もともとハムとかソーセージのような加工肉が好物なので、添加物が多くて体に悪いとか、塩分が多くて血圧が上がるとか言われても、どこ吹く風とばかりにご機嫌で食べている。だからもちろんベーコンも好きだし、パスタの具なんかで沢山入っていると単純にうれしかったりする。
そんな私がカルボナーラに入っている拍子切りのベーコンをほくほく顔で食べていたら、これはベーコンではなくてパンチェッタというのだと諭された。そんなこと言ったってこれは厚切りのベーコンそのものじゃないのかと思ったのだが、そんなことを抗議して自分の無知蒙昧をさらけ出すのもみっともない。きっとイタリア語ではベーコンのことをパンチェッタというのに違いないなどと適当に話を合わせたところ、相手も別にそれ以上のことは知らなかったらしく、うまく話は続いたのである。ともあれ、後で調べてみたらイタリア語でPancettaとは「豚のバラ肉又は塩漬けした豚バラ肉」のことらしく、これを燻製にしたものがベーコンということらしい。
こうしてパンチェッタというものの知識は身に付いていたのだが、大概の知識と同じくそれはまあそれだけのことであった。それが先日dancyuという雑誌を買って読んでいたら家庭でも簡単にできるパンチェッタのレシピが載っているではないか。基本的には豚バラ肉の塊に塩・胡椒をして、脱水シートで余分な水分を取りながら3週間ほど熟成させるというだけである。一度「作りたい!」と思ったらもう止まらないので、すぐに自転車に乗ってまずは豚バラ肉957gというのを購入。次にスーパーへ行き、大粒の岩塩と粗挽き胡椒をゲット、次にフロアを上がって脱水シートを・・・。ところが、脱水シートってものは売ってない。しばらくウロウロしたのだが、やっぱり見当たらないので仕方なく吸水シートなるものを購入。脱水シートと吸水シートの間にどれだけ機能の違いがあるかは分からないが、すでに肉も買ってしまった後なので、ともかくはこれでチャレンジするしかない。そんなこんなで、肉に塩・胡椒をして網付きのパットの上に乗せ冷蔵庫で一晩寝かせる。翌日、端っこを少しだけ切り落として焼いて塩分を確認してから、今度は吸水シートに包んで2日ほど冷蔵庫で寝かせる。そうしたらシートを交換してまた2~3日寝かせる。今はここまで来ているが、後はこの作業を繰り返して3週間ほど経ったら出来上がりらしい。3週間後には完成しているのか、それとも異臭を放っているのか。実にどきどきである。
でもまあ、こんなに大量のパンチェッタをどうやって消費すればいいのだろうか。うまくできてもまだまだ問題は続く向こう見ずな偽シェフなのでした。
そんな私がカルボナーラに入っている拍子切りのベーコンをほくほく顔で食べていたら、これはベーコンではなくてパンチェッタというのだと諭された。そんなこと言ったってこれは厚切りのベーコンそのものじゃないのかと思ったのだが、そんなことを抗議して自分の無知蒙昧をさらけ出すのもみっともない。きっとイタリア語ではベーコンのことをパンチェッタというのに違いないなどと適当に話を合わせたところ、相手も別にそれ以上のことは知らなかったらしく、うまく話は続いたのである。ともあれ、後で調べてみたらイタリア語でPancettaとは「豚のバラ肉又は塩漬けした豚バラ肉」のことらしく、これを燻製にしたものがベーコンということらしい。
こうしてパンチェッタというものの知識は身に付いていたのだが、大概の知識と同じくそれはまあそれだけのことであった。それが先日dancyuという雑誌を買って読んでいたら家庭でも簡単にできるパンチェッタのレシピが載っているではないか。基本的には豚バラ肉の塊に塩・胡椒をして、脱水シートで余分な水分を取りながら3週間ほど熟成させるというだけである。一度「作りたい!」と思ったらもう止まらないので、すぐに自転車に乗ってまずは豚バラ肉957gというのを購入。次にスーパーへ行き、大粒の岩塩と粗挽き胡椒をゲット、次にフロアを上がって脱水シートを・・・。ところが、脱水シートってものは売ってない。しばらくウロウロしたのだが、やっぱり見当たらないので仕方なく吸水シートなるものを購入。脱水シートと吸水シートの間にどれだけ機能の違いがあるかは分からないが、すでに肉も買ってしまった後なので、ともかくはこれでチャレンジするしかない。そんなこんなで、肉に塩・胡椒をして網付きのパットの上に乗せ冷蔵庫で一晩寝かせる。翌日、端っこを少しだけ切り落として焼いて塩分を確認してから、今度は吸水シートに包んで2日ほど冷蔵庫で寝かせる。そうしたらシートを交換してまた2~3日寝かせる。今はここまで来ているが、後はこの作業を繰り返して3週間ほど経ったら出来上がりらしい。3週間後には完成しているのか、それとも異臭を放っているのか。実にどきどきである。
でもまあ、こんなに大量のパンチェッタをどうやって消費すればいいのだろうか。うまくできてもまだまだ問題は続く向こう見ずな偽シェフなのでした。
また、やってますね。
パパさんのお料理は、男の料理ですね。
3週間寝かせるというのは、かなり冒険ではないでしょうか? うまく出来上がることをお祈りいたします。
ところで、ちょいワルのジローラモさんって、豚バラ肉という名前だったんですね。本名なのかなあ
普通にチャーハン作ったりもしているんですけどね。
それをブログに載せるのもなんなんで(笑)。
ちなみに、ジローラモさんはパンツェッタ(Panzetta)という苗字ですから、豚バラ肉ではないようです。