本日の卒業生は ミニチュアダックスフンドの 「ぎんじ」くん。
なんだか最近、和風のお名前が流行っているのかな?
さて、ご家族に溺愛されている「ぎんじ」君は、お父さんが「さぁ~寝るよ~」と言って寝床に連れていくほどの溺愛ぶりだそうな。
問題行動のご相談のお電話を頂いたときはまだ4ヶ月の男の子でした。
9歳の先住犬ダックス君がいるとのことですが 「車酔いするから」 とのことで兄弟トレーニングはできませんでしたが
9歳の落ち着いたお兄ちゃんと どうしても比べてしまうのでしょうね。
“どんな問題行動がありますか?”の質問に対し
「ハチャメチャです~」とおかあさん。
元気いっぱいの ぎんじ君との訓練が始まりました。
「え~~~?! この子こんなことできるんだ~!! もうダメかと思ってた~!! ちょっとあんた~~」
と、とても面白いお母さんです。
確かにぎんじ君はしつけの面では一からでした。
しかしそこは4カ月の赤ちゃん。
お母さん!!仔犬は元気なんですから~!!
補習も何もなくあっさり卒業。訓練士的には何の問題もないかわいい6ヶ月のダックス君になりました。
お父さん・お母さんの溺愛ぶり以外は(笑)
今後の課題はやはり先住犬との関係です。
大変ですが今までやった訓練を とにかく続けることです。
お兄ちゃんと仲良くできるように飼主さんがんばってね。
さて、訓練が一生懸命集中してできたのは
雪道の運転がいやだからそうです。 (わたしもイヤですからわかります!!)
お母さん的にはもう少し通いたいとのこと。
長い冬の間、ご主人のいるときにでも何かあったら どうぞいらしてください。
ぎんじ君ファミリーの幸せを いつも願っていますよ。