🌸🌸前回と同じ、前文です。🌸🌸
たし算やひき算の文章題を 1年生から、学習してきました。
たし算では「ぜんぶで」「あわせて」「ふえると」「みんなで」、
ひき算では「のこりは」「ちがいは」などの問題文の中の、
演算決定する言葉を探して、式をたて、答えを求めました。
2年の「たし算とひき算」では、
★「ぜんぶで」という言葉があっても、ひき算で答えを求める
★今までヒントにしてきた言葉(「ぜんぶで」「のこりは」)が
問題文になくても、問題を解かなければならない
場面が出てきます。
「たし算とひき算」では、今までと違う方法で、文章題を解かなければならない。
この時、問題を解く手がかりになるのが、「テープ図」です。
問題文を読んで、すぐに、図に表すことができない児童のために、
指導の工夫をしてみました。
(第二段です。)
2 問題文を読んで、どの数が「全体」で、
どの数が「部分」を考える。
①問題文を 読む。
②三つの数を 探す。
・「24」「何」「30」を四角で囲む。
③「全体」を表す数は、どれか考える。
*問題文の三つの数に、チェックを入れる。
・「30」を赤鉛筆で丸で(四角でも)囲む。⇦「全体」の数
④三つの数の数の関係を 考えて、テープ図に表す。
この流れを簡単に書くと
児童のノートに、問題文、問題文チェック、テープ図、式、答え、ひっ算
を書きます。
「たし算とひき算」の問題は、それぞれの数が、
全体なのか、部分なのかが分かれば、
どちらの演算を使えばいいのかが、分かります。
ぶぶん+ぶぶん=ぜんたい 全体を求めるたし算
ぜんたい-ぶぶん=ぶぶん 部分を求めるひき算