明日いいことあるかな〜?1日一生

人生に意味があるとしたら、どれたけ楽しく生きるかということ。どこで聞いたっけ?ゆる日記

オリバー・ツイスト

2006-10-17 19:49:41 | 映画
チャールズ・ディケンズの小説を映画化した作品。
孤児の少年オリバー・ツイストのひたむきに生きる物語。
天外孤独な彼は、非常な世の中から疎外されて、つらい思いをさせられる。
命からがら、ロンドンにやってくるが、彼を救ってくれるのは
泥棒集団を率いる悪人だった。

主役のバーニー・クラーク君は、可愛くて善良な感じが良く出ていて
ピッタリはまっていた。
映画としての盛り上がりには欠けるけど、しみじみと人生の儚さと
命の輝きを感じさせてくれる。

一番良かった点は、オリバー・ツイストの生きた時代背景が精密に
再現されているようで、背景、建物、風俗などどれをとっても
美しかった所だ


レッド ドラゴン

2006-10-09 09:28:41 | 映画
先日の民放の放映で観た。
連続殺人狂と戦うサスペンス スリラーもの。

キャストが良かった。
主役はエドワード・ノートン。「真実の行方」での彼はすばらしかった。
その作品のマイ レビューはコレ
その彼が、もっと大人の男性として、真実(犯人)を追求する役を演じている。

<あらすじの最初の部分ーGoo映画より引用>
殺人鬼ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)を命懸けで逮捕したものの、精根尽き果ててFBIを退職したウィル・グレアム(エドワード・ノートン)に、かつての上司ジャック・クロフォード(ハーヴェイ・カイテル)は、新たな連続殺人事件の捜査への協力を求める。懇願に負けて承諾したグレアムは、現場のアトランタへ飛ぶ。

キャスティング共演者は、この方たち。
目に異様な光をもったアンソニー・ホプキンスのレクターは迫力満点。
かつての上司クロフォードは、ハーヴェイ・カイテル。刑事役にピッタリ。
Dことダラハイドは、レイフ・ファインズ。微妙な空気を熱演。
目の見えない女性リーバは、エミリー・ワトソン。彼女の存在は大きい。

絶賛とまでは言えないが、まあまあ楽しめた。
「火曜サスペンス」をみるつもりで見たら、かなり面白いものだと思う。
ココロ温まるものを期待してはダメ。微妙な評価だね

4月の雪

2006-10-03 19:45:56 | 映画
えー、また韓流かよーという声が、聞こえてきそうだが、
はい、韓流です。
でも今日は良くなかったというレビューです。

配役は、ペ・ヨンジュンとソン・イェジン。

ペ・ヨンジュンも「冬のソナタ」の時は、ワタシも結構はまっていて
毎週の放映を心待ちにしていたものだ。
あのドラマは一度見出すと、夢中になる面白いものだった

今回観たのは「4月の雪」である。
2人はお互いの伴侶が交通事故に遭い、病院へかけつけた。
彼らの妻アンド夫は、かなりの重症で植物人間状態になっていた。
当時の彼らの持ち物から、2人は知りたくなかった事実を知ってしまう
まあ、こんな感じで話が始まっていく、、、。

どうしてNGかというと、最初から最後までずっと暗い。
それと調子も単調で、メリハリがない。
正直みるのはつらいものがあった
ソン・イェジンのかわいさも全く出てなく、
内容も「お好きに」と一言で片付けてしまうようなもので、
オススメできない映画として、紹介した次第である
ハナから観るつもりはないって~
ハハハ、失礼しましたっ

私の頭の中の消しゴム

2006-10-01 22:36:08 | 映画
チョン・ウソンが良かった~~~
無精ひげを生やした、ぶっきらぼうな現場監督なんだけど
男の色気たーっぷり
確かに福山雅治に少し似てるかも、、、。

まあ、その彼がヒロインと出会い,
愛を育てていくワケなんだけど。
ヒロインはソン・イェジン。彼女もめっちゃカワイイ。
彼女が27歳にして、若年性アルツハイマーになってしまう

この作品は良かった。またまた韓国映画やるじゃん、である。
深刻な暗い病気なんだけど、負けないくらいの強く深い愛を見せてくれる
ココロを閉ざしていた彼が、天真爛漫な彼女に出会い、
だんだんとココロを開いていき、彼の中の愛する気持ちは成長していく。
その様子が手に取るように分かる
愛のすばらしさと別れの悲しさを、しみじみ感じました

ワタシもときどき、うっかりが多く「消しゴムかいな?」とドキッ!
中年性アルツにはなりませんように
頭を使って鍛えなくっちゃ
消しゴムになんか負けんぞ

バットマン ビギンズ

2006-09-27 19:39:26 | 映画
ちょいと前に観た映画。
スーパーマンは人間味があるイメージがあって、結構好きだが
バットマンは、いかにもアメコミぽくって、前作までは全て観ていない。
(プリンスのバットマンCDは持ってるが結構好き)

しかし、「バットマン ビギンズ」は渡辺謙も出てて、話題性もあったし
(実際はちょびっとしか出てなく、残念な感じだったが
「マシニスト」のクリスチャン・ベール、「サイダーハウス ルール」
のマイケル・ケイン、とお気に入りの役者が出演とあっては、観ないワケない。

意外と良かった、というのが感想。
やっぱり、キャストが豪華だったので見ごたえがあった。
上記以外にも、モーガン・フリーマンやゲイリー・オールドマンも登場。
モーガン・フリーマンはヒーローを助っとする技術者を演じ、
心強いその役が似合っていた。
ヒロイン役にはケイティ ホームズ。

執事役のマイケル・ケインが最高
思いっきり主人公より存在感があった。
大金持ちになったら、頼りになる彼のような執事がほしいなあ
あと、バットマンの子供の頃を演じた男の子。
彼の顔も印象的だった
それと悪役のリーアム・ニーソンも、異様な怖さがありよかった。

ストーリーは、ゴッサムシティにはびこる悪に立ち向かう、正義のヒーローに加え、
彼の幼い時のトラウマや精神的苦しみも描かれていて作品に深みを与えている
スカッとするヒーロー物ではなく、モヤモヤっとするヒーロー物という印象

21グラム

2006-09-12 21:27:39 | 映画
最初の何十分かは、観ていても全く分からなかった。
複数の家族が出てくるし、時間が過去、未来へと行ったり来たり…。

辛抱して、見続けるとだんだんとつながりが見えてくるそんな創り方。
それが手法なんだが、でも、別にそんなジグソーパズルみたいな
作り方しなくたって、十分面白い内容なんだから、普通のやり方で
十分よかったのでは、とワタシは思った。
だって、ワケの分からない何十分かは、結構キツいもんがある
終わったとき、なんとなく全体がすっきりつながるけど、
映画の最初の方が気になって、また、見ないと気がすまないし…。

3つの家族のお互いに関わりがあるんだけど、それぞれの家族にも
それぞれのドラマのある物語
ショーン・ペン演じる数学教師ポールは、心臓に欠陥がありあと1ヶ月の命。
その彼の子供を欲しい妻がいる。

昔から札付きのジャック(ベニシオ・デル・トロ)は刑務所を入ったり
出たりを繰り返している。信仰を通してココロを入れ替えマジメに
生きようとしている。彼にも妻と子供がいる。

クリスティーナ(ナオミ・ワッツ)は、以前は麻薬に手を伸ばしていたが
今は家庭をもって幸せに暮らしている。
夫と子供がいて、平和な日々を過ごしていた彼女だったが、ある日、、、、。

21グラムってなんの重さなんだろう?心臓?、、、そんな軽いワケないし。
胎児?、、、にしても軽すぎるなあ、と思いながら観た。
観終わったあとには、わかったけど、なんだか深くって考えさせられる



プライド 栄光の絆

2006-09-11 09:54:57 | 映画
ワタシは、サッカー以上にフットボールは分からない、
フットボールとラグビーの違いも分からない人である。
(ボール細長いし、同じようにタックルがあるし)

アメリカではフットボールに対する熱狂振りはすごい、、、。
日本でも地元の高校が甲子園に出場すれば町をあげて応援するが
フットボールに対する地元人々の入れ込みようはハンパでない。
この映画でも顕著に描かれていて、試合に負けようモンなら
非難轟々、コーチはたまったもんではない。

ハイスクールのフットボール「パンサーズ」を率いるコーチは
ビリー・ボブ・ソーントンが演じており、彼がとっても良かった
部員たちに激をとばす話の内容は、迫力があり、説得力あり
人生に通じるものがあり、感動的だ。

フットボールが物語の中心にあるが、挫折があったり、
親子の絆があったり、夫婦のいたわりがあったりと、ドラマがある。
それらが複合して、深みを持たせている

試合では、手に汗握り一緒に応援しちゃったよ。
「家族に胸をはれるプレー」しなくちゃね。

50回目のファーストキス♪

2006-09-04 20:56:41 | 映画
意外とハマって観た。
ハワイの景色と音楽が気持ちいい

プレイボーイ(後の展開からとてもそのキャラでないと思うんだけど)の
ヘンリー(アダム・サンドラー)が、カフェで朝食をとっている
ルーシー(ドリュー・バリモア)に一目ぼれし、2人は意気投合する。

翌日も同じカフェで話かけるが、彼女は全くよそよそしくなっていた。
彼女は1年前の交通事故が原因で、脳に損傷を負い長期記憶が
事故の時までしかなく、新しい長期記憶が出来ない人だった。
その日、あったことも全て、眠れば忘れてしまう。
そんな彼女に恋してしまった男の話。

彼の努力もさることながら、周りの家族や、友人たちも暖かいので
気持ちをほんわかさせてくれる。父や弟の努力する姿にはアッパレ
それでいて重苦しい空気のないのもいい。
水族館の動物たちもいいキャラだ
ドリュー・バリモアが天真爛漫な感じで、すごくカワイク見える。
ハワイに行きたくなったなあ。
ハワイだから取れた癒しの映画じゃなかろうか。

この映画のラストシーンはお気に入りです

ポーラー・エクスプレス

2006-08-19 10:20:12 | 映画
2004年のCGアニメ。
監督は「フォレスト・ガンプ/一期一会」のロバート・ゼメキス。
人間の体の動きを、コンピューターで取り入れて映像化、
よりリアルな動き・表情が可能となる。
トム・ハンクスがその元の動きや、複数の声の出演
(なんと5人も!)をしている。
公開当初から観たいと思っていた。

感想は、クリスマスにピッタリの映画
子供にぜひ見せたい映画だ。
なんでも原作は「北極号」というクリスマスの定番名作絵本を
映画化したものとか。
優しさ、友情、子供の冒険心が詰まっている。

一番、驚かされるのはCGがすばらしいということ
実写では撮るのは不可能な映像が、CGだから可能にしている。

体の動きは、俳優(トム・ハンクス)があちこち体にセンサーをつけて
実際に演じて、その動きでキャラクターが人間のように動くという
技術で作られている。
逆にいえばアニメが演技しているようなもの。

機関車の動き、景色、起こることなどは、現実にはありえない、例えば
機関車は、ときにジェットコースターみたいになり、
実写では不可能な、スピード・スリル・リズムを味わせてくれる。

観れるのは2Dのものだが、完璧に3D用に作られていて、立体メガネを
かけて見ると最高だとか。
クリスマスにそんなイベントがあれば、子供と見てみるのも

ただ、リアルなキャラクターなので、
あの見た目が好みでない人には不向きかも。

K-19

2006-08-18 09:51:59 | 映画
昨日は、民放で「K-19」を観た。
ハリソン・フォード主演。ソ連の原子力潜水艦の機関長を演じている。
もう一人の元館長も存在感あり、良かった。

観て思うのは、いかに不要な大きなバケモノを人間が作ってしまったかということ。
少し、亀裂が入ったり、故障が起きた時に、まわりの人皆の生命を脅かす。
何百km四方に暮らす人々にまで。
そんなバケモノ作ってしまったが、手におえるワケがない。
映画の中では、そんな中でも必死で最善の結果を出そうと、彼らは奮闘する

人間のココロが複雑だから、戦争のない手を取り合った世界なんて
夢のまた夢なんだろうか
こんなバクダン持っている国がある、作ろうとしている国がある。
アホらしくて悲しい