1年 さんすう とけい「なんじ？なんじはん？」②

先生　前回の復習。
　　　黒板に、◇みじかいはり・・・〇じ
　　　　　　　◇ながいはり・・・・ちょうど（12）　はん（6）

先生「なんじですか。」
　　　紙の時計に、紙の針で、何時かだけを聞く。
児童「〇じ。」



先生「なんじですか。」
　　　数字と数字の間に、針を置く。
児童「〇じ。」




　　それぞれ、12じのへや、1じのへや、2じのへや、
　3じのへや・・・があることを　確認する。

　　もう一度、時計の針の位置で、「ちょうど」「はん」を
　読む。


先生「時計を読みましょう。」
児童　模型時計を使って、1じ、1じはん、2じ、
　　　2じはん・・・を　読む。

先生「一人に、一つずつ　時計を配ります。
　　　もらったら、12じちょうどに　針を
　　　合わせてください。」
児童　12じに合わせる。

先生「針を動かして、3じ！」
児童　つまみを回して、針を動かす。
先生　児童の間を　回って、「OK！」「いいね！」
児童　先生の指示に合わせて、6じの次に、8じはん、
　　　9じ・・のように、朝起きてから、学校で過ごす
　　　時刻を　針で合わせていく。
　　　
　　　先生の評価から、児童同士の評価に、変えていく。


　　

1年 さんすう とけい「なんじ？なんじはん？」①

先生「この教室に、時計は何個、ある？」
児童「1個です。」
先生「ほんとに、一個？」
児童　教室中を、眺める。
先生「ヒントです！みんなの目の前にあります！」
児童　黒板や教卓を見た後、先生に視線を戻す。「あ！！」
　　「腕時計だ！」「二個あります！」
先生「発見したね、二個目。教室には、時計が二個ありますね。
　　　
　　　では、次の質問です。」

　　　黒板に、円と点を描く。
　　「時計には、あと、何がありますか。」
児童「数字があります。」
　　「針があります。」
先生「数字と針がありますね。他には？」
児童　考える・・・
　　「あ、線があります！！」「線って長いのと、短いのがある！」
先生「この線を　『めもり』と言います。」

先生　円と点に、数字を書く。
　　　円の一番上に『1』と書き始める。
児童　ざわつく。「違うんじゃない？」「一番上は、1じゃないよ・・・」
　　「先生！『1』じゃありません！」「12って書いてください！」
先生「お、そうでした！12が一番上だったね。みんな、よく見てるね。間違いに
　　　気が付いてくれた。」
　　　児童に聞きながら、数字を書き込んでいく。

先生「時計に、針は何本ありますか？」
児童「二本です。」「三本です。」
先生「教室の時計に、針は三本あるね。
　　　一番細い針は、秒針と言います。
　　　1年生では、秒針は学習しません。
　　　二本の針の読み方を　学習します。」

　　　時計学習用の時計を見せる。
先生「長い針と　短い針の動きを見ていてね。」
児童　二つの針の動きを見て、動きの違いに気が付く。

先生　黒板に気付いたことをまとめる。
　　　長い針・・はやい　ぐるっと
　　　短い針・・ゆっくり　少しずつ
　　　＊どちらも、右回り。


　時計には、物差しが　二つある。
　短い針・・「じいちゃん」ゆっくり動く
　長い針・・「ふんくん」足が速い
　と、YouTubeで小島よしおさんが、言っていました(*'▽')

先生「短い針は、『なんじ』を読みます。やってみよう！
児童　短針を見ながら「1じ」「2じ」・・・と読む。

先生　文字盤の1と2の間に短針を　合わせて「なんじ？」
児童　「1じ」「2じ」
先生　短針のどこからどこまでが、1時か教える。
　　　数字と数字の間にも、短針を置いて、「なんじ？」
　　　と児童に聞く。

先生「短い針を　読むことが出来るようになりました。
　　　今度は、長い針を読みましょう。
　　　今日は、『ちょうど』と『はん」。」
　　　
　　　　長い針に注目させて、「はん」と「ちょうど」が
　　　　言えるようにする。

　　　　「はん」の時の、短い針の位置も確認する。

　　　　最後に、短い針と長い針を合わせて、「なんじ」「なんじはん」を
　　　読む練習をする。


　　　　みんなの前で、列ごと、班ごと、隣同士の二人、一人で
　　　時計を読む。
　　　　プリントで、時計を読む練習をする。