SORAの散歩道

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急来の秋雨…その2

2024-10-16 08:14:55 | 日記
車道を走る車
パシャと水を跳ね
避けようとして
足元が絡む

容赦ない秋雨…
嘲笑うように
横殴りに吹き付け
ずぶ濡れになった

酷暑の一転に
衣替えもしないまま
薄手の服に
冷たい水が染み込む

やっとたどり着いた
事務所の玄関口
足の踏み場もない
水溜りの洪水


急来の秋雨…その1

2024-10-15 08:37:28 | 日記
酷暑から一転して
秋雨が冷気を運ぶ
すぼめる肩に
傘が小さい

身を包むような
雨風に打たれ
跳ね上げる
水飛沫が冷たい

靴底に染みる
雨水が冷たい
足早に急ぎ
交差点を過ぎる

キューンと音を立て
立て看板が唸る
思わず傘をすぼめ
足を速める


喜神…その3

2024-10-14 08:56:27 | 日記
感情に左右され
理性の力を失う時
感情ある溺れて
悪の華が咲く
その瞬間に
「喜神」を呼び起こし
善の華を咲かせたい

日々揺れ動き
定まることのない
心の作動
私の中にあって
私が振り回される
常に心して
この「喜神」宿したい

ああ、休むことのない
この感情の揺れ
この理性の働き
共に牽制し
日々、我との闘い
我に勝てる日は
来るのだろうか



喜神…その2

2024-10-13 08:35:55 | 日記
この「喜神」
謗られて、憤り
心の奥に宿る時
怨念の根は、はこびらず
根を張ることもなく
いつしか
神の心に通じる

磨かずして
朽ち果てるより
「喜神」を宿し
心を磨き
徳を備え
人の道を歩む努力
日々心掛けたい

「喜神」を宿し
理性で華開きの
感情で輝き
とらえどころのない
この心の奥に
しっかりと
持ち続けたい


喜神…その1

2024-10-12 08:37:20 | 日記
謗られれば
誰しもが腹が立つ
憤りを強くすれば
怨念の根が
心深く根を張って
いつしか
悪の華を咲かす

一度根ざした悪の華
その張り巡らした根
いかなる毒を盛っても
枯れず、栄える
この恐ろしい悪の華
いつしか
善の心を枯らしている

心の中に
「喜神」を含みたい
謗られて、憤り
その瞬間、心の奥に
この謗り
我に、反省の種を蒔く
有り難いと思うべし