きっとこの年中行事は京都だけのようですね
子供の頃 私が生まれた家は御所近く 町屋でしたが 染色業を営んでいました
ボイラーも設置されていて 11月にはお火焚きさんと言って
火の神様への感謝としてお供え物をし ご近所にもおさがりを配っていましたね
多分京都だけの風習かな?
詳しく書かれているものを引用させていただきました
11月に入ると「お火焚き」と呼ばれる行事が,各神社や町内で行われますね。これは,江戸時代から受け継がれる火を使った行事。もとは宮中の収穫祭にあたる新嘗祭(にいなめさい)が一般の人々に広まったものという説があります。また,太陽光の力が1年で最も弱くなる冬至に合わせ,その復活を願ったことに由来するとも言われています。
「お火焚き」では,お火焚きまんじゅうという独特のお菓子がお供えされます。おまんじゅうには火炎紋の焼き印が押され,厄除け招福の願いが込められています。また,お火焚きの残り火で焼いたみかんを食べると,1年間は風邪をひかないとされているんですよ。
お火焚きが終わるころには,秋もすっかり深まってきますね。寒い季節を前に体調をくずさないよう,お火焚きまんじゅうや焼きみかんをいただいてみてはいかがですか。
我が家では 実母が塗りの盆にお火焚き饅頭 ゆず風味のおこし
尾張屋さんの蕎麦饅頭 みかん りんご 柿と盛りだくさんを入れ
風呂敷に包んで
これ ドコドコさんへ持って行って!と
配るのは私の役目でした お火焚きさんです〜〜と持って行ってと!!!
何件も配り なんでこんなめんどくさいことするのやろ と子供心に
思ったこともあるけど。。。
あるおうちではおタメとしてちょとしたものをお盆に入れて返してくれたりもして
それはある意味楽しみでもあったかな お駄賃ですね!!!
学業が忙しくなってからは母一人で配っていたみたいです
逆に他所さんからいただくこともあったりしたけど
我が家の分には必ず入れていたお火焚き饅頭!!!
今日お店で見つけて買って帰りました
漉し餡とつぶあんが入っています
焼印は炎が3本!!!
ちょうど今日は実母の命日でもありました
母の葬儀の日はとっても冷え込みが強い日で燃えるような紅葉が美しい晩秋でした
今日は懐かしいことが色々思い浮かぶ晩秋の1日でした