つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

教育分野における支援 その2

2018年06月18日 | 学習ノート2
4 「チーム学校」における3層の援助チーム

1)マネジメント委員会(企画委員会、運営委員会など)
 ・校長、教頭、主幹などで構成
①問題解決・課題遂行
②校長の意思の共有
③職員の教育活動の管理
④組織の設定・活用・改善

・全体の子どもへの援助サービスを支える
・校長のチーム学校のマネジメントも支える。


2)コーディネーション委員会
  (生徒指導委員会、教育相談部会など)
 ・困難な事例に関する学校レベルでの
  援助サービスのコーディネーションを行う。
 ・管理職とコーディネーターの役割を持つ教員
  (教育相談担当、特別支援教育担当、養護教諭 等)などで構成
①問題解決を行うコンサルテーションと相互コンサルテーション
②学校・学年レベルの連絡・調整
③個別チームの援助の促進
⑤マネジメントの促進


3)個別の援助チーム
・個別の子どもの問題状況・危機的状況の解決を目指す。
・子どものも問題状況が解決すると解散される。
・開始時期、開催頻度、メンバーは、子どもの状況に応じて。
 ときには、当事者である子供を含んで行うこともある。
・教師や保護者、専門スタッフがそれぞれの専門性を生かして
 行う「相互コンサルテーション」機能ももつ。





事例検討の枠組み

・SCが、
 援助チームやコーディネーション委員会などで事例検討する際、
 子ども(個人)、環境、子どもと環境の相互作用に焦点を当てる
 生態学的アセスメントを基盤にする。
・日ごろから、学校風土や学校全体の教育の状況、
 チーム学校の機能やコーディネーターについて、情報収集しておく。

1)個人の発達や学校生活
①学習面、心理・社会面、進路面、健康面における状況
②子どもの得意なこと、好きなこと
③子どもにとって困難なことや悩んでいること
④子どもの発達の様子や問題状況。危機状況の蓄積。
⑤援助ニーズと対応の状況

2)子どもの環境
①学級。学校の状況(人間関係など)
②家庭の状況(家族の様子 等)
③地域の状況(地域の様子、文化、援助資源)

3)子どもと環境の相互作用
①子どもの発達状況・行動様式と環境からの要請行動のマッチング
②子どもと場(環境)の折り合い(人間関係、楽しさ、行動の意味)


・問題解決に役立つ自助資源(②他)、援助資源に注目する。
・チェックシートを活用する


*生態学的アセスメント
「人がその環境をどのように受け止めて
 その環境に対処する仕方を変えるか」
・子どもの問題状況は、子ども個人だけに問題があるのではなく、
 学校、学級、家庭などの問題の重複によっておこること、
 環境(家庭環境、教室環境、教師、保護者、友人など)と
 子どもとの相互作用が問題の大きさに影響を与えること に注目していく。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『じゃ、ボクもやる気出していくよ』

どこに行くのかな~






最新の画像もっと見る

コメントを投稿