カラダは食から

現在は自炊の記録は中断し、外食とプチ湯治の記事に限定しています。

2023年1月1日から

令和七年如月の湯治  如月廿五日仏滅室宿丑 ④

2025-03-01 23:14:09 | 旅館での食事
話が盛り上がっても時間が許す範囲は限られています。前回は、『雨だから30分くらいは見ておいた方がいいよ』と歩いて駅へ向かうのにアドバイスをもらっていましたが、きょうは傘も差していないし一度歩いた道なので迷わず駅まで戻れました。

改札のある通路の北側にも飲食店があって、お酒の店もあるようです。個人店ではなく企業が経営するチェーン店でしょうか、何人かで入れば別ですがひとりだと気後れしそうなイメージ。







火曜日の午後1時53分、平日のこの時間なので旅行者が列車待ちの時間調整中に飲んでいるのかも知れません。

先に切符を買っておいてからトイレへ行きましょう。次は14時14分の列車なのでしばらく時間があります。



朝、バスを待つ間にショッピング街のコープで見つけておいた豆腐を2丁買い求めました。この豆腐は地元中津市産の大豆を使っています。それとは別に宮崎県産の大豆を使って作られた、密封せず袋に入れただけの豆腐があるのですが、わたしはそれを毎月宮崎県門川町まで買いに行っています。





旅館まで持ち帰るには時間がかかりますので、持ち帰り用のキューブアイスを袋に詰めて帰ります。1時間はかからないと思いますがその間に傷むことはないでしょう。

列車案内の掲示板がもう少し大きかったらいいと思いませんか?視力が落ちきてようやくインフラの不便なところがわかってきます。案内掲示板を見るとトイレを凝視するような雰囲気になるのが嫌だな。



ワインを500mlと新ジャンルの第三のビールを1本飲んでいたので、座ったら眠くなってしまいました。寝過ごしても3駅先で終点ですが、戻る列車がすぐに来るとは思えません。



うとうととした後で気付いたら、ちょうどホームが見えていましたので慌てて立ってしまいました…まだひとつ手前でした。
列車の中は暖かく眠気を誘いましたが、駅の階段を降りてきたら風が強い。きょうの中では駅から宿へ戻るこの時間が一番寒さを感じたかも。





駅から旅館までの間にある食料品店。玉ねぎが安いですね。帰宅する朝に買って帰りましょう。今買っても車に持って行って車内へ入れることになるので、駐車場へ歩くのが負担に感じます。

宿に戻ってきたのは15時、女将さんが仕出し先から味噌汁の蓋付き寸胴鍋や器を回収して戻ってきたところでした。仕出し料理の内容を見たことはないのですが、よくあるインスタント味噌汁的なものではなく、きちんと作ったものを運んでいたんですね。それは手間がかかるわ。

「今夜の夕食、他のお客さんは何時ですか?6時くらい?」
『鹿児島のお客さんは6時半ですね』
「じゃあわたしもその時間にします」
『別にいいんですよ?』
「昼にあまり食べていないし…まだ3時間以上ありますね」

豆腐を一丁女将さんにお裾分けし、残りは冷蔵庫へ。あすも泊まりなら昼に冷奴で一杯ということも出来ますが、あすは帰る日。この時間から豆腐を一丁食べたらご飯が入りませんので持ち帰ります。
とりあえずはお風呂ですね。





湯気が上がっていて、お湯があふれていることが当たり前に思えてしまいますが、温泉も限りある資源です。やはり温泉に浸かると身体が冷えていたんだなとわかります。酔いはもう残っている感じがしませんが、湯船の中で眠ったら危険です。

温まって出てきた後、サイゼリヤの画像整理をしている間に眠くなってしまい、我慢せずにアラームをかけて横になりました。アラームに起こされる前には気付きましたが、すでにもう6時20分、トイレに行ってから薬とタオルを持って下に降ります。

昨夜ひっきりなしに話しかけてきた人と、スマートフォンを見ながら笑っていた男性もすでに今朝のうちにチェックアウト済み。今夜は温泉掘削の仕事で泊まっている3人だけかなと思っていたら、奥にその3人と中央にひとり、わたしはきのうと同じ3つの小さなテーブルの真ん中で、その両脇にも食事の用意がされています。
そう言えば降りる前にご主人が部屋とトイレ、浴室の案内をしている声がしていたのでついさっきチェックインした客がいたんだな。



焼き鮭とフルーツはいちご、香の物・竹輪と大根の煮物・カニカマと若芽きゅうりの酢の物、フライは海老がメインで茄子と蓮根と帆立です。いつもの7時から30分早く夕食の支度をしてもらいましたが、他のお客さんはすでにかなり食事が進んでいた様子、わたしの右側と中央の席でひとりで食事をしていた人は6時からだったのかな?
わたしが座ったとほぼ同時に左側のテーブルに女性客が入ってきて着席。この人はまだチェックインしたばかりなのでバタバタですね。



今夜のお魚は焼き鮭でお肉はビーフステーキ、お刺身はハマチと鯛ですか。あとはお汁が出るはずです。



お汁は鶏肉の団子とねぎで、かぼすが吸い口でした。黄色いから柚子にも見えますが黄かぼすですね。
自宅での夕食なら、焼き鮭でもビーフステーキでも、それこそこの海老フライなどの単品料理だけでメインになるところです。値上がりしたとは言え、2食付で6,500円はやはり破格でしょう。
せっかく30分食事を早めてもらったけれど、予想以上にサイゼリヤの食事が応えていて料理を主体にしてご飯は控えないと食べ切れません。まあ7時でも大差なかったでしょうね。目は欲していてご飯も食べたい、おかずも食べたいとなっても現実はなかなか厳しい。そして残さず全部いただくとなると、消費カロリーをはるかに上回る摂取カロリーになるので、自宅で日々苦労している減量がまた台無しになります。

ここに毎月遊びに来る理由の多くを占めるのが夕食なので、ここで食欲を抑えてというのは目的からして意味がない。自宅なら料理を少なく作る、あるいは配膳しないとすることが出来ますが、これだけ出してもらったのに、あれこれ突付き回して残すのは心苦しいですし。そうなると食べるお米(ご飯)を減らしてバランスを取り、糖質を抑えるしかないですね。右側の若い男性は保温ジャーのご飯を食べ尽くしてしまったようでしたが、わたしの残っているご飯のジャーを渡して「まだあるのでどうぞ」と言うのもどうかなと思いました。
これだけお米の値段が高い状態が続くとなると、旅館でご飯がひとりずつの保温ジャーで出されたら、おかずはもちろんですがご飯を腹一杯食べようという気持ちになるでしょう。

昨夜と違い他の客が話しかけてくることもなく、女将さんがお汁を持ってきたタイミングで『きょうはたくさん食べてきたんですか?』と話しかけてきてサイゼリヤの画像を見せたくらいで、その後は黙々と食事をしました。
今夜もご飯を軽くお代わりしただけにとどめ、香の物は残しちゃいましたが料理はきれいに完食です。何でも制限なく美味しく食べられるうちが華です。





食後はいつものように狭い方のお風呂で服薬・吸入と歯磨き。日中は気温が上がったけれど夜はやはり冷えてきます。しっかりと温まって早めに休むことにしましょう。
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