菅官房長官は24日午後の記者会見で、森友学園や加計学園をめぐる問題について、安倍総理大臣が国会での閉会中審査や今回の衆議院選挙に伴う討論会などで説明してきたと強調したうえで、求めがあれば丁寧に説明を続ける考えを示しました。
NHK)官房長官 森友・加計問題 丁寧に説明続ける(10月24日 17時19分)
ニコニコ動画のタイムシフト(録画動画)機能でみて見たら、質問したのは北海道新聞の記者。名前はよく聞き取れませんでしたが、森友・加計問題にきちんと質問する記者が東京新聞の望月記者以外にも広がってきたことは心強いことです。道新はかつて北海道県警の裏金問題を追及するなど、おかしいもとはおかしいと追及する市民の味方の新聞です。質問する力がなく、官房長官の言いたいことだけを垂れ流すのなら、もはや官邸記者クラブは不要でしょう。
↓10月19日の日記「立憲伸び13% 希望11% 比例投票先、朝日世論調査」の中でも触れましたが、政治家から重要な言葉を引き出したジャーナリストで、国民の疑問を代表して菅官房長官に質問をしてくれている東京新聞・望月衣塑子記者が自伝的新著を角川から出版しました。読了しましたので改めて告知します。子供時代は舞台女優を目指していたことや(だから会見で声がはっきり聞こえる)、中学生の時に吉田ルイ子さんというフォトジャーナリストが著した南アフリカのアパルトヘイトの実像を描いた写真集に感銘を受けて、記者への憧れを抱いたことなどが明かされています。
望月衣塑子ツイッター)新著「新聞記者」を角川新書から出版
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角川電子書籍)新聞記者 著者 望月 衣塑子
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楽天ブックス)新聞記者 (角川新書) 望月 衣塑子
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↓望月さんの著書でも紙幅を割いて詳細している元TBSワシントン支局長の山口敬之氏にレイプされた伊藤詩織さんが著書「Black Box」(文芸春秋社)の発行に合わせて記者会見を開きました。
朝日新聞)「レイプ被害の救済システム整備を」 山口敬之氏からレイプの伊藤詩織さん会見(河原理子2017年10月24日21時14分)
週刊現代(6月10日号)の記事にある通り、読売の5月22日の前川氏の出会い系バー通いの記事を書かせた背景には、与党幹部の証言として「北村滋内閣情報官、中村格警察庁刑事局組織犯罪対策部長が(読売に)情報を流したと聞いている」とあります。この中村格刑事部長(現警察庁組織犯罪対策部長)が2015年6月の山口氏の逮捕寸前、警視庁高輪署員に「待った」をかけたと週刊新潮などが中村氏本人に認めさせています。山口氏が安倍首相からの信頼が厚く、「総理」(幻冬舎)という安倍首相のヨイショ本を出せるお友達であることを忖度したためとみられています。この問題についても政府や司法が頼りにならないのなら、市民が声を上げていくことで、世論を喚起していくことがとても大切だと思います。
デイリー新潮〈あなたのような素敵な女性が半裸で…〉山口敬之が被害女性に宛てた弁明メール 安倍総理ベッタリ記者の準強姦逮捕状
ピンチの山口敬之氏「北村滋・内閣情報官さま」⇒メール誤転送で週刊新潮が記事に!
↓ジャーナリズムの鏡「報道特集」の金平氏が嘆くのもわかります。
J-CAST)詩織さん会見で元TBSワシントン支局長・金平茂紀「元同僚・部下の行動に怒り覚える」
↓読売傘下の報知が報じました。まっとうなメディアは山口氏の手記は載せられないでしょう。
スポーツ報知)山口敬之氏が「月刊Hnanada」誌で反論へ、「独占手記 私を訴えた伊藤詩織さんへ」(2017年10月25日18時28分 スポーツ報知)
山口氏が不起訴になった当時の記事は下記の通りで、伊藤詩織さんは民事裁判を起こしています。
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9月22日、元TBSテレビ記者の山口敬之氏に対して、28歳の女性、詩織さんがレイプされたと訴えていたことについて、警察が準強姦の容疑で警視庁が逮捕状を取ったものの、逮捕直前になって執行されず、東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分としていたことについて、詩織さんは、逮捕状がもみ消されたとして検察審査会に申し立てを行っていました。しかし、検察審査会は、「慎重に審査したが、不起訴処分を覆すに足りる事由がない」として、「不起訴は相当」と議決したそうです。
検察審査会も丁寧な説明責任が問われています。
“性的暴行”元TBS記者の山口敬之氏に関する主な記事
毎日)詩織さん被害届 準強姦容疑は「不起訴相当」 検察審査会
日テレニュース)“性的暴行”元TBS記者 不起訴処分妥当(2017年9月22日 18:16)
日刊スポーツ)元TBS記者の山口敬之氏は「不起訴相当」と議決分(2017年9月22日)
TBSニュース)元TBS記者は「不起訴相当」、申し立て受け検察審査会が議決(22日 22時30分)
リテラ)安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴相当に! 官邸による逮捕もみ消しをうやむやで済ませるのか(2017年9月22日)
NHK)官房長官 森友・加計問題 丁寧に説明続ける(10月24日 17時19分)
ニコニコ動画のタイムシフト(録画動画)機能でみて見たら、質問したのは北海道新聞の記者。名前はよく聞き取れませんでしたが、森友・加計問題にきちんと質問する記者が東京新聞の望月記者以外にも広がってきたことは心強いことです。道新はかつて北海道県警の裏金問題を追及するなど、おかしいもとはおかしいと追及する市民の味方の新聞です。質問する力がなく、官房長官の言いたいことだけを垂れ流すのなら、もはや官邸記者クラブは不要でしょう。
↓10月19日の日記「立憲伸び13% 希望11% 比例投票先、朝日世論調査」の中でも触れましたが、政治家から重要な言葉を引き出したジャーナリストで、国民の疑問を代表して菅官房長官に質問をしてくれている東京新聞・望月衣塑子記者が自伝的新著を角川から出版しました。読了しましたので改めて告知します。子供時代は舞台女優を目指していたことや(だから会見で声がはっきり聞こえる)、中学生の時に吉田ルイ子さんというフォトジャーナリストが著した南アフリカのアパルトヘイトの実像を描いた写真集に感銘を受けて、記者への憧れを抱いたことなどが明かされています。
望月衣塑子ツイッター)新著「新聞記者」を角川新書から出版
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角川電子書籍)新聞記者 著者 望月 衣塑子
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↓望月さんの著書でも紙幅を割いて詳細している元TBSワシントン支局長の山口敬之氏にレイプされた伊藤詩織さんが著書「Black Box」(文芸春秋社)の発行に合わせて記者会見を開きました。
朝日新聞)「レイプ被害の救済システム整備を」 山口敬之氏からレイプの伊藤詩織さん会見(河原理子2017年10月24日21時14分)
週刊現代(6月10日号)の記事にある通り、読売の5月22日の前川氏の出会い系バー通いの記事を書かせた背景には、与党幹部の証言として「北村滋内閣情報官、中村格警察庁刑事局組織犯罪対策部長が(読売に)情報を流したと聞いている」とあります。この中村格刑事部長(現警察庁組織犯罪対策部長)が2015年6月の山口氏の逮捕寸前、警視庁高輪署員に「待った」をかけたと週刊新潮などが中村氏本人に認めさせています。山口氏が安倍首相からの信頼が厚く、「総理」(幻冬舎)という安倍首相のヨイショ本を出せるお友達であることを忖度したためとみられています。この問題についても政府や司法が頼りにならないのなら、市民が声を上げていくことで、世論を喚起していくことがとても大切だと思います。
デイリー新潮〈あなたのような素敵な女性が半裸で…〉山口敬之が被害女性に宛てた弁明メール 安倍総理ベッタリ記者の準強姦逮捕状
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J-CAST)詩織さん会見で元TBSワシントン支局長・金平茂紀「元同僚・部下の行動に怒り覚える」
↓読売傘下の報知が報じました。まっとうなメディアは山口氏の手記は載せられないでしょう。
スポーツ報知)山口敬之氏が「月刊Hnanada」誌で反論へ、「独占手記 私を訴えた伊藤詩織さんへ」(2017年10月25日18時28分 スポーツ報知)
山口氏が不起訴になった当時の記事は下記の通りで、伊藤詩織さんは民事裁判を起こしています。
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9月22日、元TBSテレビ記者の山口敬之氏に対して、28歳の女性、詩織さんがレイプされたと訴えていたことについて、警察が準強姦の容疑で警視庁が逮捕状を取ったものの、逮捕直前になって執行されず、東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分としていたことについて、詩織さんは、逮捕状がもみ消されたとして検察審査会に申し立てを行っていました。しかし、検察審査会は、「慎重に審査したが、不起訴処分を覆すに足りる事由がない」として、「不起訴は相当」と議決したそうです。
検察審査会も丁寧な説明責任が問われています。
“性的暴行”元TBS記者の山口敬之氏に関する主な記事
毎日)詩織さん被害届 準強姦容疑は「不起訴相当」 検察審査会
日テレニュース)“性的暴行”元TBS記者 不起訴処分妥当(2017年9月22日 18:16)
日刊スポーツ)元TBS記者の山口敬之氏は「不起訴相当」と議決分(2017年9月22日)
TBSニュース)元TBS記者は「不起訴相当」、申し立て受け検察審査会が議決(22日 22時30分)
リテラ)安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴相当に! 官邸による逮捕もみ消しをうやむやで済ませるのか(2017年9月22日)
この頃、政権にとって加計が致命的と見えて様々な策を弄しているようだ。
要するに、政権を例えれば、「白く塗りたる墓」と言う表現がぴったりになってきた。これは、聖書でキリストがパリサイ人
を批判して言った、偽善者批判である。
曰く「彼等ーパリサイ人ーは人々に先生と呼ばれるのを好み、
人前で長い祈りをして見せ、自分達の偉大さを顕示、大きな誓いを立て、外向きに豪奢な装いを凝らし我が身を権威の象徴のように見せつけてくる。しかし内側は、強欲と放縦、偽善と不法で満ちている」と。
安倍政権の言う謙虚、丁寧、真摯、と言うコトバは白い墓。
中には、国家の私物化、税金ドロボーという、忌むべき闇が堆積している。