わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 20より大きいかず ⑦  簡単な(何十)+(何十)の計算

2018-02-10 16:41:45 | 日記

先生「数を読もう。」
   カードを1枚ずつ、テンポよく出す。

102  108  111  120


児童「ひゃくに」「ひゃくはち」
  「ひゃくじゅういち」「ひゃくにじゅう」


先生 ランダムに、100から120までの数のカードを
   次々に出す。
児童 数を読む。



先生「大きさ比べをします。」
   黒板に56と72を書く。
  「大きい方の数を指します。」
児童 パッと指さす。


先生「どの数字を見て大きいと決めたの?
   ここ?ここ?」
   二つの数字の一の位を指す。
   次に十の位の数字を指す。
児童「十の位。」
先生「5と7を比べたんだね。
   50と70という意味だね。」

先生 黒板に108と118を書く。
   同じように、①どちらが大きいか
         ②どのくらいの数を見て決めたか
         ③その理由
   を確認する。
先生 119と122も同じように比べる。


先生「 お財布に、20円あります。
  30円もらいました。
   何円になりましたか。」
   黒板に十円玉を二枚はった後、もう三枚はる。


児童「50円。」
先生「50円になったね。

   また、30円もらいました。   

   何円になりましたか。」

   黒板に十円玉五個に加えて十円玉三個はる。
児童「80円。」
先生「そう、80円。

   また、20円もらいました。

   何円になりましたか。」
   さらに十円玉二個はる。
児童「100円!」
先生「100円?確かめよう。」

   十円玉を数える。
  「10、20、・・・90、100。100円だね。
   10円が十個で100円。」
   百円玉を出す。


先生「今の問題を式に書くとどうなるかな?」
児童 20+30=50から順番に式を言う。



先生 今までの式と答えを児童とブロックで確認する。
   
   縦にブロックを並べて、十の位同士の足し算の仕方を
   目で見て確かめる。





 教科書で、十の位同士をたす足し算を解く。

 プリントでも、十の位同士の足し算の計算問題。文章題を解く。
    

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1年 20より大きいかず ⑥ 2位数・3位数の数の大きさ比べ 簡単な3位数の表し方

2018-02-08 15:55:06 | 日記

先生「どちらが、大きいでしょうか。」
   黒板に二か所、十の位、一の位と
   枠を書いておく。


   

   そこに、1~9までの数を書いたカード、
   二セットからランダムにカードを選ぶ。
  「一の位に、5、こちらは、2。
   どちらが大きいと分かったら、大きい方を
   指さして。」


児童 まだ、手を出さない。
先生「十の位、1、こちらは、6。」


   黒板には、『1562
児童 62の方を指さす。


先生「正解!

   十の位の数が出ないと、どちらが大きいか
   分からないね。」
   カードを置く速さを速めてもう一回。

   今度は、十の位を先に置く。
先生「十の位が、7、こちらは、4」


児童 パッと指さす。
先生「おっ、速いね。一の位が分からなくても
   分かったんだ。」
児童「一の位の数は何でも
   十の位の数で大きいと分かる。」
先生「そうだね。一の位の数ではなく、十の位で決まるね。」


  今度は、百の位に1のカードを置く。(二か所とも)
  百の位が同じ1だと、十の位でどちらが大きいかが決まる
  ことをおさえる。



先生 黒板に十の位、一の位と枠を書き、ブロックをはる。
   ブロックの数を読む練習をする。
   全体、個別、どんどん指名していく。

   

   十の位の上に、『10が
   一の位の上に、『1が』と書く。
先生「一緒に、読みます。
   10が5こ。」
児童「10が5こ」
先生「1が7こ」
児童「1が7こ」
先生「で、57」
児童「で57」

先生「問題です。
   10が6こと、1が5こでいくつ?」
児童「65」
   他の数でも繰り返す。


   百の位を書き足す。
先生「10が 10こで百。」
児童「10が 10こで百。」
先生 先日、百のまとまりをどう数えたか思い出させて
   もういちど、百を確認する。

先生 百の位に百のまとまりブロックを一つ、
   十の位に十のまとまりブロックを一つ、
   一の位にばらのブロックを一つ置く。
   下に、100101と書く。



児童 ざわつく。
先生「どうしたの?」
児童「えーと、なんかおかしいです。」
先生「100101、ひゃくじゅういちだよね。」
児童「十の位のところに、10って書いちゃだめです。」
先生「なんで?」
児童「十のまとまりが、10こじゃないから。」
  「十のまとまりが1こで、10。」
  「一個だから、0を書いちゃだめ。」
先生「ほんとだ!十が10こじゃないね。」
   0にバツを書く。
児童「百の位のところも!」
  「百のまとまりが、1こだから1って書く。」
  「0をとらないと。」
先生「ほほう、百のかたまり1こだから、1ね。」
   0にバツを書く。
   111になる。
 
   ブロックを120に並べて、どう書くか
   みんなで考える。

 教科書で三位数の表し方の問題を解く。

 プリントで二位数、三位数の表し方、位どりの書き方、
数の構成、数直線の問題を解く。




  

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1年 20より大きいかず ⑤ 100までの数の表 数の線

2018-02-07 17:25:36 | 日記

先生「5とびの数を言います。」


   黒板に数直線(5とびの数が書いてある。)


児童「5,10,15・・・60」
先生「60まで一息で言えるかな?」
児童 練習する。
先生「では、みんなでこの速さで、5、10、15」
児童 一息で言える速さで60まで言う。
先生 班ごと、一人ずつなど児童ができているかどうか評価する。

   ★この後の「とけい」の長針を読む学習に つながる。

先生「上手に、一息で言えるようになったね。
  
   問題です。

   この51の数は、数の線で どこでしょうか。」


   51と書いてあるカード(下に、場所を示すための矢印がはってある。)
   を出して見せる。


  「このカードが線の上を動きます。51の場所に行ったら、『そこ!!』
   って言ってください。」


   51のカードを数直線上を滑らかに動かす。


児童 じっとカードを見る。
  「そこ!」「そこ!」「ちがう!あー」「行きすぎ!」
先生「よく見て、すぐ言わないとカードは止まらないよ。
   もう一度!」
   カードを動かす。
児童 じっとカードを見て「そこ!!!」


先生「声がそろったね。うん、ここだね、50からひとつ右。」

   2447のカードも同じように行う。

先生「今日は、

 0から100までのカードをならべます。」


   黒板に教科書に載っている数の表を拡大コピーしたものをはる。

   ★ピンクの線のところで、折っておく。

    最後に、「100」のカードを どこに置いたらいいか、

    みんなで考える。


先生「この表には並び方の秘密があります。よく見て考えてね。」


児童「この縦は、一の位の数が同じです。」
  「この縦は、十の位の数が増えていってます。」
先生「まだ、他にある?」
児童「横を見ると、十の位の数が同じです。」
  「横の一の位の数が増えていったいます。」


先生「並び方の秘密が分かったら、ここの数は何だか分かる?」
   カードが書いていないところを指す。
児童「60」
先生「なんで60だって分かるの?」
児童「縦は十の位の数が増えていっていて、50の次だから60.」
先生「そうだね、だから60だね。

   では、これから

  この表の空いているところにカードを

  はっていきます
   みんなに、一人3枚ずつカードを配ります。」
児童 数が書いてあるカードを机の上に並べる。

先生「表のここのカード持っている人、来てください。」
   表を指さしたところに児童がカードをもってくる。
   指したところにのりをつける。
   ヒントになる言葉などを言いながら、持ってきたカードをはっていく。


先生「最後のカードになりました。100のカードはどこにはる?
児童 理由を言いながらカードをはる。


先生「百までの表ができました。
   問題です。先生がかくしたカードの数答えてください。」

 

    
   白カード(何も書いていないカード)を十字に5枚はる。
   十字の真中の数を答える。
   表の数の並び方のきまりを確認しながら、数を当てる。
   数回、繰り返す。

 教科書の表に書きこむ。

 空欄が教科書と違うプリントの数の表に数を書く。

 100までの数の構成、書き方を問う問題を解く。
   

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1年 20より大きいかず ④ 10が10こで100

2018-02-05 15:42:59 | 日記

先生「何円でしょうか。」
   一円玉、12個かいてある紙をはる。
児童 目でよく見て、数え始める。
  「11円」「12円」「13円」
先生「一緒に数えてみよう。」
   絵にマグネットを置きながら、10のまとまりを作る。
児童「12円だ!!」
先生「何円かはっきりしたね。

   こうなってると、もっと分かりやすいね。」
   十円玉一個と一円玉二個がかいてある紙をはる。


児童「パッとみて分かる。」
先生「10のまとまりの10円は便利だね。

   では、これは、何円ですか。」
   10円玉、4個を黒板にはる。


児童「40円」
先生「はい、もう一つ。」十円玉を一つずつ増やしていく。
児童「50円」「60円」「70円」

先生「五十円玉を使ってみるね。」
   五十円玉に十円玉二個で70円になるようにはる。
   十円玉を一つずつ増やしていく。
児童「80円」「90円」「100円!」
先生「100円になったね。

   こうやっても100円だね。」
   50円玉二個を出す。
先生「十円玉十個で100円。
   五十円玉二個で100円。
   一円玉では?」
児童「百個で100円。」


先生「今度は、ブロックで考えてみよう。」
   黒板に、十の位、一の位、枠を書く。


   十の位に、五本の十のまとまりブロックをはる。
  「数は?」
児童「50」
先生 十のまとまりブロックを一本ずつ増やす。
児童「60」「70」「80」「90」「100」

先生「十の位の部屋に、十のまとまりが十本あるね。
   一の位の部屋に、バラが十個になったら、変身するんだったね。
   十のまとまりが十個になったら、変身しないと!」

   百のまとまりのブロックを出す。
   十のまとまり十本を百のまとまりブロックに変身させる。
   そのあと、百のまとまりの部屋を書き加える。


   書き加えた部屋に、百のまとまりブロックをはる。


   ブロックの下に、三つの位に、それぞれ数字を書き入れ、100と書く。

先生「新しい部屋ができました。
   このブロックのかたまり、百もある?
   本当に、このブロックが百あるかみんなで数えてみよう。
   1,2,3,4,5,6、・・」


児童「先生!!」
先生「なに?」
児童「一個ずつ、数えなくて大丈夫です。」
先生「え?」
児童「十のまとまりが分かってるから、10,20,30って
   数えていけばいいと思います。」
先生「なるほど!
   ここが、十のまとまりって分かってるんだったね。
   では、もう一度、最初から。
   10,20、・・・90、100!」
   十のまとまりブロックを指しながら数える。

 百のブロックを取り除き、95からバラのブロックを
一個ずつ増やして、99から100になるときのブロックの
動きを確認する。
 バラ(1が)は0、十のまとまりは0、百のまとまりは1になって
「100」と言うことをもう一度確かめる。


 教科書の百のブロック問題を解く。

 プリントで、ブロックの数を書く問題、百のものを数える問題を解く。


 

   

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