山の案内 歩き日記 登山道マップ情報(霧島山系の案内) | |
※入口標識の7月2・3日豪雨で浸食・・・は、間違いです。2008年12月登山道調査時と登山道状況は殆ど変化がなかった。えびの自然保護管事務所の調査は何を基準にしているのかと疑問符がつく。
初登りは、霧島東神社登山口から高千穂峰に登ると年末から決めていた。土曜日は雲一つない晴天で、最良の登山日和だったが、所用で登れず、日曜日、曇り空の登山となった。 登山口駐車場9時20分着、雨を考え雨合羽、傘、ザックカバー、レットさん防寒着を詰め込む。降雨時、レットさんをリュックに入れザックカバー被せるのである。 残雪を予想しスパイク長靴を履き9時45分登山開始。途中で性空上人に登山安全をお祈り、登山届に記帳し登山開始。 登山口に7月2・3日の豪雨で登山道が浸食されての看板、登山道、相当荒れているだろうなと思いながら登る。レットさんは、足取りも軽やかなに登っている。今日の登山のために購入した赤い服(980円)が可愛い。
このコースは急坂の連続である。急坂を「フーフー」と登り高度を上げると、登山道や周辺に残雪が姿を表す。初、雪踏み登山だ。「サクサク」と耳に心地よい音がする。レットさんも雪を喜んでいるようだ。
広い急坂な木段登山道を登ると2.2km地点に着く。ここからが難所の始まりだ。登山道は狭くなり、荒れた急坂登山道だ。雪がだんだん深くなる。 登山道には、登山者の踏み跡があり、吹きだまりに填ることなく順調に登れた。凍り付いた箇所もあるので滑らないように慎重に登る。
レットさんは雪の冷たさも何の其の、軽快に先陣をきって登っては、時々振り返り待っている。その姿が可愛い(^_^;)。雪の急坂登山道をあえぎあえぎ登ると、見えて来ました二子石。
二子石は凄い風だ。岩間から見える霧島連山に冬山の厳しさを感じる。冷たい強風に写真撮影もそこそこに二子石を後にする。 ここから急坂から緩やかな登山道を歩くと、私が最も好きな高千穂峰が見える観望山(勝手に命名)に着く。素晴らしい風景を期待したのだが、曇天、ここで給水、おやつタイム、レットさん寒さに震えている。 おやつを食べていると、俄に青空が広がり美しい高千穂峰の山容が姿を現した。「わぉ」と雄叫びをあげ撮影。圧倒的迫力で迫る高千穂峰、これこそ山と感慨に耽る。このコース一番の景勝地だ。
風の吹く寒い中、レットさんにもモデルとして頑張ってもらった。
観望山を下りきると登山道の雪が深くなる。天孫降臨登山口分岐に着き、後ろを振り返るとレットさんがいない。あわてて名を呼びながら引き返すと雪の登山道で立ち往生(写真丸印)。 雪が深くて歩けなかったのである。「ごめんごね」と抱きしめ、リュックから防寒着を取り出しレットさんに着せ、リュックに詰め込み背負って登ることにする。
重いレットさんを背負い、火山礫のガレ場木段を登ると、ガスが発生し、視界がなくなり下山は大丈夫かと心配になる。尚も急坂木段を登るとガスが消え山頂が見えてきた。
山頂は凄い風だ。山頂からの風景も雲に覆われ最悪だ。レットさんを背負った姿を登山者に撮影をお願いする。撮影後、早々に下山を開始する。
山頂から急坂を下り、観望山の鞍部で昼食だ。クリスマスプレゼントの防寒着をきたレットさんは眠りこけている。 おにぎり弁当を食べ、レットさんに補給食をやり、下山を開始する。「背負われ登山犬に補給食、何か変」「変ではないwon」と食べています。
さて、下山時は大変であった。久しぶりの大腿部の筋肉痛で、悲鳴を上げながらの下山となった。レットさんを二子石まで背負い下山した。 レットさんを降ろして少しは楽になったが、時々、激痛がはしる、歯を食いしばり痛さに耐える。「頑張れガンバレ」と足に声をかけながら下った。不思議だが足に声をかけると痛みが和らぐ。 2.2km過ぎから歩きやすい登山道になり、激痛の間隔が長くなり助かった。苦しみながら登山届に記帳し無事登山口着。 曇天の日、短い青空の高千穂峰が見られ、「良かった、良かった」「won!!」と満足しています。(^_^)v 楽山時間6時間40分 ★(休憩・写真撮影時間含む)登山口(9:45)→(13:01)山頂(13:11)→(16:25)登山口 |
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