生まれて初めて、講談 を聞きに行きました。
(株)マリア・デュオの設立記念パーティーで講談をやって下さった
藤瀬柑兵衛さんが
演じるというので、行って来ました。
生の講談自体、その時が初めてだったのですが、
正式に舞台でやっているのを聴きに行くのはまさに初めてでした。
いつもギターや絵画の世界にばかりに居るので、
こういう違う世界は新鮮です!
出演者は5名で、それぞれが、
面白いおかしく、迫力万点に
扇子を叩きながら語る(読む)話にはすっかり引きこまれました。
語る内容は、
忠臣蔵のころの話
牡丹灯籠
あんぱんの木村屋の話 とか
あまりに期待もせずに昔の話かあ、と思っていたら とんでもない。、
人情味溢れる話しの数々は、面白くて、
情景がリアルに頭に浮かんで来ました。
視点が思いがけず、とても興味深く面白かったです。
語りだけの 一人芝居 の様な感じでしょうか。
藤瀬柑兵衛さんのお題は「村越茂助 誉れの使者」と言うのですが、
内容は
徳川家康が、時の関白豊臣秀吉に鎌倉鶴岡八幡宮へ1万石の寄進を命じたのだが、
家康は千石しかしなかった、その申し開きにうつけ者の村越茂助が命じられて、
信長を説得する一部始終
まあ、予想外の展開で本当に面白かったです。
講談の声の出し方、間の取り方、リズム、、、センスを入れるタイミング、音、、。
聞いていて、色々勉強にもなりました。
どこかで、今度のマリア・デュオのMC でも、活かせるかなあ、と
人生長く生きていても、知らない世界一杯
勉強すべき事いっぱいあるものですね。
浴衣着て、日本語を操って語る
日本文化も素晴らしいですね。
楽しいことひと時をでした〜〜!!
最近は、顔、風景も人物像も無く物語を見聞きすることは少なくなりました。
そんな中での講談は、集中して聞かないと時代風景も衣装も、絵図らが見えてきません。
人物の名前だけでもどんだけややこしいか!
又滑舌良く大きな声で〜
学ぶ所が盛り沢山でした。
両国の暑い夏の一日でした。