出走された方、昨日はお疲れさまでした。肉体疲労はバリバリですよね。&暑さで、体力消耗が激しかったのではないでしょうか。
私も、レース後数時間動けずに、自宅で倒れ込んでおりました。
さて、昨日のレース結果は報告した通りですが、その詳細について備忘録的に書いておきます。
当日は自宅を6時50分に出発。7時20分頃に会場に到着。いつもの場所で、テーピングや給食などを行い、ゆったり過ごしました。8時にはレースブロックへ。3割くらいかな?まだまだ余裕でしたが、ゆっくり座って待つことに。
そしたら、偶然目の前で、RBCテレビの生中継やっているじゃないですか~。遠目だったけど、レポーターの背後にばっちり写っていました。
9時スタート ロスタイムは40秒前後。
1ー5km 27:27
当初は、キロ5分30秒程度のペースで、サブ4ギリギリ狙いでしたが、直前に近くの人が「1000番以内」という話をしているのを聞いて、そっかーサブ4ギリギリよりちょっと速ければ、1000番以内になるのかと思い、少し欲が出てしまいました。
ということで、5分30秒をちょっと切るくらいのペースで走ります。ただ多少の予定以上のペースは、序盤ではもちろん何の苦もないので、特段問題もなく、淡々とラップを刻んでいく感じ。昨年のサブ5グループよりはペースは速いので、そこまで前後の人が遅い感じはしませんでした。ただ、すでに息が上がっているランナーもいて、毎回こういう人は完走できるのかと、余計なお世話を考えてしまいます。
5-10km 27:13
まだまだ、平坦区間なので、ここもペースは大幅に変わることなく、淡々と走り、きっちりYMCAもやりました。何も印象が残っていません。
10kmー15km 27:34
八重瀬の国道の坂や、細かいアップダウン区間です。暑さがやや気になってきましたが、風はほぼ無風で、走りやすかったです。以前はここで激しい向かい風にやらたこともありましたからねー。
今回は走りやすくて問題なし。まだまだ序盤なので、八重瀬の国道の坂も問題なく息も上がることなくクリアし、細かいアップダウンも何ら問題なく走り抜けました。
15km-20km 27:15
そして、前半の難所である、平和祈念公園までの上り坂と下り坂。上り坂ももちろん想定内で一度試走したので、どの程度のペースで走るか事前に想定済み。体力温存のために息が上がらない程度のペースで走りました。下りは、やっぱりサブ4集団でも、ばんばん飛ばす人が多数。下りは誰でも飛ばせるけど、ここで飛ばさないで我慢できることが、経験値として積み重ねた考えかなと。そして、難なくハーフ地点へ。
ハーフ 1:55:56
時計では、1時間57分を指していて、少々サブ4ぎりぎりペースだなと焦りましたが、、、、ここでも経験者として、絶対にペースアップしないと思っていました。昨年よりはかなり余裕があり、正直後半は下り基調なので、飛ばそうと思えば飛ばせる体力は残っていました。しかし、何度もこの誘惑で撃沈していた経験があるので、ここは我慢のペース維持。
20-25km 26:41
下り基調なので、ややペースは上がりましたが、まだまだ足は余裕があります。あの琉球ガラス村からの旧道の直線が私にとって鬼門なので(オーバーペースの場合この辺で撃沈する)、そこまではとにかく落ち着いて落ち着いて走ると決めていました。ちょうど、いいペースで走る男女ペアのお二人がいたので、この二人について行って、ペース維持をしました。あと、この辺から、給水エイドで、急に立ち止まる人が増えてきて、非常に迷惑でした。だいたいサブ4狙いの人が走っているので、キロ5分半位のペースで走っているのに、急に立ち止まるのは、本当にマナー違反だと思います。給水を受け取って、ちょっと離れて立ち止まればいいのに、テーブルの前で急に止まる人は、後ろからランナーが続々来るのがわからないのか、本当にストレスでした。
25km-30km 27:00
鬼門の旧道が終わり、糸満市街地へ。例年ここで向かい風がすごいことになるのですが、相変わらず無風で走りやすい。ただ、暑さがだいぶ応えてきました。背後からジリジリと日光が当たります。30kmが見えた時、ふとサブ3狙っていた時は、ここからペースアップできてたな~とお思いでにふけっていましたが、今回はもちろんそんな余裕はなく、だんだんとペースを維持することがイコール全力に近くなってきました。やや怪しい状況に。
30km-35km 27:51
かなりきつくなってきて、一旦ペースメーカーだったお二人を抜かしたのですが、再度抜かされました。その方たちのペース配分が良いのか、結構な集団になっていたので、また一緒についていくことに。正直一人だったらペース維持は難しかったのですが、集団にいたおかげで、何とかペースを維持できている状況。ただ、42kmまでは持たないような感じがしてきました。
35km-40km 33:54
高速名嘉地インターの十字路で、完全に心が折れました。集団においていかれ、足が完全に売り切れ状態に。全くペースが上げられず、だらだらとジョグ以下のスピードに。キロ7分?くらいになっていたと思います。そして、最悪なことは続くもので、かなり旧式だったガーミンの電池切れ。100%充電したのですが0%に。バッテリー4時間持ちませんでした。これにより、現在タイムもわからなくなり、サブ4に間に合うのか、間に合わないのか全く分からない状況に。沿道の人がたまに「4時間切れるよー」と言われて、まだ大丈夫なのかな?と思いつつ、だんだん後半になるにつれて、そんなこと言う人がいなくなってきたので、「もう間に合わないのかな?」と思いつつ、すでに半分はあきらめていたのでどうでもいいやという気分でした。ただ、やっぱり少しでもタイムは縮めたかったので、間に合いうかわからないけど、頑張ってスピードを出そう!と思った瞬間。。。。。足が攣りました。急ブレーキ。もう1歩も歩けない状態に。だましだましスキップしながら進んで、攣りながらも脚を斜めにしたりしながら走ったりして、なんとか復活しましたが、かなりタイムロス。マンガ倉庫付近でこうなってしまい、ほぼあきらめムードだったのですが、意外と足が復活していたので、小禄イオンあたりから、ジョグレベルでどうにか走って、競技場へ。
40kmー42.195km 13:18
競技場内に入っても、まだサブ4が狙えるのかどうなのかまったくわかりませんでした。ただ、足の攣りは大丈夫そうに復活していたので、とりあえず出せるだけだして走っていると、陸上競技場に入る直前に観客が「あと2分!!」と言っているのが聞こえて、まさかサブ4まであと2分なのか?とゴールの電光掲示板を見ると、3時間58分!?じゃないですか!もう無理と思っていたけど、間に合うじゃん!がぜんやる気になって、最後の気力を振り絞ってダッシュし、ギリギリ3時間58分でゴールできました。タイムが全く分からない状態で走っていて正直自暴自棄だったので、まさかサブ4に間に合うなんて夢にも思っていませんでした。いつもマラソンは前半の貯金は後半大きな借金で回ってくる信じて、ネガティブスプリットを理想に走っていましたが、今回は前半の貯金でかなり助けられた気がします。
まとめ
ということで、35km過ぎからはもう、レースは終わっていました。正直、完走とも思えないほどの走りで、最悪のゴールでしたが、なんともまぁ時計もないのにサブ4は達成してしまったという感じ。昨年よりタイムは30分も速くなっていたことは、良かったというべきかどうか。。。なんだか自己評価は微妙です。
あととんでもない偶然がありました。かれこれ10年以上前に、脱メタボを目指してマラソンにはまり、初めて「サブ4」を達成したのが、2011年の第27回NAHAマラソンでした。その時の順位が1246位。そして2024年昨日のNAHAマラソンで「サブ4」を達成した順位1246位。まったく同じ順位でした! 同じ順位になるなんて、まぁ上位20位くらいの人は、過去に同じ順位はあるかもしれませんが、1000位台ではなかなかないのではないでしょうか。何か変な運気使ってないよなー(笑)
さらに、その過去の記録を見ていると、途中無更新の時期もありましたが、このブログかれこれ13年継続していることになり、そのことにも今びっくりしています。ただ、過去の自分を見ると、レース展開は、過去の自分の方がうまかったようです。。。
35km以降の落ち方がやばい。下手なレース展開です。
ただ、ポジティブに受け取れば、キロ5分30秒台で35kmまでは行けているので、もっとスタミナをつけるためにジョグの距離を踏んで、冬になり気温が下がれば、より質の高い練習もできるようになると思います。
そこで次のおきなわマラソンの目標をサブ3.5にしたいと思います!(また大きく出たなー)
そうやって、少しずつ目標を高くして、結局、次の目標はサブ3だ!なんて、数年後くらいに言っていそうな気もしないでもないな(笑)
12月1日(日) 第38回NAHAマラソン 3時間58分52秒 AVG5:38/km 順位1246位 (12年前のNAHAマラソンと同順位)