評価を実施するとともに、計画の改訂や見直しを行います。
…、点検・修繕・建替え等の情報を(庁内ネットワークを活用して)一元的に管理し、各施設所管課がこれらの情報を定期的に更新することで、継続的な施設の実態把握ができる仕組みの構築を検討します。
上述の2か所に“庁内ネットワークを活用して”を挿入し、具体的手段・方策として盛り込めば分かりやすいです。
【ご意見1】 ← 町担当者の手入れしたもの
睦沢町公共施設等総合管理計画(素案)17ページ
3 全庁的な取り組み体制の構築及び情報管理・共有方策のうち、
(1)全庁的な取り組み体制
本計画推進にあたり、全体を一元的に管理する実施組織を設置し、庁内ネットワークを活用して組織横断的に情報管理・共有、技術部門と管理部門の連携強化、進捗管理、点検及び評価を実施するとともに、計画の改訂や見直しを行います。
(2)情報管理・共有方策
公共施設等のマネジメントを効率的かつ効果的に推進していくために施設情報を適切に管理・蓄積し、それらに 基づいた施設の維持管理や整備を進めていくことが重要です。今後は、各施設所管課において個別に管理している維持管理費および利用状況等に関する情報や、点検・修繕・建替え等の情報を庁内ネットワークを活用して一元的に管理し、各施設所管課がこれらの情報を定期的に更新することで、継続的な施設の実態把握ができる仕組 みの構築を検討します。
上述の2か所に「庁内ネットワークを活用して」を挿入し、具体的手段・方策として盛り込めばわかりやすいです。
【町の考え】
本町がまず取り組むべきことは、人的交流による情報管理と共有の推進を実施していくことと考えております。
これまで以上に所管課間の協力体制を強化していくことといたします。
私の所感:
人的交流による情報管理は、即ちその人が持っている情報を交流することによって管理する、ということになる。こんなのは伝統的にどこでもがやっていたのだが、その情報を持つ人の所在の分からない人にとっては、蚊帳の外状態が今後も継続するでしょう。ましてや、共有の推進を会議で共有するには、時間・場所に制約されているし、参加者に限定されることが多いでしょう。
具体的手段を示す、庁内ネットワークを活用しての文字の挿入は、集まった情報源を対象の全員が、任意の時間に、端末機を用いて必要な情報を検索・抽出できるネットワークを構築するという、睦沢町の決意表明になります。
「庁内ネットワークを活用して」挿入をしていない文章は、旧態然として、何らの決意も具体的には示さない、全くのお役所的文言に見えて、「全庁的な取り組み体制の構築及び情報管理・共有方策」への魂の籠った意見になっていないことを指摘します。
【意見1の原文】の8行が、町担当者が手入れした【ご意見1】は15行へと、丁寧にリライトされました。【意見2の原文】では6行で、記述内容のアンバランスを数値的に説明したが、町担当者がリライトした【ご意見2】は3行の帯には短いリライトとなった。コメンテーターの意図から外れそうなリライトについては、事前の同意を求める手順が必要だと、痛切に感じます。 … 続く