マキドッグ のブログ

札幌にあるドッグスクールのブログです。
愛犬と人との暮らしがよりハッピーになりますように!

卒業生ナンバー 25019 サージュ君

2013年04月30日 17時16分07秒 | スクール卒業生

本日の卒業生は ボルゾイの サージュくん 1歳4ヶ月の男の子です。

サージュ君の飼主さんからは 初め、お電話で

「最近、急に逆切れするようになった、噛むようになり散歩にも行けなくなった」

と、ご相談がありました。

訓練できるかどうか分からないけど、とにかくカウンセリングを受けたいと。

 

来られた時はようやく御主人が綱を持てる程度で、怖くて全く手入れができないと、

身体も汚れた状態でしたので、室内訓練室には入れず、

屋外の訓練場で御主人とワンちゃんの様子を拝見するところからカウンセリングを開始しました。 

 

ボルゾイの特質を踏まえた対応をお伝えし、

それに沿って歩行とリードから伝わるワンちゃんのメッセージを説明しながらカウンセリングを勧めました。

そうするとワンちゃんも徐々に安心した表情となり、飼主さんも目からウロコ、

本当にちょっとしたことでワンちゃんが変わっていくのがわかるようでした。

翌週には、カウンセリングをしただけなのに 帰ってすぐにシャンプーができたそうです。

カウンセリングの前は撫ぜることもできなかったワンちゃんが

 

ワンちゃんにはワンちゃんのプライドがあるのですよね。

 

さて、このワンちゃんは1歳5ヶ月といった月齢のため

やはり、パピーからの訓練に比べると時間がかかります。

ボルゾイも1歳を過ぎると、訓練が難しくなる犬種の部類に入る場合が多い犬種なのです。

 

今回は本当の基本訓練のみお伝えした形になりました。

これを継続するかどうかで今後が決まります。

 

どうか、ワンちゃんの尊厳も守り、「正しい可愛がり方」で育てていってほしいと思います。

 

そして、気品ある、ボルゾイ歩きで散歩して、見る人を魅了させたいですよね。

そんなお話を今後、楽しみにしています。

頑張って下さいね。

お疲れさまでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌支部展 ~終始和やかだったテント内

2013年04月28日 22時42分12秒 | 北海道犬

今回は、とにかく超寒かった札幌支部展。

寒い上に強風と雨は降るわ、帰るころにはみぞれか雪がチラチラ・・・

テント内には オイル缶の炭暖房が3缶と 接待係のご婦人様にストーブが用意されていて、厚かましく暖を取らせていただいていました。

牧十郎の絶好調トークもあり、大爆笑の渦でした。

すみません 家族はいつもヒヤヒヤなんですが、うるさくなかったですか?

でも、きちんと審査員さんの各講評は聞いていましたよ。 勉強になりますからね。

もちろん、役員さんの邪魔はしませんよ。 ?

新入会員の入会手続きもここでしていただきました。

札幌支部の田邉さんご夫婦

未成犬牝組で特良1席を獲得された、田邉氏は展覧の最中に奥様に酸素吸入してもらい注目を浴びました。

周りは大笑いをし話題にしていましたが、ご本人は本当に苦しかったようで、成犬の展覧は棄権されたそうです。

写真は牧十郎のリクエストで写真用にポーズ。

田邉ご夫婦は、いつもご夫婦そろってニコニコ顔で、福の神のようで、こちらも幸せな気持ちにさせてくれます。

 

「おい!仲良し札幌支部ってメール書け!!全国世界のやつ!!」

牧十郎はブログのことを“メール”といいます。

牧十郎の妻、故牧フサが亡くなってから初めての展覧会です。

妻の療養中の数年、ずっと公の場にはあまり顔を出していませんでした。

にぎやかな場所が好きな牧十郎には、この介護生活は人生で特別なものでした。

夫として責務を果たした後の展覧会は懐かしく、心配ごとも 何も気にせずに久しぶりに参加できた、とても楽しい場所だったと思います。

葬儀にいらしてくれた多くの方にもご挨拶できました。

表彰式では今回、“準優勝”を設けたそうです。

 

 

【全犬優勝】

展覧牝
快・広尾北進荘      シラル×瑞桃      長沼 ・古川 実  札幌 ・古川 実

展覧牡
タマユウ・札幌定山荘   かい×琴美       長沼 ・笹森春男  千歳 ・伊藤通芳

獣猟牝
ツララ・富川豊田     カイ×灯希奈     富川 ・豊田康秀   むかわ・豊田康秀

獣猟牡
日高ロン・北海静冠荘   サスケ×日高猟女   新日高・高橋道政   新日高・高橋道政

閉会式

 

楽しい時間をありがとうございました。

長い仲間と。

稚内の武方さんは 遠いところ毎回、展覧会にご協力、本当にご苦労様だと思います。

 

さて、

詳しい展覧結果などは 「いぬバカ日誌」さん・「ふるどっく」さんで確認できます。

保存会のHPで結果が見れるようになるまでは、もものかあさん、かおりさん どうぞよろしくおねがいいたします

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌支部展 ~與三郎(楓太・札幌東八/若犬牡)

2013年04月28日 22時33分10秒 | 北海道犬

さて、

與三郎こと、楓太・札幌東八が初参戦で若犬牡組みからスタートします。

與三郎の飼主さんはペットとして與三郎君を迎えて下さいましたが

お仕事の関係で本州の方への出張が予定より多くなり、マキドッグスクールのペットホテルのご利用が多くなってきたのを機会に、

ただ、お預かりするのはもったいないことと、何よりもこの與三郎君の成長ぶりに展覧会へお誘いしたところ

気持ちよく応じて下さり、今回入会・出陳、となりました。

與三郎君は性格も良い上に、もともと立派な骨格・体型を持つ理想的な北海道犬です。

お預かりした段階では展覧会用に少しの運動とマナーつけが必要な状態でしたが、ほぼ苦労はありませんでした。

 

個体審査

宏美所長はまだまだ、向こうの方で衛生検査をしています。畑中支部長や稚内の武方さんも手伝いに来てくれているようです。

出陳準備中では宏美所長がハンドリングする予定でしたが

私の右足の小指が数日前、前ぶれなくソファと思いっきりケンカしてしまい、運動できない状態となってしまったため、

作戦変更で朝、開会式が終わってから選手交代、ジジも引っ張ることに変更となりました。

 

予定ではリキマルを牧十郎がハンドリングする予定でしたが、與三郎のハンドラーに変更です。

(予定では リキマル→牧十郎/紅→章江/與三郎→牧宏美)

犬舎では與三郎の監督は牧十郎だったため、79歳の体力さえ許せば何の問題のない作戦変更です。

(本番:リキマルと紅→牧宏美/與三郎→牧十郎)←総入れ替え(笑)

與三郎は性格がいいため、少しコミュニケーションをとれば、ハンドリングマナーをわかっているハンドラーさんなら

だれでも引っ張ることができると思います。

しかし、微妙な駆け引きや犬のちょっとした変化に対する対応はやはり経験と技術が物を言います。

與三郎を私が準備しているのをみつけて、テントのなかで大騒ぎしていた牧十郎がでてきました。

「順番か??」

自信満々の與三郎なので我慢できなくなって出てきました。

大ベテランの牧十郎が引っ張れば鬼に金棒です。

與三郎の飼主さんはお昼過ぎか、比較審査ぎりぎりくらいに会場入りする予定と聞いていたんですが

開会式のころには「今百合が原公園の駐車場にいるんです~」と・・・・。

朝一番から愛息子の勇姿を見ようと来られていました。

與三郎は仕事がわかっているようで、

もちろん飼主が来たことには大喜びしましたが、

リンクに入ればキリッと、立派に仕事モードになりました。

ゼッケンを牧十郎へ付け替えます。

強風にて、ゼッケンをつけるのも至難の業です。

その少しの瞬間にも與三郎の準備に入る、牧十郎です。

経験の豊富さはもちろん、全身全霊の五感を使って犬の最高の状態を表現する様は、まさに天下逸品です。

リードから伝わる犬の状態を、自分の手足・指先の微妙な感覚で犬と一心同体となります。

歩かしても崩れない躯体に審査員もホレボレしたはず。

 

この、ひとつひとつの技術や犬への“ここぞ!”といった部分の犬への気遣いといったところ含め、

この全てを私たち後進は牧十郎が生きているうちに学びとらねばなりません。

審査員の表情を確認して、リップサービスも忘れませんから(笑)

 

猟獣競技

比較審査までの間、猟獣競技をやってみますか?と声を掛けましたら

「やりたい!!」と即答された、飼主さんのお姉さんの挑戦です。

與三郎は熊が檻に入っている状況を分かっているため、「あんたこんなとこでなにしてんの?」状態で吠えませんが

お姉さん自身は、初めてにもかかわらずなかなかの手綱さばきです。

 

きちんと熊さんと向き合えるように うまくリードできていますよ。

きっと、熊さんが手を振りかざそうとするなどしたら、多分與三郎は吠えます。

吠えて飼主を守ろうとすると思いますが、

檻に入っていて、何もできないとわかっているんですね。

中にはオシッコをかけたりするワンちゃんもいますが、與三郎さんは熊さんの尊厳もまもり、紳士的に競技を終了いたしました。

一回も下げることのなかった立派な尾っぽを褒めてあげましょう

犬舎でキツネを見つけて吠えている調子で吠えれば、全犬優勝まちがいないですよ。実践済なんですよ(笑)

 

比較審査

さて、本番です。

與三郎の“見せ場”がやってきました。

ブックの通りの順番でスタートしました。

リンクデビューとは思えない堂々ぶりです。 

リンクマナーもさすがです。

飼主さんも朝から来てくれていたのが正解でした。

甲乙つけがたい3頭の犬に審査員ももめているのがわかります。

前足の伸びといい、蹴り込みといい、惚れ惚れします。 身体も全く揺れません。

きれいなフォームですね。

前後の犬にも全く動じません。

素晴らしい歩様だと思います。

この写真を大きくしておけば良かった。

牧十郎は父犬の北勇・平和佐々木もいいが、與三郎はその上だと絶賛している。

ここで3頭の犬に絞られました。

先頭は昨年の秋季本部展で幼犬牡組で1席をとった鬼道優・横浜道犬海桜荘(百七十一太郎×初音)

與三郎の後ろは 同じ犬作り仲間  “チトセコタン会” の杉山征紀氏繁殖の ピンネ・ピンネシリ杉山犬舎(トウピシキテ×阿久姫)

デッドヒートを重ねましたが、鬼道優に決まったようで、歯牙の確認に所有者代理(笑)がやってきました。

鬼道優が表彰者リンクに呼ばれました。

見事な被毛の状態の差でした。

與三郎の被毛の状態は7分。

わざと胸の被毛をとらずに出陳しましたが

あいにくの雨で浮き立ってきてしまいました。

しかし、犬自身は被毛の状態以外は汚点のつけようのない完璧な犬である、との講評でした。

被毛の状態の良いときに

是非、本部展を目指したいものです。

一歩足らずの結果でしたが、

飼主さんは息子の勇姿に感激してくれた、とのことでした。

カメラの準備をしています。

 

與三郎も

 

「おとうさん!ボクがんばったでしょ!!」とでも言っているようです。

 

 

若犬牡組 特良2席(2位)

楓太・札幌東八 CN與三郎

 

平成24年2月20日生まれ

 

父:北勇・平和佐々木

 

母:純:札幌東八

 

繁殖者 牧十郎  所有者 池端龍男

 

 

 

與三郎君一家です。

寒い中、最後までご参加お疲れさまでした。

これから換毛期がさらに増すので

本部展は秋を目指しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌支部展 ~紅・札幌東八(若犬牝組)

2013年04月28日 21時22分11秒 | 北海道犬

本日私はハンドリングをしない予定だったので、ゆっくりしていましたが、

所長が衛生検査を担当したので、個体審査に間に合わない??

と思い、急遽犬を準備。

出陳予定の幼犬オスと若犬メスが左右のリンクで同時に個体審査いているのに気づき、ちょっとあわてましたが

審査員の先生に大声で声をかけ、事情を説明して待ってもらいました。

幼犬オス(リキマル)の個体審査が終わって、あわてて紅を連れてきました。

私が犬を出す様子を見て、與三郎(楓太・札幌東八)の飼主さんが自分の愛犬の写真を撮ろうと追いかけて来たようでした。

色々気がつかない私ですが

厚かましく、カメラを渡し、撮影をお願いししました。

何が良かったって、右の端っ子に衛生検査をしている夫の写真が・・・。

実はこの写真がなければ、衛生検査をしている夫の写真が一枚もなかったという・・・

いやいや、與三郎の飼主さま、ありがとうございました。これで夫婦喧嘩のネタが一つ減ったような。。。(笑)

 

いざ、出陣です。

しかし、審査員の先生に直談判できるようになったとは、私も成長いたしました。。。(笑)

「せんせ~!!(手に持っている)この幼犬オスが終わったら若犬牝連れてきますから~!!宏美さん衛生検査やってて連れてこれないんで~!!」

これを大声で言いました(笑)

みなさん。20キロ減の目で見て下さい。

我ながら昔の写真を見ると別人です(恥)

あ、人間の個体審査でなく犬の個体審査でした。

どこかの展覧会でも1席をつけて頂いた川口審査員です。

いつも先生はどういった目で「今の何」を見ているんだろうと思います。(企業秘密ですね。)

いい犬は誰が持っても、いいはず。

ほれぼれしますよ。さくらちゃん (自分の愛犬がいつもサイコーなのよ。)

この、ギロリと見る、冷めた目、表情。

これが北海道犬として見せられる 素朴さ・野性味 らしい。

 

比較審査は

動画処理をやったことがないので、写真の多めで失礼したします。

ゼッケンの順番で審査が始まりました。

一つ前に姉妹犬のゼッケン59・ハルちゃんがいます。(北姫・モエレ日向荘/北勇×マタキ)

え!!

ここで若干の事故がありました。

本日、ハルちゃんをハンドリングしている 札幌支部の相談役 小林榮男氏が 

審査員の指示でどんどん席順が入れ替わる最中、大転倒したのです。

しかし、この榮男さんはタダものではありません!

昨年、犬を連れて「一万歩が歩けなくなった」を基準に 腰椎ヘルニアの手術をして復活した80歳代です。

本来なら骨折してもおかしくない転び方!!

これが無事なのが 犬のおかげなのですね。。。

さあ、また見習って、私たちも元気に年をとるようにしなければならないと本当にドキン!とした瞬間でした。。。

さて、紅・札幌東八も順調にあがってきました。

榮男さんが大好きなハルちゃんと 私のことが大好きな?CNさくら(紅・札幌東八)・・・?

ここからは兄弟対決です。

 

きました!!先頭のターン!!

審査員もかなり迷っていました。

ハルちゃんは2月生まれ。

紅は9月生まれなので、約半年の年齢差があるのに、いい勝負ができるということは相当な仕上がりです。

また、すぐにクラスが上がってしまいますが、また、同じクラスになったら脅威です。

終始歩様は安定。

 

紅・札幌東八 特良一席 

平成23年9月7日生まれ

父犬:北勇・平和佐々木

母犬・純・札幌東八

 

ありがとうございました。

 

これで、家族全員でハンドリングして、それぞれ1席がとれたように思います。

家内安全。よかったよかった。。。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超寒かった札幌支部展 ~リキマル・札幌東八(幼犬牡組)

2013年04月28日 20時20分28秒 | 北海道犬

幼犬牡組 

リキマル・札幌東八は

純千歳王×千代美の子

ハンドラーは牧宏美。

不自然にコミュニケーションをとっております。(笑)

初回の呼び出しで先頭に。

尾っぽをあげてしっかり歩き

え??

審査員も最後まで迷っていましたが

若干の発育の差で支部長の犬に負けてしましました。

 

一席も十分に狙えるこのワンちゃんは 実は飼主さま募集中です。

リキマル・札幌東八

平成24年7月15日生まれ 

父:純千歳王・札幌東八

母・千代美・蘭越本田

興味のある方はご一報ください。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする