主要な疾病と障害

１　がん

がん（悪性腫瘍）
・細胞の遺伝子プログラムの逸脱による異常増殖。
・すべての臓器・組織に生じる。

・特徴（良性腫瘍との違い）：自律性増殖、浸潤と転移、悪液質
・生涯罹患率：男性63％　女性47％
　がんによる死亡率：男性25％　女性16％

がんの標準治療
・手術、薬物治療（化学療法、ホルモン療法、分子標的治療、分化誘導療法）、
　放射線治療を、それぞれ単独で、あるいは組み合わせた方法で行われる。
・緩和ケア



２　循環器系疾患

・糖尿病　・慢性腎臓病　・不整脈
・虚血性心疾患　・心臓弁膜症　・高血圧
・脳卒中　・腎不全　・胸部大動脈瘤　・腹部大動脈瘤
・閉塞性動脈硬化症　・閉塞性血栓性血管炎（バージャー病）
・原発性肺高血圧症　・動脈硬化　・心不全
・周産期心筋症（産褥心筋症）　　　　　　　など


３　筋・骨格系疾患

・変形性股関節症　・変形性膝関節症
・関節リウマチ　・骨粗しょう症　・脊柱圧迫骨折
・大腿骨警部骨折　・後縦靭帯骨化症
・ロコモティブシンドローム
・廃用症候群

＊ロコモティブシンドローム（運動器症候群、通称「ロコモ」）
　・「足腰の衰えなどが原因で、日常生活に支障を来している状態」
　・原因は、主に「加齢による衰え」や
　　「筋肉・関節・骨など運動器自体の病気やケガ」

＊廃用症候群（「生活不活発病」ともいう）
　・病気やケガなどの治療のため、
　　長期間にわたって安静状態を継続することにより、
　　身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす症状。



４　神経疾患

・アルツハイマー病　・パーキンソン病
・てんかん　・重症筋無力症
・ギラン･バレー症候群
・多発性硬化症　・神経脊髄炎
・下肢静止不能症候群（レストレスレッグズ症候群、むずむず脚症候群）
・睡眠時無呼吸症候群　・ナルコレプシー　　　　　
・レム睡眠行動異常症　　　　　　　　　　など

＊ナルコレプシー
　・緊張する場面でも耐えがたい眠気に襲われ、
　　本人の意思に関わらず眠り込んでしまったり、
　　強い感情の動きが引き金となって倒れこんでしまったり
　　（情動脱力発作（カタプレキシー））する症状。



５　呼吸器系疾患

・慢性閉塞性肺疾患（COPD）　・気管支喘息
・気胸　・慢性呼吸不全　　など

＊慢性閉塞性肺疾患（COPD）
　・タバコなどの有害物質の長期吸入暴露によって、
　　慢性炎症と呼吸機能低下が出現する。


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マリンちゃ～ん、大丈夫？

『眠いだけ・・。ママさんは頑張って・・』

（2018年１月　夜　撮影　）