BSで倉敷市が舞台の「インディゴの恋人」を観た
主人公は画家とジーンズ職人
それに大原美術館の学芸員役で鶴太郎さんが絡む
このドラマに惹きつけられた一つは
大原美術館所蔵 エル・グレコの「受胎告知」が度々見られた事
聖母マリアと着衣や背景のインディゴブルーに執着して佇む女性画家
過去に何があったかは最後にわかるのだが
二つ目は過去を引きずる女性をジーンズ職人が慰めるセリフ
” ジーンズも人間(心)も傷や汚れが輝きを放つ? ”
セリフの記憶が曖昧だが心に響いた
倉敷の静かな佇まいと画家役の女優(美波さん)の陰のある美しさが際立ち
ジーンズの制作過程(生地を引っかいたり色を足したり)は
藍染の色インディゴの濃淡を際立たせる芸術の域だ
Kさまのブログにあった千花さんのサイトから
枠をお借りしました
4時半に目が覚めると外は真っ暗
明るい月の斜め左上に土星が光っていた
昨日の“スタジオパークからこんにちは”でジーンズ職人になる俳優さんが出演されているのを観ましたが、ドラマは観ませんでした。
残念でした。
倉敷は大好きな街で、大原美術館には思い出が沢山あります。
グレコの絵に感動したのは同じですが、ルオーの絵が印象的でしたし、日本画や棟方志功の版画などにも心惹かれました。
フレームキンセンカ共に素敵です!
内容はなかなかのドラマでしたよ。
主人公が受胎告知の前に立つシーンが何度もありましたが、ドラマの中で他の作品は一つも写されませんでした。
受胎告知が大原美術館の所蔵となっているのは奇跡的な事と知って改めて貴重な作品なんだと知りました。