わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年 さんすう いくといくつ③

2022-04-29 13:39:15 | 日記

先生「数を 読もう。」

 

   数のカードを 指さす。



児童「0,1,2・・・9,10」


先生「カードを 何枚か抜きます(取ります)。」



  「6」のカードを持つ。


  「カードを こうやって動かします。」


   赤い矢印の向きに、「6」のカードを ゆっくり動かす。


  「6のところに、カードが来たら、

  『ストップ!』って言ってね。」
   カードを 動かす。


児童「ストップ!!」


先生 5の隣に カードを 貼る。
  「いいね! 次は、8。」


   同じように、カードを動かし、児童の「ストップ!」で
   カードを貼る。


*難しいのは、「1」。すぐに、ストップを言わなければいけない。
 また、隣の続きカードが無い時も、難しい。


 先生のカードの動きを 速くすると、児童の集中力がアップする。

 前記の「0」「5」「9」の三枚のカードの置き方ではなく、いろいろ

 変化させると おもしろい。

 また、慣れてきたら、カードの動きを 反対から(数の大きい方から)

 動かす。



先生「数は?」



児童「6」


先生 次々、絵や〇を出す。
児童 パッと見て 答える。


















先生「5のいくつといくつの復習。」
   磁石やブロックを使って、テンポよく。
先生「5は、2と」
児童「3」
4通り行う。

先生「今日は、玉落としを 持ってきました。
   ここから、玉を落とします。
   この中には、壁があって、二つに分かれます。
   見ていてね。」
   児童に、裏側から、玉が動く様子を見せる。



  「9個の玉を ここから落とします。
   落とし終わったら、箱の片方を見せます。
   そこで、問題。

   もう片方には、いくつの玉がはいってるかな?」


   次々、玉を入れ、箱の片方を見せる。
   見えた方には、5個の玉。
先生「もう片方の玉は いくつ?」
児童「4個」
先生 もう片方を開けて見せ、5個あることを
   確認する。
  「4個。正解です。」
   何回か、繰り返す。

   黒板で まとめる。
   今までの 数の分解の書き方とは 違う書き方で書く。


   9の分解の、8通りを新しい書き方で 黒板に書く。


児童 プリントに書き込む。

先生「10は、いくつといくつか、考えてみよう。」
   大きい100玉そろばんを 出す。



先生「一段の 玉の数を 数えます。
   一緒に。」
児童「1,2,3・・・、9,10」
先生「10は、5と」
児童「5」
先生「10は、4と」
児童「6」
   10の分解の9通りを そろばんを使って 確認する

児童「1から順番にしたら、階段になると思います。」
先生「なるほど!
   やってみよう。
   10は、1と」
児童「9」
先生「10は、2と」
児童「8」
   10の分解を 左側を1,2と進めると、きれいに
   階段状になることが分かる。
先生「おう、きれいに階段になったね。
   いつもの、言葉で書いてみるね。
   皆さん、先生の書く速さに 合わせて
   続きの数を 言ってください。」

   10は 1と9
   10は 2と8
   10は 3と7
   10は 4と6
   10は 5と5
   10は 6と4
   10は 7と3
   10は 8と2
   10は 9と1

先生「これを見て、気が付いたことがあったら
   教えてください。」
児童 気付いたことを言う。
先生 先ほどの、100玉そろばんと関連した発言が
   あったら、もう一度、そろばんを見せる。

児童 10の分解のプリントを書き、今日の学習をまとめる。



*10の分解は、これからの加減法の基礎になるので、
 習熟するまで、何度も、繰り返す。











*プリントで、10の分解を 習熟しているとき、
 なかなか 進まない児童には、

① 10粒のビーズを 紐に通したものを 渡し、
  「10は、5と5」「10は、3と7」と言いながら
   ビーズを動かす。
   または、ビーズを動かしてから、言う。



② 1から9までの数字が 書いてあるカード(5は2枚)を 準備する。
  机の上に、10枚のカードを 並べる。
  「スタート!」の合図で、できるだけ早く、合わせて「10」に
  なるカードを 見つけて、2枚をくっつけて並べる。
  秒数を計ると、盛り上がり、夢中になって取り組む。
  






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1年 さんすう いくつといくつ②

2022-04-28 13:57:06 | 日記
先生「数は いくつか、聞きます。
   素早く数えて、答えよう。」
   絵を出す。

  「数は?」
児童「3」
先生 絵を出す。
  「数は?」

児童「5」

この繰り返しを、素早く行う。






絵だけではなく、〇を数える。(1から10までの10枚)






最後は・・・

先生「数は?」
児童「・・・」「えっ!」「まだぁ~」

先生「数は?」
児童「9」
先生「正解!
   もう一度、カメを数えてみよう。」
児童「9だ!」
先生「この〇も9,カメも9。
   どうして、〇はパッと数えられて、カメは時間がかかったの?」
児童「カメはバラバラだった。」「カメは、一つ一つ数えた。」
  「〇は、もう5のかたまりが分かってるから、
   すぐに9って分かった。」
  「この紙の〇は、めいっぱい入って10。1こ無いから、9。」
先生「なるほど。5のまとまりがあると、すぐに分かるんだね。
   きれいに並んでいるだけじゃなくて、5のまとまりが
   あるから、すぐに分かるんだね。」

前回の手遊びのように、一桁の大きい数を、5といくつに
素早く出来るように、練習する。


  「きょうは、前の「いくつといくつ」の復習から。
   5は、1と」
児童「4」
先生「5は、2と」
児童「3」
4通りの分解の仕方を、言いながら、
数字(板書)や具体物(磁石、絵など)で確認する。
6の分解も、同じように復習する。

先生「今日は、7を分けます。」
  黒板に、7個の磁石を貼る。
  磁石を分けるために、定規や棒磁石を手に持つ。
  「7は、1と」
児童「6」
先生「7は、2と」
児童「5」


先生「7は、3と」
児童「4」

   同じように繰り返し、6通りの「7の分解」を みんなで
   確かめる。

   みんなで確かめたことを、児童に発言させ、
   板書を完成させる。


先生「みんなが言ってくれたことを
   黒板に違う書き方で、書いてみるね。」
   7は 1と6
   7は 2と5
   7は 3と4
   7は 4と3
   7は 5と2
   7は 6と1
  「これを見て、何か気が付いたことある?」
児童「ここのたては、1つずつ増えています。」
  「こっちのたては、1つずつ減っています。」
  「この1と6の反対が、ここにあります。」
  「2と5の逆の、5と2が下にあります。」などなど
先生「たくさん気が付いたね。すばらしい!

   これから、8を分けるけど、
   今、みんなが気が付いたことを使えそうだね。」
   黒板に、ブロックを8個貼る。



  「8は 7と」と書いて
   児童に発言させる。次々に、「発言→書く」を繰り返して
   8の分解を 縦書きに、7通り書く。

   8は 7と1
   8は 6と2
   8は 5と3
   8は 4と4
   8は 3と5
   8は 2と6
   8は 1と7
  
   気付いたことがあるか、児童に聞く。
   同じ数土の「4と4」について、取り上げる。



先生「ブロックを 見ながら、答えてね。
   8は 2と」
児童「6」


先生 ランダムに、8はいくつといくつかを聞く。

   答えられるようになったら、聞く数を隠す。

  「8は、6と」
児童「2」

先生「8は、2と」
児童「6」

   7と8の分解のプリント2枚を解いて、まとめをする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1年 さんすう いくつといくつ①

2022-04-27 15:07:10 | 日記
先生「先生の歌の合わせて、先生のマネを しよう。」
   両手を 肩の高さに 挙げる。

   10人のインディアン(よいこ)の替え歌「ピクニック」を
   歌いながら、食べるマネをする。

  「いちとごで たこやき食べて
   にとごで ラーメン食べて
   さんとごで ケーキを食べて
   よんとごで アイスを食べて
   ごとごで おにぎりにぎって
   ピクニック レッツゴー!」
   
*「ピクニック」の振り付け
 1と5  たこ焼き(左手5本)を 楊枝(右手の指1本) 刺して 食べる。
 2と5  ラーメン(5本)を 箸(2本)で 食べる。
 3と5  ケーキ(5本)を フォーク(3本)で 食べる。
 4と5  アイス(5本)を スプーン(4本)で 食べる。
 5と5  両手で おにぎりを 握って
 レッツゴー 片手を頭の上に 挙げる。


*阿部直美の手あそび歌あそび 世界文化社より

児童 先生のマネをしながら、左手は、ずっと5本、
   右手はの指の数を 歌に合わせて、増やす。(⌒∇⌒)

★「ピクニック」の歌を、後日、さらに替え歌にする。
  「いちとごで ろくになって(1+5=6)
   にとごで ななになって(2+5=7)
   さんとごで はちになって(3+5=8)
   よんとごで きゅう(く)になって(4+5=9)
   ごとごで じゅになって(5+5=10)
   いちにさんしごろくしちはちくじゅう」

 数を数える学習の時には、
同じメロディーで「10人のよい子」を 使いました。


*阿部直美の手あそび歌あそび 世界文化社より


先生「きょうは、『いくつといくつ』の 学習をします。」
  


  「自転車が 5台あります。
   みどりの自転車置き場と オレンジの自転車置き場に
   分けて、置きます。
   どんな置き方が あるかな?」
児童「みどりに 1台、オレンジに 4台」
先生「なるほど、こうだね。」
   児童の言ったとおりに、自転車を、みどりとオレンジの
   場所に 動かす。
   さらに、5、線、1、線、4を黒板に書く。

   5台の自転車の分け方は、4通り。
   児童から4通り、引き出す。
   今回は、「分ける」ので、5台と0台は扱わない。

先生「これで、全部だね。
   一緒に 言ってみよう。」
   数字と線の5の分解を 指さしながら。
  「5は、1と4」
児童「5は、1と4」
先生「5は、2と3」
児童「5は、2と3」
   リズムよく、4通りを言い、繰り返す。
   今度は、言葉に合わせて、自転車を動かしながら、
   5の分解を 覚える。

*児童ひとりひとりに、おはじきやブロックがあったら、
 5つのおはじきやブロックを動かしながら、5の分解を
 覚える。

先生「今度は、チューリップ6本を 二つの花瓶に
   分けます。
   どんな分け方が あるかな?」



   自転車の時と同じように、チューリップを
   花瓶に移しながら、いくつといくつに 分けられるか
   児童に考えさせる。

先生「6本の分け方は、5通りだね。
   先生のマネをして、指を出しながら、
   数を言ってね。
   6は、1と5」1本指と5本指を出す。
児童「6は、1と5」数の分だけ 指を出す。
   5通り 繰り返す。

   5と6の分解のプリント2枚を解いて、まとめをする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年 算数 たし算のひっ算⑤

2022-04-23 09:22:14 | 日記
先生「たし算のひっ算が、できるようになってきたね。
   初めの授業で、みんなの答えが 3つ出た問題を
   覚えている?
   今日は、正しい答えを 出します!」



  「29円のグミと32円のラムネを 買ったら、いくらになるか
   という問題でした。みんなの答えは、51,52、53の3つ。
   では、解いてみよう。」
児童 3人、黒板に出てきて、ひっ算で問題を解く。
先生「あれれ、れ?
   51でも52でも53でもなかったね~
   3人とも答えは、61。あってますか。」
児童 手で大きな丸を 作る。
先生「最初は出来なかった問題が
   出来るようになったね。
   くり上がりのあるたし算、バッチリ(⌒∇⌒)になりました。」

*ひっ算の習熟は、プリントで 行う。
 ①くり上がり無しひっ算 2位数+2位数 2位数+1位数 1位数+2位数

 ②くり上がりのあるひっ算

 ③くり上がり無しとありの混合ひっ算

 ④考える問題

 参考「板書で見る全単元・全時間の授業のすべて」東洋館出版社


*考える問題




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年 算数 たし算のひっ算④

2022-04-21 16:10:53 | 日記
先生「くり上がりののあるたし算の
   計算の仕方を 言葉で言います。
   みんなも、先生の後に続いて 言ってね。」

先生「一のくらいから 計算する。」
児童「一のくらいから 計算する。」



先生「5+9=14」
児童「5+9=14」
先生「一のくらいは 4。」
児童「一のくらいは、4。」
先生「十のくらいに、1,くり上げる。」
児童「十のくらいに、1,くり上げる。」
★★もう一度★★
先生「十のくらいに、1,くり上げる。」(^^♪
児童「十のくらいに、1,くり上げる。」(^^♪



先生「1くり上げたので、3+2+1=6」
児童「1くり上げたので、3+2+1=6」
先生「十のくらいは、6」
児童「十のくらいは、6」
先生「こたえ、64」
児童「こたえ、64」



ここまで、テンポよく、黒板に数字を書きながら
児童に復唱させる。

先生「問題です。
   ひっ算のまちがいを 見つけてください。」


*右わきに書いてある「くり上がり」は、
 児童の発言からこの言葉が、出てきたら書く。

児童「くり上がりの『1』が書いてありません。」
  「くり上がったのに、足していません。」
  「くり上がりの1を足して、2+3+1にしていません。」
先生「ホントだね!間違っている。
   では、正しい書き方で、答えを書いてください。」
児童 指名された児童が、黒板に 正しい書き方で答えを
   書く。
先生 児童が書いている時、先ほどの「たし算のひっ算の言葉」を
   つぶやきながら、見守る。
   「28+62=60 正解です。」

   他に2問、同じように 間違いを見つけ、正しい書き方で
   答えをだす。





先生「まちがいさがしをして、分かったことは、どんなことですか。」
児童「くり上がりを忘れないようにすることが、大事です。」
  「忘れないように、1,を書いたほうがいいです。」
  「くらいをそろえないと、ダメです。」
  「ひっ算を書くとき、一のくらい、十のくらいの場所を
   ちゃんと考えて書かないと、答えが違っちゃいます。」
先生「大事なことに気が付きましたね!すばらしい!
   では、練習問題を解いてみよう。」
児童「やったー!」


*くり上がりのある 2位数+2位数=何十 の練習問題を解く。
  24+46  31+19  67+23  35+45
  13+27  48+22  36+24  72+18
  
*くり上がりのある 2位数+1位数 の練習問題を解く。
  59+6  64+7  52+8  74+6 

*くり上がりのある 1位数+2位数 の練習問題を解く。
  9+37  8+66  7+43  5+65
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする