マラッカからクアラルンプール郊外のプトラジャヤに戻り
夕食後、オプショナルツアーで通称ツインタワー(ペトロナスタワー)を
観光する予定だったが、凄まじい渋滞のためこちらも時間が遅くなるとかでキャンセル。
世界一美しいと云われているツインタワーのライトアップを撮影したくて心待ちにしていたのに、
気のいいツアー仲間たちからでさえ
”夜景を見れなくて何のためにマレーシアに来たのか” などと、ブーイングが出る始末。
道中影の薄かった添乗員さんが ”全て私が悪いのです”
とキッパリ云って神妙に頭を下げる姿に、みんな黙ってしまった。
写真は息子がバックパッカーで訪れた際に撮った写真を
彼のブログから拝借
最後に泊まった「マリオット プトラジャヤ ホテル」
広いロビーと中国風の派手なインテリアに圧倒されたが、
その広さが災いしたハプニング。
エレベーターで朝食会場に向かう途中、階を間違って降りた主人と離れ離れになり
「書けば長くなるのでご想像あれ」、再会出来るまでに30分ほどかかった ヤレヤレ!
今回の旅行で宿泊したホテルは
水回りの良し悪しは別としてほぼ満足している
翌日29日(帰国日)の午前中は、プトラジャヤ観光オプショナルツアーが用意されていたが、
予約していなかったので、ホテルの一室でのんびり過ごす事が出来た。
午後クアラルンプール市内観光を終えたあと空港に向い帰国の途に就いた。
10分間ツインタワーの撮影スポットに降ろされたが、
建物に近すぎてコンデジの広角側ではこれが限界だった。
夫は職業柄、今後の建物のメンテナンスなどに関心があり
よく見える昼間でよかったと言っていた。”左のタワーは日本の建設会社が手がけ
ひと悶着があって韓国が右のタワーを手がけた”と、その辺の経緯を詳しく説明してくれた。
ロイヤルセランゴール(錫製品)工場見学
製造過程の説明を受けた後、製品の販売コーナーに直行。
注いだビールの温度が上がりにくいというビアカップを息子の土産にと思ったが、
値段を見てやめた。旅友のご主人はお気に入りをゲットした。
入り口へはエスカレーターで上る。
屋外の巨大なビアカップモニュメント
広大な敷地内にあるモスク風の美しい王宮。
暑さで歩くのが億劫だったが、一人で門前まで行き
閉じられた門越しに中の王宮を撮影。
成田着06時40分 飛行機の中では一睡もできなかったが
おかげで雲の上の茜空を写すことが出来た
おわりに
常夏の国マレーシア、国民は総じて中流階級意識を持ち、
人口の60%を占めるマレーシア人は保護政策で守られているという。(大川さんの話)
石油、ガス、アブラヤシの実から取れるバーム油の生産など天然資源に恵まれ、
地震・台風などの自然災害が無い上に物価が安く、水道・電気代なども驚くほど安いと聞く。
気温は高いが湿度が低いので、暑さが苦手な私でも耐えられた事。
国民は穏やかで治安がよく、日本人が長期滞在したい国NO2?に上げるのも頷ける。
今回の旅行は長い冬を乗り切るための夫の南国志向と、
バックパッカーで訪れた息子が風邪で体調を崩した時
三日間滞在して癒され元気になったというペナン島を見たかった事、
心根の優しい旅友夫妻の同行がうれしくて実現したものです。
ハプニングや観光のキャンセルがあっても、マレーシャの魅力を存分に知ることが出来で良かったですね。
ツインタワーの迫力が凄いですね。息子さんのお写真も良いですが、mariさんのお写真も迫力じゅうぶんです。
素晴らしい旅行記を拝見し、物価も安く住みやすい国マレーシヤへ行ってみたくなりました。
どうも有り難うございました。
拙い文と写真を最後までご覧下さり、また温かいコメントに励まされて
何とか最終回まで続けることが出来ました。お礼申し上げます。
旅行記というものを初めて書いてみてkazahanaさまの凄さがわかりました。
楽しかった思い出の再確認という意味で、忘れないうちに書いてよかったとほっとしています。ありがとうございました<(_ _)>