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せっせと生活、ときどき読書

生薬抽出の温度

薬草講座の先輩にサフランをたくさんいただき


その折に


『サフランオイルを作ってみれば?
お肌、しっとりするわよ。
お料理の分はまた差し上げますから。」
といわれ作ってみました。







「ヨモギオイルを作るのに、
太白ごま油を96℃まで熱して、60℃まで下がったら
ヨモギをいれて三時間おくとオイルが濁らない」
と本に書いてあったのを真似しましたが、




出来上がりが色が薄く、ちょっと失敗したかなぁ
という感は否めない。

先輩に市販のサフランオイルの色をたずねてみると、
こんなふうにかなり濃い色です。



効果もありそうです。




思い出して、
以前、

神仙太乙膏(しんせんたいつこう)
という軟膏づくりをしたときの資料を
引っ張り出しますと、

「120℃から140℃のごま油に生薬を加え
5分唐揚げ状態にする」
とあります。

この軟膏には色々な生薬を
時間差で入れるのですが、

入れるたびに温度を保ちつつ、
5分煮ることを繰り返します。

最後の生薬を入れたら火を止め
80度まで下がるのを待つのです。

また
紫雲膏(しうんこう)づくりの資料には
「紫根を160℃から170℃で10分抽出」
とありますので、

サフランオイルはやはり
ごま油をもっと高温にすべきだったのかとも思います😆


お読みいただいてありがとうございました。
 

油の吹きこぼれに注意、と書いてありましたので十分注意して作りたいと思います😊










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