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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

馬のこころ 脳科学者が解説するコミュニケーションガイド

2022年04月14日 12時35分54秒 | 読書・文学


本書では、人間の脳と馬の脳の相違点と類似点を分析し、「見る」「学ぶ」「恐れる」「信頼する」「集中する」などの能力を双方の観点から解説します。脳の仕組みを理解すれば、馬が思い通りに動いてくれないのも、まるで自分の心を察しているかのように動いてくれるのも、すべて脳の原則通りなのだと実感できるでしょう。お互いの気持ちを理解し合ったとき、馬にとって最適なコミュニケーションがとれるようになります。それこそが、真のホースマンシップなのです。「馬のこころ」に逆らってストレスを与えるような方法を排除するとともに、馬と人間が揺るぎない信頼感を育むためのコミュニケーション方法を伝授します

1 人間社会に生きる動物たち(ウマと人間の最強チーム
脳を進化させる)
2 周りの世界を感知する(ウマにはどう見えているのか
視覚に関する調教
ねえ、聞いた?
嗅覚と味覚の力
知覚を統合させる
感触による双方向のコミュニケーション
乗馬脳をつくる)
3 人間のためのウマになるよう学習する(ウマはどのようにして学ぶのか
負の強化
報酬による調教
よい振る舞いに気づく
間接的な調教
ゆったり構えればうまくいく)
4 注意、感情、そして計画性(ウマの注意を引く
ウマの注意を引き留める
ウマの感情
ウマの悪口)
5 ホースマンシップは知識だけではない(真のホースマンシップとは)

ウマはベートーベンよりモーツァルト、テクノよりソフトロック、ヘビーメタルよりフォーク音楽を好む。

ウマの舌にも味蕾;みらい;がある。
ちなみに、ウマの舌は巨大だ。
平均的なウマの舌は重さ1.1kg、長さは40cmある

ウマの舌は塩味、または甘味を味わうと、脳に快感を送る


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