つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

教育と医療の連携 

2015年11月15日 | 学習ノート
本日2度めの投稿です。

2ページに分けて投稿しようとしたのを、
1つにまとめたので、少し長めです。 m(__)m

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1 連携の目的
 ・子どもの「良いところ」を探す。
   → 子どもに、達成感を持たせる。
  異なる専門機関でチェックを受けることで、
  違った視点から良いところを見つけることができる。

 最終目的は、
 ・子どもの自尊感情を守り、高めること。
 ・傷ついた自尊感情を回復させること。
   自尊感情とは・・
   「自分は他の人から大切に思われている」
   「自分は大切な存在なのだ」       と思う気持ち


2 医療が、教育に提供できること
1)診断(DSM‐4‐TRに基づいて)
  正しい診断 → 適切な支援の提供 → 二次障害発生の予防

2)投薬(薬物療法)
 ・LD・・現在、有効な薬剤は開発されていない。
 
 ・ADHD・・中核症状を改善させる薬物が開発されている。
        必要に応じて、薬物を利用した支援も考慮すべき。

 ・高機能自閉症・アスペルガー症候群
    ・・障害そのものから起こる不安やパニック、
      合併症として現れる不眠などに対する
      対症療法的な薬物治療が知られている。
      → 穏やかな日常生活を送るために有効。
     
3)保護者への説明
   医師からの障害の診断と専門的な説明が、
   保護者の理解・信頼に有効な場合がある。

4)本人への告知
   保護者、教員など、本人に身近な存在が行えればよりよい。
   が、専門的な知識を持つ医師から行うことで、効果的な場合も。

   告知のタイミング
    本人が他者との違いに気づき悩みだしたころが効果的。
    一般的には、小学校高学年~高校 
   
   適切な支援を伴う告知をする。
   診断名を告げるだけの告知では、意味がない。


3 医療が、教育に提供できないこと
 ・日々の生活におけるきめ細やかな支援体制
   教育との有機的な連携が必要。福祉や保健の専門職との連携も。


4 教育現場でできる医療的支援
   養護教諭 ・ 学校医


5 保護者も巻き込んだ連携
 ・保護者の心の内の理解をする
   保護者が子どもの診断を受容していく過程 2説
   ・ドローターの段階説
    衝撃 → 否認 → 悲しみ・怒り → 適応 → 再起    
   ・オルシャンスキーの慢性的悲哀説
     子の成長(人生)の節目ごとに悩み、落胆する


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『きっと・・、自尊感情って、すごく大切だなんだね』


そうだね。

階段おどり場にて、下方を見るマリン。
(2015年5月撮影)







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