ご訪問いただいてありがとうございます。
昨日、2週間ぶりに母のところへ行ってきました。
11時半頃部屋に着いたら、母の姿はなし。
もう食堂へおろされたのかなぁ~と探しに行くと、
やはり食堂の片隅にポッツ~ンと・・車椅子に乗った母の姿が。
母は全盲なので、私を見つけられない。
でも、介護職員さんが私を見つけて飛んできて・・w
説明してくださった。
部屋でトイレ介助をしたあと、そのまま食堂へ連れてきたとか。
私が来たときは、部屋で一緒に食べることを知られているので・・
「すぐお部屋にお連れしますね」と言ってくださって
一緒にエレベーターに乗り母の部屋へ。
ありがたいことです
私が来たことを知った母は、満面の笑み。
開口一番、「ねぇ、たい焼き持ってきた~?!」
私よりも、たい焼きを待ってた感が・・・ハンパない (;´∀`)
まあ、元気なアカシだからいいんですけどね。
今月末には91歳になる母。
目がまだ見えていた頃は、
詩吟や大正琴が趣味でサークルにも通っていた。
読書をしたり音楽(歌謡曲・民謡)を聴くのも好きだったし、
友人と旅行を楽しんだり。。と、
私よりずっとアクティブだったことは、間違いないw
今は、すべてのことが出来なくなり、
頭痛がイタくなるw・・からと、ラジオも聴かなくなって久しい。
たとえ聴けたとしても、自分で操作することができないし。
そんな母が昨日。。
「ねぇ、この前トミちゃん(母の妹)が持ってきてくれた歌を読んでよ~」と言った。
なんども、なんども、繰り返し読み上げさせられ・・
母は言い間違えながらも、あきらめずにリピート!!
そしてなんとか、、暗記することに成功~
自分をたたえる妹の言葉に、かなり励まされているようすの母。
ベッドに入ってからもくり返しつぶやきながら
ニンマリと満足そうでした
叔母は「姉は穏やか・・」と詠ってくれているけど、
母は優しい反面、多くの親族間をまきこむトラブルメーカー的な面もあったわけで。。。
陰で泣いたり怒る人もけっこういたらしかった。
いまだ内面にびっくりするほどの激しいものを秘めている母。
だけども穏やかな印象を与え続けられる・・のは
芯が、真に強くて優しいから?
ふと昔のあんなことやこんなことを思い出しながら、
少し考え込んでしまいました。
まあ・・どのような面も
その時々の、母のキャラであるのは、確かなことw
昔はどうであれ、いま目の前にいる母はひたすら前向きに
がんばっているわけです。
叔母は、母の色々な面を見てきており、
その上で母を深く理解し思ってくれている・・のだと感じました。
これからは、ますます一期一会。
その時々に、母の笑顔を引き出せるように・・やっていくしかありません。
私にできることといえば、、そう、
毎回たい焼きを持参し、話を聞くこと w
ヽ(*^▽^*)丿 以上。