FROGS NOISE

絶滅危惧種のイシカワガエルを観る機会を得てカエルの虜に…。

シンポジュウム

2008-06-17 18:19:10 | 両生類
『We Love カエル カエルを救うシンポジュウム』に行って来たんですがどうブログに書けば良いか中々まとまらず、遅くなってしまいました。

まずは『国際カエル年』とか『Amphibian Ark(両生類の箱船)』についてはIUCNのキーメッセージ(PDF)に4ページ程にまとめてありますのでそちらを参照下さい。本文は85ページ程ありますので止めたほうが無難です。あと今回の主催者の安佐動物公園さんのホームページでも確認出来るかと思います。それと翌日の地元紙の記事は中国新聞に掲載されています。

今回感じた、と言うか再確認したのは、やっぱりバランスが大事なんだと言う事。カエルツボカビ症や環境問題、乱獲など、色々な要因が有って色んな両生類が危機的状態に有るのですが、要するにカエルだけではなくて色んな生き物の減少、絶滅は『人間の経済活動』次第で加速度的に進むと言う事。身近な所で言うとこのブログによく登場するアカハライモリくん。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種になっています。我が家の近辺では全くそんな気配も無く沢山いるんですが、一度業者に目を付けられると根こそぎ乱獲されるらしいです。何とも悲しい話…。

あまり上手くまとまりませんでしたが本をひとつ紹介します。

『鍬と宇宙船』( 秋山豊寛 著)

ご存知、1990年12月2日から九日間、日本人の民間人として宇宙に行った方です。ご存知の方もいると思いますが、この時彼はアマガエルを一緒に宇宙に連れて行ってるんですね。東京放送を簡単に辞めて農業に従事されていて、そのバランス感覚に共感を覚えます。

「かたまり」と「みず」

2008-06-17 13:13:55 | 日々
昨日の午前中、以前から寄っとかないとと思いつつ、寄れなかった平和公園。『国立広島原爆死没者追悼平和記念館』『広島平和記念資料館』を見て来たんですが当然ながら中身が重過ぎます。何枚か写真も撮ったんですが、僕が写真で表現出来うるものでは有りません。可能な方は是非一度足を運んで『現物』に触れてみて頂きたいです。

1945年8月6日午前8時15分、長さ3メートル、重さ約4tの『リトル・ボーイ』という、ふざけた呼び名の塊が広島に投下され、多くの被害をもたらした…。

広島を出た後も暫く、僕の頭の中に『水を下さい』という言葉が頭からはなれませんでした。いい歳をしてアマチャンと思われるかも知れませんが、やっぱり僕は単純に『核爆弾反対』以前に『戦争反対』です。今もこの地球上の何処かで、紛争や先進国の我がままから起こっている飢餓や貧困がある事に憤りを感じます。