アスファルトの熱が下がった頃を見計らって散歩に出た
室内犬は毎日のように散歩に出る子や
2~3日おきの散歩の子
飼い主さんの気分で散歩する子
小型犬ほど室内だけで過ごす子が多いかも
しかし、骨を丈夫にする為に日光浴も必要だ
夏は散歩する時間も考えてあげないと
昼は熱を吸収してアスファルトが熱い
人間は靴を履く
しかし犬は靴を履いて散歩する子など滅多に居ない
そう、裸足の散歩だ
よってアスファルトの熱が下がってからの散歩じゃないと犬達は肉球に火傷をする事になってしまう
それくらいは知っているさ、そうだよね
愛犬家は常識で知っている事なのだ
しかし、その常識を知らない人も世の中には居る
買い物で見かけた犬の散歩に驚いた
午後1時
気温33度
人も水に飛び込みたい程に熱い時間帯
私は目撃した
年老いた犬だった
飼い主は自転車で買い物がてらの散歩だったのだろうか?
スーパーのかんかん照りの玄関前の路上に繋がれている犬がいた
日陰など無い
飼い主が買い物を済ませてくる、ちょっとだけの間の留守番か
犬は耐え切れずに横になった
横になると、今度は身体中にアスファルトの焼けるような熱が犬を苦しめる
5分程、飼い主が現れるのを待っていた
しかし現れない
見かねた私が犬の側にいって頭を撫でた
犬は嬉しそうに尻尾を振った
『お手』
犬はお手をした
その前足は異常に熱かった
頭を撫でながら私の身体で日陰を作ってやった
ついでに裸足になってアスファルトの熱さを身をもって経験してみた
裸足で立っていられない程に熱かった
通りがかりの人が眉をしかめて
『こんな暑い日に、犬が可愛そうよ日陰に連れて行ってあげたら』
『私の犬じゃないんです、私も可愛そうに思ったので日陰を作ってあげたくて側にいるのです』
『そうだったの、飼い主はどこ?』
『わかりません』
『ちょっと待っててね』
その人は、そう言って走ってどこかに行った
すると間もなくバケツに水を入れて走って持ってきた
バケツの水を見た途端に犬はクゥンクゥンと泣き始め勢いよく水を飲んだ
水を飲ませながら身体や足に水をかけたら嬉しそうに尻尾を力強く振った
そこに飼い主が現れ
『家の犬に、何をしている虐めるな』
大きな声で怒鳴る飼い主
バケツで水を汲んできてくれた人が
『何を言ってるんですか、こんなに気温の高い時間帯にアスファルトに繋いだまま買い物なんて、犬が可愛そうですよ、どれほどアスファルトが熱くなっているか裸足で立ってみてください、お宅の方がよっぽど虐めてますよ』
『おおきなお世話だ、この犬は、熱いのには慣れているんだ、余計な事はするな』
そう言って自転車にまたがって犬を連れて帰って行った
心の中で屑野郎と叫んだ
車内に子供を残して買い物やパチンコに興じる親
沢山の子供が車内の中で熱中症で亡くなっている
犬を車内に残し買い物をする人を多く見かけるが
きっと私達が知らないだけで多くの犬達が子供同様、熱中症で死んでいるのではないかと思うと気が気じゃない
散歩の時間は午前中か午後の涼しい時間にして欲しいな
人間が気持ちよい場所は犬達も気持ち良い
それはアスファルトの上ではない事は確かだ
海辺だったり草原だったり風を感じ自然を楽しむ場所
そんな憩いの場所が減っているね
あの時の犬は元気にしているだろうか?
また暑い夏がやってきた
今日の午後は風が心地良かった
プリンもメロンも風に吹かれて時間を忘れて遊んだ
3日分ほど遊んだ
いや・・・(^^;;
遊ばせた
"ノ(-________-;)ウゥーム・・・
本当は、タイトルをクソ野郎にしたかった
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