つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

ヒトの成長・発達と老化

2018年06月24日 | 学習ノート2
1 正常発達(加齢)

*成長・・身体や体重など測定可能な形態や量の変化
*発達・・運動機能や精神機能など質の変化

・ヒトの成長・発達は
 個人の遺伝的要素と環境の相互作用(エピジェネティック変化)と、
 家庭や教育、個人的経験など生物・心理・社会的影響、を受ける。

・成長・発達の過程は、臓器・器官によって異なる。
  ex. 神経系・・乳幼児期から学童期に急激に増加する。


*老化・・加齢に伴い、身体の恒常性が崩壊する一連の過程。
  生理的老化・・個体差が大きい
  病的老化・・生理的老化が著しく加速する
   (一部のヒトに発現)



2 身体・心理・精神機能の変化

・ヒトは、生後1年で、
 身長は、1.5倍に、 体重は、3倍に。
 身長は、思春期の増加スパート後、停止。

・粗大運動
 首がすわる(3~4カ月) お座りができる(7~8カ月)
 はいはい(8カ月) 立ち(12カ月前後) 歩く(12~15カ月)
 両足で跳ぶ(2歳児)  全身運動ができる(3歳児)

・微細運動
 手全体でつかむ(4~6カ月) つまむ(1歳)
 なぐりがき(1歳半) 直線をひく(2歳)
 ハサミを使う(3歳)

・視覚・・2才ごろまでに解剖学的基礎が完成。
     3歳で6割、5歳で8割以上が、視力1.0以上になる。
・聴覚・・2才ごろまでに解剖学的基礎が完成。
     5~6歳で急激に機能発達して成人レベルに。


・加齢により、さまざまな機能の低下がみられる
 運動神経伝達速度低下、骨格筋の筋肉量減少(サルコペニア)、
 視覚・聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚の低下、
 骨髄中の造血幹細胞減少・・・等々・・
 
・加齢に伴う記憶障害・・近時記憶の障害が目立つ。
  ・エピソード再認は可能で、記憶障害の自覚がある。
  
  ・アルツハイマー型認知症では、近時記憶障害だけでなく、
   エピソード記憶障害あり、記憶障害に対する自覚を欠く。(病態失認)

*フレイル
 「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、
  複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、
  心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で
  適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」
 (厚生労働省研究班の報告書による)



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『もう、ボクはお勉強やんないよ』

マリンちゃんはやらなくていいよ。
『分かった zzz...』

勉強部屋のイスの上で眠るマリン。
(2018年1月 夜 撮影)







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