歩き日記

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宮崎県庁本館、見所を探索する。

2016年07月06日 | Weblog
 宮崎県庁で会議があり、昼食後、本館見所を探索した。まずは、正面から全景を撮影。議院石の正面玄関を中心にした、左右対称の構造、中心左に、蒸気暖房用の名残、煙突が見える。県庁本館には、東西南北に玄関がある。

  本県で最も古いと言われる、二本のフェニックス、美しい、県庁本館演出には、なくてはならない、舞台装置である。建設当時,門柱には、鉄扉がつき、門柱頭部には、門灯が設置されていたが、戦時中の金属回収令で供出した。その名残が、今も残っている。

 装飾柱と頂部のパラペット、装飾レリーフ、壁面は、レンガでなく、鉄筋コンクリートにタイルを貼ってある。建設当時の時計は丸形だった。 

 内部窓から撮影した正面頂部。
 建設当時の県庁正面の議院石門柱と旧字体の表札。右、県庁内部から、撮影した蒸気暖房名残の煙突。 半地下、1階下部の議院石。 
 東西玄関装飾レリーフ、正面・裏玄関、それぞれ、模様が違う。 本館正面壁面の装飾レリーフ。 
 美しい曲線美の大理石の正面階段。ここから、個人的見解だが、残念なことに、石ころや、ポスター、資料などが、雑然と置かれ、芸術的な階段が台無しであった、宮崎県職員は美的感覚がないのだろうか、県庁の顔である、正面階段、物置ではない。

  昭和レトロな、大理石階段の説明板(歴史・化石・大理石産出先など)を、片隅に、1箇所、品よく、設置すれば、芸術性も失われないと思うが。大理石は、五ヶ瀬町産で、本館建築のためにだけ、産出したと言われてる。手摺りには、太古の化石が見られる。
 もっと残念なこと、貴重な文化財にシールを貼り付ける、無神経さ、美的感覚ゼロ、開いた口がふさがらない。優しい県職員、親切心で貼られたのだろうが。 知事室付近。 
 ステンドグラスの丸窓、直径90cm、外部からも見える。三階階段上段に八箇所ある。  

 


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