カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

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Tommy Wonder 2 cups ルーティーン用バッグの比較

2021-10-30 11:14:00 | カップアンドボール

 前回、JM Craft製のポンポンつきカップバッグの紹介をしました。これで家にあるポンポン付きのカップバッグが4つになったので、少し比較してみました。縫い方とかの表現を知らないのでちょっとわかりにくい日本語ですがご了承ください。

 トミー・ワンダー氏の手順を氏のようにできる気がしません、、が、いつか自分の手順にこの素晴らしい要素を入れてみたいとは思っています。ただし、相手を巻き込んで楽しくする演技力がいるので、難しいですね~


1.JM Craft

 前回紹介したバッグです。最もトミーワンダー氏の袋に近いのではないかと思われる袋です。他の2つの毛糸のバッグの中では毛糸の縫い方が細かい(凹凸が少なく、引き締まった感じ)の袋です。並べてみると大きさはわずかですが一番大きいかもしれません。やってみてませんが、大きい分、少しカップに入れにくいかもしれません。

 接続部分は取り付けやすく外しやすい、いい感じにできています。ポンポン側がオスネジで紐側がメスネジです。個人的には接続部は最も扱い易かったです。




2.Auke Van Dokkum

 カップとセットのバッグです。大きさは、1と同様やや大きめですが、1.と縫い方が違います。こちらはもう少し隙間や凹凸がある縫い方(専門用語分かりません)セーターのような感じです(?)接続部は他の3つと異なり、ポンポン側がメスネジで紐側がオスネジネジです。紐の方のネジには滑り止めになる線が入っています。1.に比べるとネジの接合部分が長く、外すのに角度が必要となります。片手で外せなくないですが、1.に比べると少し外しにくいかなという感じです。




3.Raphael & Bluether Magic  (TCC PRESENTS)

 TCCから発売された(と思っているのですが違ってたらご指摘お願いします)カップとセットのバッグです。こちらは少し小さめのバッグでカップに入れやすくしています。縫い方は2.と似たような感じです。1.と2.の紐は、単にバッグについているだけですが、このバッグは紐を引っ張ると口を締めることが出来ます。

 接続部は1.4.と同様に、ポンポン側がオスネジで紐側がメスネジですが、ネジの長さにこだわりがあり、非常に小さな角度(45度)で外すことが出来ます。ですので演技の際、ストレスなく外せると思います。ただ、慣れてないだけかもしれませんが、逆に付けるときにネジが浅いため、毛糸が邪魔でスムーズに取り付けることができませんでした。




4.ノワール製(フレンチドロップ販売)

 日本製です。上記3つと大きく異なります。まず、袋が毛糸で作られていません。しかもいわゆる巾着です。「トミーワンダーのカップバッグは毛糸の靴下のような作り」という固定概念を打ち破り、使いやすい袋となっています。毛糸はどうしても使っているうちに毛羽立ちますし、汚れてきます。重いカップを入れていると縫い目も開いていくでしょう。しかし、このバッグはしっかりとした巾着でありながら、小さく折りたためる生地ですので、バッグとしての耐久性があるだけではなく、カップへのロードがし易いと思います。

 ただ、個人的にマイナスポイントとしては、ポンポンのネジがポンポンに対して固定されていない点です。ですので、ネジを締めると完全に締まってから、ポンポン側のネジごと回るので、どこで締め終わったかが分かりにくいのです。結果、きつくつなげてしまい、外すときにスムーズに行えない感じがしました。もちろん、慣れてないだけかもしれません。あくまでちょっと触ってみた個人的な感想です。

 フレンチさんの箱が素敵ですよね。トミーワンダー氏の特徴を非常にとらえた絵です(どなたが描いたのでしょう?)。実は、私が購入したのは売り出してすぐだったので、この箱に入っていませんでした。その後HPで箱が出ていて、素敵な箱だったので、別の商品を買ったついでに箱だけ送って欲しいとお願いして箱を送ってもらいました。現在はネジ式は売り切れてますね。マグネットタイプはまだ残っています。マグネットタイプは外すのが楽だと思いますが、再びくっついてしまったり、机が鉄製だったりしたら、そこに反応したりと事故が起こる可能性があるのが欠点ですね。





 以上、袋の比較でした。ポンポンの大きさはノワールさんのものが少し小さい感じがしますが、おおよそ同じ程度の大きさでした。トミーワンダー氏はなぜこのポンポンを使うようになったか。それは、当時タイトな服が流行っており、ファイナルロード用のボールをポケットに潜ませるのが難しかったからだそうです。スゴイ発想力だと思います。また、それを見事に手順に入れ込み観客を楽しませている手順はカップ&ボールの歴史に残る手順だと思います。。

 このバッグやポンポンの作り方は氏の本で解説されています。The Books of Wonderのボリューム2です。バッグはワンダー氏の母親が編んだと書かれています。そういえばマーチンルイス氏のエッグバッグのルイス氏の母親が作っていたなぁと思い出しました。

この本は国内でも多くのお店で扱っていますので、ご興味のある方は是非ご購入を検討ください!名作ぞろいです。



<2021/10/30>

 本記事をアップしましたら、早速、国語屋稼業さまから情報を頂きましたので、紹介させて頂きます。フォーサイトさんのストアでもポンポン付きのカップバッグ(商品名「カップ入れ 巾着」)が販売されておりました。なんと送料込みで3500円!!残りはピンクの1個だけのようです。磁石タイプですね。