今日が一番若い日

ブログは気儘なゆる日記 
思い出を呼び戻す打出の小槌です

マックス・アーマンの詩

2016-11-29 | サプライズ

 

まわりが騒がしく、せわしくても、おだやかに行動し、静けさが

どのように心休まるものかに思いをはせよ。

可能な限り、しかしへつらうことなく、すべての人と、よい関係を築け。

自分をいつわらず、静かに真実を語り、人の話も、耳を傾けて聞こう。

無学、無知の者の話も。彼らにも、言いたいことがあるのだから。

 

どんなにつまらなく見える仕事も大切にしよう。

どれも、人生を築く貴重な財産なのだ。

仕事上の油断は禁物。世の中は、落とし穴だらけだ。かといって、

世の中の善を見落としてはいけない。高い理想に向かって邁進している人は、

たくさんいる。勇気ある行為は、あらゆる場所に満ち溢れている。

 

自分の心に正直であれ。特に、愛するふりをしてはいけない。

愛に対して懐疑的になってもいけない。無味乾燥で現実主義の世の中であっても、

愛は雑草のように生き続けるのだから。

 

年齢による分別を快く受け入れよう。若さにしがみつくことなく、しなやかに手放そう。

突然の不運に立ち向かえるよう、精神をきたえよ。

しかし、暗い想像で、打ち沈んではいけない。

不安の多くは、疲れと孤独から生まれる。自分を律するのはいいが、

それ以上に自分に優しくせよ。

 

                   マックス・アーマン 「デシデラータ」から抜粋



 

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2 コメント

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マックスアーマンの詩 (mari)
2016-11-30 20:35:13
kazahanaさま

その後お加減はいかがですか?
昨日、図書館から借りた本から芋ずる式に出会った
詩です。
今を支えてくれる大切な言葉に出会ったような幸せな気分です。
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マックス・アーマンの詩 (kazahana)
2016-11-30 10:31:51
mariさま
マックス・アーマンの名前すら知りませんでした。
素晴らしい心に染み入る詩ですね。

じっくり味わい考えております。
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