結婚40周年のお祝いに と 包丁が送られてきた。
産後の台所仕事のお手伝いに行ったときのこと。
娘が使っていた包丁が とても使いやすくよく切れるので
ほめていたのを覚えていてくれたのか
その包丁と同じ包丁をプレゼントしてくれた。
その名 木屋 ラグビー・エーデルワイス ステンレス洋包丁
一年間の保証書つき
1956年から 東京 日本橋 刃物の木屋だけが採用している
オーストリー ボーラブレッヒ社製のエーデルワイス・ステンレス刃物鋼を使用している との説明書きが添えてあった。
刃物は 開運の道具で 料理の味わいを生かすのも 一丁の包丁からである。とも
なるほど お刺身などを作ってわかる 切れ味 という 味。
さっそく 夕餉の支度の時に 手強い かぼちゃを切ってみた。
力が要らない 切れ味の良さ。
トマトもスパッと 形が崩れることなく うつくしく切れた。
やっぱり 料理は よい包丁を持つことから 始まることを
いまさらながら知る。
そういえば最近 料理をするのが 億劫になってきていたことを
娘に 愚痴ったことが・・・
女性は調理をすることで 痴呆への加速の道を遮ることができるから と
娘は 気を使ってくれたのかもしれない。
ありがとうメールをしたら
こう返ってきた。
毎日の料理だから 少しでも楽しくなりますように
お父さんに いつもの美味しいご飯を 作ってあげてくださいな。
ですって