つれづれまりん

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教育分野における支援

2018年06月18日 | 学習ノート2
・教育分野において、
 すべての子どもが心理社会的課題に取り組んでいる。
・すべての子どもが支援の対象であり、
 子どもの学校生活全体の質(Qualty of School life:QSL)
 の向上を目指す。



1 学校心理学とは

心理教育的援助サービスの理論と実践の体系。

*心理教育援助サービス
 ・一人一人の子どもの発達の過程や
  学校生活で出会う問題状況・危機状況の
  対応を援助する活動。
 ・子どもはトータルな存在であり、
  子供の困りや悩みは複合的に起こるものであるととらえたうえで、
  心理社会面及び学習面、進路面、健康面などに焦点を当てながら
  多角的に行われる。
 ・心理教育的援助サービスは、
  教師、スクールカウンセラー(SC)、保護者らがチームで行う。



2 3段階の心理教育的援助サービス

①一次的援助サービス:「すべての子ども」対象
  ・発達促進的、予防的な援助サービス
  ・「心の健康教育」安心して安全に過ごせる学級づくり、
   ソーシャルスキルトレーニング、
   ストレス対処のワーク、自殺予防プログラム。 
  ・「わかる・できる」授業づくりの支援

②二次的援助サービス:「一部の子ども」対象
  ・登校渋り、学習意欲の低下、学級での孤立等、
   学校生活で苦戦し始めている子、
   転校生など苦戦する可能性が高い子。
  ・子どもの困り感に早く気づき(早期発見)、
   タイムリーに援助する。

③三次的援助サービス:「特定の子ども」
  ・不登校、いじめ、非行、虐待などの問題状況により
   特別な援助ニーズを持つ子ども。
  ・それぞれの子どもの問題状況について、
   心理的アセスメントを行い、
   具体的な援助を組み立てながら問題の解決に当たる。


・「児童生徒教育相談の充実について
  ~学校の教育力を高める組織的な教育相談体制づくり」
  (文部科学省 2017年 報告)
 において、スクールカウンセラー(SC)、
 スクールソーシャルワーカー(SSW)の仕事に、
 予防開発的援助と問題対応があるとされた。




3 子どもの援助者の協力

・子どもの問題の解決には、
 さまざまな視点からの多面的な情報収集が必要。
・子どもの周りの援助者(教師、保護者、SCやSSW・・)が
 それぞれの立場や専門性を生かして、子どもの情報を集め、
 子どもの援助の計画と実践を進める。

*スクールカウンセラー(SC) 
 ・1995(平成7)年に導入
 ・2015(平成27)年に学校の専門スタッフとして位置づけ



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『QSLを上げるんだね・・』

どの子のQSLも上がるといいよね。








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