暫くぶりに早くベットに入ったのに
やっぱり寝付けない
仕方ないのでワインをグラスに一杯だけ飲んだ
程よく酔いが回ったのかウトウトしてたら勢い良くドアを開けて
耳元で囁く人が居た
『靴を出せ』
『靴?ですか?出せって言ったって、ここは玄関じゃないですよ』
『玄関じゃないと靴は無いのか?』
『冬用のブーツはあるけど』
『あるなら、さっさと出せ』
怖かった
仕方ないので、せっかくしまったブーツを出して
『これで良いですか?』
差し出したブーツを黙って受け取り出て行った
何なのさ人の部屋にズカズカ入りこみ靴を出せだと
誰?あの人は?
次の日も同じ人がやってきた
勢いよくドアを開け耳元で囁く
『何を食べてる?』
『それをよこせ』
そんな・・・・・・・
『よこさないと歯をへし折るぞ』
怖かったが
『あんたに食わせる物は無いよ』
売り言葉に買い言葉で言ってしまった
その人は黙って去って行った
何んで私の家に上がりこみ勝手な事を言ってるの?
でも気になって仕方が無い
食いものを渡せば良かっただろうか?
次の日の朝に気付いた( ̄0 ̄;アッ
メロンの乳歯が抜けず2枚歯になってしまってた犬歯
近い内に病院で抜かなくっちゃと思ってた乳歯が折れてた
足が折れたりして
夢とは言え不思議な事もあるものだ

