土曜日。
前日終電に乗り遅れて朝帰りした息子は、朝の六時に帰宅した時に「暑い、信じられないくらい暑い」と言うほど、すでに夏日を呈していました。
しかし、めいっぱいお洗濯をしたのに、午後になっても乾かない!二回目、三回目の洗濯物が行き場を失くして困っていました。
夕方、冷たい風が。 あれ?朝の灼熱地獄は何処へ行っちゃったのかしら???
変な天気の一日でしたね。
勝間和代さんがオートバイで転倒し、右手首を骨折して全治2~3か月だとか・・・。
お気の毒に!これから真夏へ向かうのに、ギブスはさぞやお暑いことでしょう。
私の右手はやっと全治5週間の最後の週に入りました。だいぶ良くはなったものの・・・。
知りませんでした!
その1
全治5週間と聞いた時に、一ヶ月後にはこの包帯がはずれ、完璧に直るのだと思っていたのです。
ところが、それは骨の完治のことでして・・・
切り傷のように、時間がたてば細胞が勝手に治癒してくれる、わけでは無かったのです。
1カ月手を固定して、動かさずにいるとどういう事になるのか、そこまでは気が回りませんでした。
つまり、動かないのです!!
指が・・・手首(これはまだ痛くて曲げるのは恐がってやっていませんが)が…腕が・・・。
一番ひどいのは指で、曲がりません。じゃんけんのグーが出来なくなっていました。
腕も筋肉が落ちていました。
そう、これからリハビリと言うものがあったのです!
生まれて初めての骨折。家族の中でも初めての経験。 だから予備知識まるで無しのことでした。
その2
細胞は生きていると云う事。
2週間も手を洗わずに、何処にも触れずにいるとですね・・・すごいのです!
細胞が生まれ変わって角質化して行く。ここまでは分かります。
指の皮膚が白くどんどんボロボロになって行き、はてな?と考えました。
普段、手を洗ったり、何処かに触れて摩擦していることで、角質化された皮膚は落ちていたのですね。でも何もしないと、ボロボロになり手の皮が剥けてくるのです。
「へえ~」でした。
包帯を変える時に手を洗うと、タオルで拭いた時に垢の様に腕からもボロボロと皮が剥けて、まあそれが並で無く・・・。
初めて、「あっ私ってまだ年老いてなかった、細胞も生きていた」と喜びました。
人間の体の細胞は3ヶ月ですべて生まれ変わるとは知識では聞いて知っていましたが、実感として感じたのは初めてでした。
その3
見ず知らずの人が声をかけてくれる、優しくしてくれる。 だいぶ親切にしてもらいました。
ありがとう!
電車の中で何度も席を譲られました。
買い物に行くとお店の人が「どうしたの?」と声をかけてくれ、そこから話が始まり・・・
「右手じゃ大変でしょう?」と言われることが多く、私は本当に素直に「大変です!」と言っておりました。本当に右手が効き手だと大変でした。
かばんの中からお財布を探してをごそごそしていると、「手伝いましょうか」と声を掛けてくれた若い方。
人間一人じゃないと嬉しく思いました。人々の心の中に優しさがあると安心できました。
私の手はもうすぐ包帯も取れるでしょう。 (すでにアセモだらけで、痒くって) 少しずつリハビリしながら、元に戻していきましょう (ちょっと怖い、すでに中指はまっすぐにならずに固まっているので)
勝間さん、頑張って! 真夏の3カ月はキツイでしょう。 3か月固定すると、リハビリもその分長くなるでしょうね。
でもきっと、人生が今までとは違った方向から見れて、何かが発見出来るかもしれませんよ。
物事が起こるには何か理由があるのだと思うと、この右手の使えなかった1カ月は、私に何を気付かせる為だったのかしらと考えています。
それとも、家族に、「母の、主婦の重要性を教える為だった」のかしら・・・ な~んちゃって!
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