今日が一番若い日

ブログは気儘なゆる日記 
思い出を呼び戻す打出の小槌です

本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」

2016-04-14 | 癒しの時間

昨日午前 家事を終えるなりK書店に車を走らせた

目的の本は山積みにされてあった

会計に来てビックリポン!

無い!お財布を忘れてきた 中に免許証も入っていた

昼寝してスッキリした夕方また出かけて

本屋大賞を受賞した宮下奈都さんの「羊と鋼の森」をゲット

10ページほど読み進むうちに

爽やかな一陣の風が

身体の中を吹き抜けていくのを感じて身震いした

今日は日がな読書日になるだろう

フェルトの羊が散りばめられた装丁も気に入っている

 読後感は

登場人物の誰もが個性的でありながら優しい

美しいが

現実的で確かな文章

私は俗人で 波乱に満ちた結末を想像したが

ストーリーはともあれ

残り少ない人生 己の原点に戻って素直に生きようと

反省させられる数少ない小説

何度も読み返さなければという使命感まで与えられた

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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本屋大賞・・・ (mari)
2016-04-15 07:00:17
kazahanaさま
ピュアな主人公が生まれ育った地が、作者が一年間生活したというトムラウシの麓(紙上に地名は出てこない)
読んでみたい衝動に駆られました。
どんどん先を知りたくなり半日で読み終えました。
読後感が爽やかな作品です。
月曜日にお持ちします。
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本屋大賞作「羊と鋼の森」 (kazahana)
2016-04-14 20:50:11
mariさま
一日で読み終えたのですか?
積極的に行動し読まれたmariさま、読後の感想を拝見して、
私も読んでみたくなりました。

暫らく読書から離れていたので、刺激を受けました。
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