ムーミンパパの気まぐれ日記

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パンチェッタ暫定完成

2008-10-05 | handmade food&drink
 製作中だった、というか冷蔵庫で寝かせていたパンチェッタがそろそろ3週間になるので、一応取り出してみた。

 ネタ本のdancyuによれば、表面にアミノ酸の白い斑点が浮かび上がってくるということなのだが、そんなものは見当たらず、いきなり不安にさらされる。ただ、肉の弾力がほぼなくなっているので乾燥というのか、脱水というのかはほぼ完了したようである。まずは端っこの方をちょっと切り取ってくんくんと匂いをかいでみる。ふむ。腐ってはいないようではある。生のまま口に入れてみると、獣肉特有の臭みはあるが、異臭というわけでもない。これはまあ大丈夫だろうと思って大きく4つのブロックに切り分けることにして包丁を入れてみたのだが、これがかなり固い。しかも包丁に脂がつくので更に切りにくく力がいる。それでもなんとか切り分けることができたのだが、どうも表面の色が芳しくない。自分のイメージではプロシュートのような透明がかった深い紅色であったのだが、そんな部分はほんの少ししかなく、ちょっとくすんだ感じである。そうなるとまた心配になって、もう一度ブロックを持ち上げてくんくんと匂いをかいでみる。匂いはやっぱり大丈夫そうである。要するに熟成がまだ進んでいないということなのかもしれない。
 
 ともあれ、少しばかり拍子木に切って焼き試食開始。脂はいやというほど付いているので、フライパンに油もひかずそのまま焼いたのだが、焼いた後の見た目はただの豚肉。こんな感じだったけかなと思いながら食べてみたが、かなり塩辛い。それはまあ想定通りと言えば想定どおりなのだが、使用目的はかなり限定されそうである。
 こうして第一回パンチェッタ作りは終了。もう一度ブロックを脱水シートに包んで冷蔵庫に戻して、もうひと押しの熟成に入ったのでした。

 それにしてもこのまま全部食べたら確実に血圧が上がってしまいそうなので、また職場で誰かに押しつけようかな。健康管理部門からお叱りが来そうだけど・・・。

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