教育に関する基本的な法律

１　「教育基本法」
　
　日本国憲法の精神を受けて、
　1947(昭和22)年３月 制定
　2006(平成18)年に改正

教育の目的（第１条）
「教育は人格の完成を目指し、
　平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた
　心身共に健全な国民の育成を期して行われなければならない」

教育の目標（第２条）
「教育はその目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、
　次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする」

　幅広い知識や教養を身に着けること、真理を求める態度、
　豊かな情操や道徳心の育成、健やかな身体を養うこと、
　勤労を重んじる態度、正義や責任などの社会性、
　伝統と文化を重んじること　　　　　　　　　　　　等



２　「学校教育法」

　憲法および教育基本法の理念を受けて、
　学校教育の制度の内容と基準について示している。
　1947(昭和22)年　制定

　新教育基本法の理念と規定を受けて、
　2007(平成19)年に改正。

日本の学校教育制度（６・３・３・４制）の基準
　
学校の定義（第１条）
「この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、
　高等学校、中等教育学校、特別支援学校、
　大学及び高等専門学校とする」

学校の設置者（第２条）
学校の設置基準（第３条）
校長、教員の資格（第８条）
子に９年の義務教育を受けさせる保護者の義務（第１６条）

　・・などが規定されている。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『学校もいろいろ決められてるんだね』

そうだね。

（2016年９月（前記事画像からちょうど１年後）撮影 ）