道聴塗説 居酒屋は本当にコロナの主犯なのか?
「道聴塗説とは、 しっかり理解していないのに、知ったかぶりをして人に説くこと」を指します。
コロナ禍で道聴塗説が溢れています。お酒を提供することは悪なのでしょうか?
緊急事態宣言が解除されると、次は「まん延防止等重点措置」に移行するでしょう。
法的に、酒類を提供しないよう要請や命令できるのか?については、「告示改正」によりできることになりました。
しかし、本来、法改正が必要なところなのに、告示改正という方法で、酒類提供の停止を要請したり、命令したりできるようにしたことについては、違法の疑いがあるとの意見が、法律専門家の中から出ています。
居酒屋でお酒を提供できないということは、事実上、営業できないということでしょう。
営業の自由に対する大きな制約となる要請や命令を、弱い法的根拠に基づいて実行することは正義のためなのでしょうか?
居酒屋で酒提供がNGなことについて、多くの方々が意見を発信しています。
「何故酒がNGでなぜ20時までは営業していいのかいまだにわからない
一人飲みをする人は飛沫飛ばさないし20時より前だろうがウイルスは活動をするし何の制限なんだ?」
「去年はしっかり「密」を重視してたのに、今年になってからなぜか「時間」や「酒」ばかりにこだわってるのが謎すぎる。時短の結果19時頃以降は駆け込み客でかえって混雑してる。」
「規制したい側も何となくの感覚で、解除したい側も何となくの感覚で。
飲食店の酒提供が感染拡大の根源であると誰も証明できないまま、飲食店の経営者や従業員は今日明日を生きる金を工面するのに悩まされている。
何度でも聞くけど、本当に効果あるの?確信があってやってるの??」
「政治家、官僚が真っ先に約束を破り、大人数での会食や飲みをやったりしたからでしょ?そこにオリンピックの選手村だけはOKとかそんなことすれば不満爆発することくらい分からなかったのか?約束を守らないのは上が約束を守らない、オリンピックに忖度した対応しかしない、補償すらまともなものがない、協力金すらまだまともに振り込まれていない、こんな状態じゃ誰も守りませんね。むしろ守ってもらえると考えてる政治がの頭の中身が愉快な構造です。」
「そもそも「ルール」ではなく「要請」であり、守る守らないではない。保障を行いたくないために作った建て前が崩壊している。保障代わりの協力金も支給遅れが目立ち、それならばと要請に従わない店が出るのは当然の流れ」。
「飲酒自体に問題があるわけではなく、飲酒による酩酊状態などが問題になると思いますが、酩酊状態を客観的に測定し、取り締まるのが困難なので、飲酒自体が禁止になっていると思います。理解できる部分もありますが、五輪は開催するが、国民には自粛しろ!という相反する事柄を推進することに対する説明が無い、もしくは理解しがたい精神論ばかり」
「仕事で朝〜昼時の喫茶店やコーヒーショップに出入りすると女性や高齢者中心にお喋り無法地帯。週末になれば若者や家族が加わり飛沫的には危険かと。一席一席に仕切りがあって清掃が徹底されているならともかく、そんな様子も無し。1人でガイドライン通りに黙って飲んで帰るなら酒類だろうが深夜だろうが泥酔さえしなければそこまで問題は無いはず。なので、そういった非対策の喫茶店等と大衆居酒屋的なところの危険度は大差無いと感じます」
「朝、喫茶店のモーニングをと思い、駅前の喫茶店に。朝から結構なにぎわいで、話し声や笑い声も結構していた。見れば普通にマスクも無しにお喋りしているグループもあった。おそらく「食べる時以外はマスク着用」とあるが、屁理屈的に考えれば、「今食べてる最中だから!」と、そんな感覚の集まりなんだろう。で、通勤のために電車に乗れば、ここ最近は「蜜」なんてものじゃ無くなって来た。コロナ禍前の通勤ラッシュと何ら変わらない。確かに言葉なく静かに乗っているが、目の前に人が居れば、肩がくっつく距離に人が居れば、感染の可能性も高いはず。これらを考えると、お酒を提供する店ばかりを責める事は出来ないのでは?と思うな」
「近所で1軒だけ酒を提供しているお店があります。他の店は酒を出さないため酒を飲みたい客が殺到し、そこだけは1日に30万以上の売上を出しているそうです。政府に従って酒を出さなければ大損をし従わずに酒を出せば大きく儲けられるなんて酒を出さずに頑張っているお店がかわいそうです。真面目に頑張っている人達が損をするなんてことはあってはならないことです」
多くの意見が酒NGを否定しています。
その根拠が、すでに開いている店があり、不公平であること。
そして、法的根拠が薄いことなどです。
天下の悪法、禁酒法の時代のような日本です。