コンサートを楽しみにしていた夫の体調が
三日前からすぐれなかったが
薬が効いて会場へ
アンコール曲
ベートーベン「ピアノソナタ 月光 第三楽章」
一曲目はベートーベンの
ヴァイオリンコンチェルト
三浦文彰さんの透明感のある音色で
背筋がゾクゾクしてきて涙が
お隣の席の旦那さんも涙を拭いていた
独身の頃から何度も聴いてきた
思い出のある曲だが
生演奏は初めて
オーケストラは
重厚で繊細で切れが良くて
N響にも劣らないレベルの高さに大満足
辻井さんの「ベートーベンの皇帝」も
技術に円熟味が増して
うっとり
しかし辻井さんの真骨頂はやはりソナタ
アンコールの「月光第三楽章」は
観客全員が宝物として
心に刻まれることでしょう
誰よりもコンサートを楽しみにしていた
Sさまに
聴かせてあげられなかったのが
とても残念です