山の案内 歩き日記 今日の猫たち You Tubeでみる『山の案内』
今日、「夏休み子ども科学電話相談」を移動中の車中で聞きました。相談内容は、知らない事ばかりで、興味津々、ワクワクしながら、質問の回答に驚かされながら、聞きました。その中で、印象に残った質問を紹介します。 ◆ウミガメの涙 Q:ウミガメは、どうして、卵を産むときに涙を流すのですか A:ウミガメは、海で餌を食べたりするときに、海水も一緒に呑んでしまうので、体の塩分濃度が上がるんだよ。塩分濃度が上がると、体に良くないよね。 だからね、目の所にある、塩類腺という器官から、濃縮した塩水を外に出して、体の塩分濃度を下げているん だよ。それが、涙のように見えるのさ。 ◆ペンギンの首振り(ペンギンの話しは、ウミガメ回答の続きで、先生がお話しされた。) ペンギンが、首をブルブルと左右に振るのは、ウミガメと同じく、鼻から塩水を飛ばし、塩分濃度を下るための、行動だそうです。 もっと驚いたことに、水族館のペンギンは、淡水で飼われていますが、首を左右に振る、塩分飛ばしの、行動はやめないそうです。 そのために、塩分濃度が下がり、体に良くないので、 水族館では、餌の鰯などに、塩を塗り込んで、与えているそうです。 真実を知ると、人間が如何に、感情的に、動物の生態を捉えているか、分かります。ウミガメの悲しい涙も、ペンギンの首を振る、可愛い仕草も、厳しい自然界を、生きる手段なんですね。 |
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