つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

子どものトラウマ

2019年10月09日 | 学習ノート3
前記事のつづきです。(Part3)

「性被害のトラウマへの対応」 より
  白川美也子氏
  (こころとからだ・光の花クリニック 院長)
  2014年2月の講演
  (少々古くてすみません)



〇子どもにとってのトラウマとは
・圧倒的な体験(事故、災害、子供虐待)
・ケアをする人からの分離、
 安定した家がないこと、等も

☆発達的に不適切な性体験(性的虐待)
 ・・・分かっていなくても何かが残っている。



〇トラウマにより与えられる衝撃
・孤立無援感、
 傷つきやすく、とてもおびえる感情を引き起こす。
・悪いことが起きるかもしれないと予期する。
・他の人との良い関係づくりが難しい。
 関係性を信頼できなくなる。
 傷つけられたくない、、、
・感情や行動をうまく処理するのが難しい。
・ポジティブな自己感を発達させることが難しい。
 ダメになった、無力、恥ずかしい、
 愛されていない、

☆他人を責めるより、
 自分が悪いと思う方が、
 子どもにとって易しい。
 だから、「自分はどこかおかしい」
 と思うようになる。


〇トラウマ後反応:3つのF
・FIGHT(闘争、立ち向かう)
 過活動、攻撃的な言動、
 反抗的な行動、限界を試す、

・FLIGHT(逃走、逃げる)
 引きこもり、エスケープ
 孤立、回避

・Freeze(固まる)
 ぼんやりする、ぼうっとする
 感情的なシャットダウン 
☆闘うことも逃げることもできない
 幼い子どもが用いることのできる
 唯一の方法。
 心の避難。



〇子どもの心的外傷に共通してみられる特徴
 思考の抑制、睡眠障害、
 過度な驚愕反射、
 発達的退行、
 漠然としたものに対する恐怖、
 パニック、易刺激性、
 過覚醒、反復夢



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『子どもにとっては、、、』

『安全・安心が、いっそう大切なんだ』

・・・と、安心できる場所で丸くなるマリン・・

(2019年6月中旬 出窓にて)






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