わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 20より大きい数 ⑧  簡単な(2位数)+(1位数)の計算

2024-09-10 16:50:46 | 日記

先生「問題です。」

児童 前回の(何十)+(何十)の計算の仕方を思い出す。

   答える。

先生 同じ位同士を計量することを 確認する。

 

  「お財布に、26円あります。

  3円もらいました。

  何円になりましたか。

 

   黒板に、十円玉2個、一円玉6個はった後、もう3円はる。

児童「29円。」

先生「29円ですね。

   56円じゃない?」

児童「違います!!」

   一円玉3枚の動かし方、動かした後の一円玉の数え方で、

   56円ではなく、29円になることを説明する。

先生「式を言ってください。」

先生 今までの式と答えを 児童とブロックで確認する。

   

   縦にブロックを並べて、一の位同士のたし算を

   目で見て確かめる。

 

 

児童 練習問題を解く。

 

先生 同じ位同士を計算することを 確かめながら、

   答え合わせする。

 

 

 

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2年 たし算とひき算 テープ図をつかって考えよう②

2024-03-28 11:44:58 | 日記

🌸🌸前回と同じ、前文です。🌸🌸

 

たし算やひき算の文章題を 1年生から、学習してきました。

たし算では「ぜんぶで」「あわせて」「ふえると」「みんなで」、

ひき算では「のこりは」「ちがいは」などの問題文の中の、

演算決定する言葉を探して、式をたて、答えを求めました。

 

 2年の「たし算ひき算」では、

★「ぜんぶで」という言葉があっても、ひき算で答えを求める

★今までヒントにしてきた言葉(「ぜんぶで」「のこりは」)が

 問題文になくても、問題を解かなければならない

場面が出てきます。

 

 「たし算ひき算」では、今までと違う方法で、文章題を解かなければならない。

 

 この時、問題を解く手がかりになるのが、「テープ図」です。

 

 問題文を読んで、すぐに、図に表すことができない児童のために

指導の工夫をしてみました。

 

(第二段です。)

 

2 問題文を読んで、どの数が「全体」で、

 どの数が「部分」を考える。

 

①問題文を 読む。

 

②三つの数を 探す。

  ・「24」「何」「30」を四角で囲む。

 

③「全体」を表す数は、どれか考える。

  

  *問題文の三つの数に、チェックを入れる。

   ・「30」を鉛筆で丸で(四角でも)囲む。⇦「全体」の数

 

④三つの数の数の関係を 考えて、テープ図に表す。

 

この流れを簡単に書くと

 

児童のノートに、問題文、問題文チェック、テープ図、式、答え、ひっ算

を書きます。

 

「たし算とひき算」の問題は、それぞれの数が、

全体なのか、部分なのかが分かれば、

どちらの演算を使えばいいのかが、分かります。

 

ぶぶん+ぶぶんぜんたい  全体を求めるたし算

ぜんたい-ぶぶんぶぶん  部分を求めるひき算

 

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2年 たし算とひき算 テープ図をつかって考えよう①

2024-03-28 11:44:58 | 日記

 たし算やひき算の文章題を 1年生から、学習してきました。

たし算では「ぜんぶで」「あわせて」「ふえると」「みんなで」、

ひき算では「のこりは」「ちがいは」などの問題文の中の、

演算決定する言葉を探して、式をたて、答えを求めました。

 

 2年の「たし算ひき算」では、

★「ぜんぶで」という言葉があっても、ひき算で答えを求める

★今までヒントにしてきた言葉(「ぜんぶで」「のこりは」)が

 問題文になくても、問題を解かなければならない

場面が出てきます。

 

 「たし算ひき算」では、今までと違う方法で、文章題を解かなければならない。

 

 この時、問題を解く手がかりになるのが、「テープ図」です。

 

 問題文を読んで、すぐに、図に表すことができない児童のために

指導の工夫をしてみました。

 

1 問題文からテープ図までの間に、「問題文ショート」

 「三つの数」を考える。

 

①問題文を 読む。

 

②問題文に出てくる 三つの数に チェックを入れる。

  ・三つの数のうち、分からない数は「」とする。

 

③できるだけ短い言葉で、問題文を表す。

 

  ・表した短い言葉を、動作で表してみる。

  「みかんが15こ」➡片手に みかん15こ

  「何個か買った」➡もう一方も手で みかんを買ってくる動作

  「ぜんぶで32こ」➡両手で円を描くように 〇ぜ~んぶ〇と動作

 

④三つの数を 表に当てはめる。

 

⑤テープ図に 数や言葉を書く。

 

★児童のノートには、問題文、テープ図、式、答え、ひっ算を書く。

 

★問題文ショートと三つの数は、児童とのやり取りを通して、

 みんなで考え、板書する。

 

 この学習の授業の前に、三つの数の表を使って、

「たし算ひき算」の関係を復習し、

授業が進んでいる間にも、何回も復習しました。

 

簡単な数では、

この表から、四つのたし算とひき算を考える。

4+5=9

5+4=9 (たし算は、一つのしきでもいいのかな?)

9-5=4

9-4=5

 

桁を増やして、

空いているところの数は?

100-20=80

 

80を書きこんで、他に、

100-80=20

80+20=100

20+80=100

 

三つの数を見たとき、パッと「たし算ひき算」の相互関係が

出てくるようになりました。

 

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2年 三角形と四角形  直角 直角三角形 

2023-07-02 16:30:06 | 日記

先生「直角が ある形を 調べよう。」

  

児童 4つの図形の図形の 直角が どこにあるか 調べる。

   *三角定規の直角を 当てて調べたり、前の学習で 作った

    直角の紙(直角の無い紙から直角をつくった)を 使って調べる。

   

   ★児童が 直角かどうか調べるとき、「直角調査隊」と名付けて

    三角定規や紙を持って、黒板のところで、調査する。

    

先生「長方形直角の数は?」

児童「4つ。」

先生「正方形直角の数は?」

児童「4つ。」

 

先生「長方形と 正方形があります。

   線のところで、切ります。」

  

 

先生「切った後の三角形に 直角は、ありますか。」

児童「あります。」「こことここに あります。」

  「同じ形が 2つ。どちらも1つずつ 直角があります。」

先生 児童が指したところに、直角マークを 付ける。

先生「直角のある三角形を 直角三角形と言います。」

   黒板に、直角三角形の定義を書く。

 

先生「この三角形は(三角定規)は、直角三角形ですか。」

児童「直角三角形です。」

  「ここに、直角があります。なので、直角三角形です。」

 

先生「正方形を この線で切ったら、どうなるかな?

  直角三角形が できるかな。」

先生「この角の直角は、線で半分になっちゃうね。

   だから、直角三角形にはならないよね。」

児童「先生!! 新しい直角が できてる!」

  「あ、ほんとだ!」

  「角の直角は、無くなったけど、真ん中に 直角ができたかも

   しれない。」

先生「では、直角調査隊を派遣します。〇さん、お願いします。」

児童 新しくできた真ん中の角が 直角かどうか調べる。

  「全部、4つとも 直角です。」

先生「4つの 直角三角形ができたね。」

 

先生「直角三角形は どれですか。」

児童 直角三角形を 選び取る。

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2年 三角形と四角形  直線 へん 

2023-06-25 15:30:53 | 日記

先生「1年生のとき、こんな学習をしたね。」

   三角形の色板、数え棒、点が描いてある紙を 児童に見せ、

   どんな学習をしたか、思い出させる。

 

   

 

   

 

  

先生「形を 三角の色板や棒、線で 作りました。

   この棒や線のことを 『直線』と言います。

   『ぴんと はった ひものように、まっすぐな線を

   直線といいます。』」

   言葉で言いながら、黒板に 書く。

 

  「これは、直線?」

   と聞きながら、黒板に 定規で描いた直線や フリーハンドで

   描いた曲線を 指さしながら聞いていく。

  *紐を手に持ち、ピンとはったり、ゆるめたりして、「直線!」

   「直線ではない」と児童が言い、「直線」という言葉を覚えた

   こともあります。

 

先生「ミニ定規を使って、直線を描いてみよう。」

児童 プリントやノートに ミニ定規を使って 直線を描く。

  *ミニ定規を 振り子のように動かしながら、大きい波1本、小さい波1本を

   描く。それができたら、自由にミニ定規を使って直線で描く。

 

先生「教科書に付いている 8つの形を 切り取りましょう。」

児童 8つの形(パズルのピース)を 切り取り、

   4つの形(魚、ロケット、家、船)を 作る。

   プリントに 4つの形が 実物大の大きさで、印刷されているので、

   その形に合わせて、8つの形(パズルのピース)を置いていく。

 

先生「かたちを なかまわけしよう。」

   8つの形には、「あいうえおかきく」と書いてある。

児童 直線の数で 二つに 仲間分けする。

 

   

 

 

*このノートには、後から書き込んだ「正方形」「長方形」「直角マーク」

 が入っています。

 

児童 直線の数➡の数、頂点の数を 調べて表にまとめる。

 

先生「三角形や四角形を 見つけよう。」

児童 児童が、たくさんの図形や線の中から、「三角形」「四角形」を

   探し出すには、

    

   という二つの図形の定義が必要です。

   「三角形」「四角形」調査隊の「ひみつ道具」は、この定義です

 

    

 

児童 四角形、三角形を見つけ、黒板の「四角形」「三角形」と書いてあるところに

   図形を 貼る。

   貼った後、この図形が、「四角形」「三角形」である理由を話す。

   「ひみつ道具」の言葉を使って話す。

   この時、直線の数だけではなく、「直線に かこまれた」かたちである

   ことも大切です。

   

 

 

 

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