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ヤクルト優勝を祝う気になれない

2021-10-27 11:18:00 | 日記
昨日で阪神タイガースの優勝の目は絶たれたのだが、東京ヤクルトスワローズ優勝を祝う気にもなれない。

なんか勝ち星が少ないのにF1ワールドチャンピオンに三度なったネルソン・ピケ(1952-)を思い起こす。

1981年、1983年、1987年、僅か3勝でワールドチャンピオンである。

その時の2位が勝ちが多いのにも関わらず。
アラン・プロスト(1955-)はピケより二勝多いのに83年にワールドチャンピオンを逃している。


個人的にはアラン・プロストは好きなF1ドライバーであり、85年に30歳で念願のワールドチャンピオンに輝き、翌年も連覇、89年には日本で絶大な人気を誇る音速の貴公子アイルトン・セナ(1960-1994)の追撃をかわして三度目のワールドチャンピオンに輝き、92年は休養も93年に四度目のワールドチャンピオンに輝き引退した。

無理をしない走り、タイヤに優しい走りで、正確かつ速かった。

日本ではセナの敵役にされるがヨーロッパではプロストは英雄扱いされている。

バーニー・エクレストン(1930-)も「個人的に一番のチャンピオンはアラン・プロストではないか」と発言している。

瞬時に異常に気づき、ダメならピットに入れてレースを終わらせる、勝つ時は確実に勝ち勝てないならポイントと切り替える。

本人は「優勝より意味のある2位があるんだ」と言っている。

「優勝以外は意味がない」と言い切るセナとは正反対である。

確かにセナは速いが露骨な幅寄せをしたり、かなりブロックがきつかったりとエグい走りで何がなんでも優勝を狙いに行く。

最後のクラッシュによる事故死も事前に異常を見抜く危機管理があれば防げた。

あの辺りがプロストにあってセナにはない所だな。

まあ、F1の話に逸れたが阪神もミスを少なくしないといけない。

今のままだとまるでナイジェル・マンセル(1953-)である。


彼は速さもあったがやらかしのミスが多く、二度もチャンピオンを逃して92年に漸くワールドチャンピオンになってその年に引退、後にアメリカのカートインディに参戦してチャンピオンになっている。

ヨーロッパとアメリカでチャンピオンになった珍しいドライバーである。

現役時代は『大英帝国の愛すべき息子』や、『暴れん坊』や『荒法師』の渾名があり、ヨーロッパだけでなく日本でも人気があった。

やらかしはするがハマると速いのは確実だった。

なんか阪神タイガースと似てなくもない、人気の割には優勝を逃す辺りよく似ている。

昨日もやらかし(エラー)で負けたし、肝心なところでやらかすのはマンセルとよく似ている。

その憎めなさが『男はつらいよ』の渥美清(1928-1996)演じる寅さんこと車寅次郎に通じるものがあるのだろう。

いつも同じ失敗をしては泣きを見て旅立つ辺りはどこか愛嬌と言うかペーソスが漂い人気があった。

つまらないミスや同じ失敗をしないことが、阪神タイガース優勝のキーではないかと個人的には思う。

あと、ユニフォーム変えてくれないかなあ。




ユニフォームに黄色は虎のマークだけでシンプルに黒い帽子、ビジターは上下グレーで良いじゃないか。

過去優勝で黄色ユニフォームは皆無である。

しかし個人的に言うとオリンピックは傍迷惑で休みの期間が長すぎてエキビジョンマッチで佐藤輝明の弱点が丸裸にされてしまい、まるで後半は打てなかった。

鹵獲されてアメリカ軍に徹底的に調べられた挙句弱点を突かれた零戦みたくなってしまった。

まあ、後半の翳りがそのままヤクルトとの差になってしまった。

来年優勝するにはつまらないミスややらかしを少なくすることや、ユニフォームをマイナーチェンジすることや、ウル虎の夏は廃止して欲しい。

変なユニフォーム着て戦うよりは復刻版ユニフォームを毎年変えて戦う方が良い。

まあ、プロ野球やF1の話などかなり色々と
飛んでしまったがこのブログはあらぬところに飛んでしまうのがご愛嬌なので。

まあ、良いじゃないか、徒然に書いているんだから。






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