今日が一番若い日

ブログは気儘なゆる日記 
思い出を呼び戻す打出の小槌です

宮古・八重山島めぐり最終回(石垣島)

2015-12-23 | 旅行

竹富島から高速船で石垣島に戻ったのは5時過ぎだったが

その足で5時半からのサンセットクルーズに参加した

外は雨まじりで風は強く寒い

太陽が沈む瞬間を夢見て申し込んだオプションは水の泡と消えた

キャンセルしようにもキャンセル料が4.000では

腹をくくるしかない

夕闇迫る石垣港をあとに船上で釣りを楽しみ

おじいの三線に耳を傾け

お腹が空いていたので黒毛牛のバーベキューに舌鼓を打った

 

釣れたのはおじいの熱帯魚だけ

右下 主人の釣り糸に食いつく間抜けな魚は一匹もいなかった

私は主人のリュックに入っていた百均のかっぱを借りて

帽子の上からスカーフを巻き寒さをしのいだ

暑さ対策は万全だったのだが・・・

おじいの三線の演奏と島唄はなかなかのもの

8時過ぎにホテルに戻り熱い湯にどっぷり浸かって

長い一日の疲れを癒しぐっすり眠った

 

翌朝9時過ぎ八重山最後の石垣島観光に出発

まず「米原の八重山椰子」を見物

八重山椰子は石垣島と西表島だけに分布している一属 一種で

茎の直径は30センチ高さは25メートルほどのすっきりとした美しい椰子


右の写真はコウモリ めったに見られないのでラッキーだった


次に「川平湾(かびらわん)」でグラスボートに乗り海中をガラス越しに観賞

きれいなサンゴは深い海にしか生息しないそうで

熱帯魚も少なく期待外れ

川平公園の美しい景色だけを写真に納めてきた

 

写真はグラスボート

川平公園は沖縄を代表する景勝地で

湾内に散在する小島と曇天にもかかわらず

エメラルドグリーンの海が広がって美しいコントラストをなしていた

 

石垣やいま村

豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現した

日本最南端のテーマパークである

蝶や放し飼いのリスザルばかりにカメラを向けて

貴重な建物の写真は一枚もない

 

ピンボケの蝶はアオスジアゲハ

顔はおじん臭いが可愛い

放し飼いのリスザルが足元に寄ってくる

 


石垣島最後の観光は東海岸の景勝地「玉取岬」

展望台に上ると

東に太平洋 西に東シナ海その先に平久保半島が見える

太平洋はサンゴ礁の美しい海が広がっているが

快晴だったらどんなに美しいだろうと想像しながら展望台を後にした

 

サンゴ礁と外海の境界線は白波が立っている

展望台に続く海沿いには

珍しい色合いのハイビスカス畑が広がっていた

 

白のハイビスカスは珍しい

※ 石垣港の埠頭に海上保安庁の巡視船が3隻停泊していた

尖閣諸島を巡る近隣諸国の監視に出動するため

全国から集まって役目を果たしている

停泊していたのは交代制で休憩中の船だという

石垣島から尖閣諸島の魚釣島までおよそ170キロ

美しいサンゴ礁に囲まれた八重山諸島の現実を知って

いっとき複雑な思いが交錯したのだった

 

観光バスはこのあと石垣空港に直行

14:40の飛行機で沖縄本島の那覇空港に向けて出発

那覇で一泊して翌日午後の便で羽田空港を経由し

旭川空港へ着いたのは19:45

乗継の時間待ちも長くてしんどかったけれど

夫婦共に体調を崩すこともなく

美しいサンゴ礁の海に癒されて無事帰旭することが出来ました

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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宮古・八重山諸島めぐり(最終回) (kazahana)
2015-12-23 15:42:03
mariさま
日本も広い(長い)国だとつくづく思いました。
3320kの旅、遠く気候も風土も全く違う別な国のようでした。
寒そうでしたが曇っていても美しい海、南国の花、珍しいお猿さん、楽しい旅でしたね。

成田~ウィーンが約9170Kです。距離はその3分の一、乗り換えも多くお疲れになったでしょうね。

楽しい旅行記有難うございました。
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宮古・八重山諸島めぐり(最終回) (mari)
2015-12-23 21:42:08
kazahanaさま
拙い旅行記を最後まで読んで下さりありがとうございました。
宮古島まで3320キロ、そこから八重山諸島の一番近い石垣島まで133キロですから3600キロくらいは離れたことになります。
細長い日本列島を改めて足で実感してきました。
でもウイーンまでとは比べものになりませんね。
今日はGの仲間のお見舞いに行ってきましたが、ショックで帰りの車中は夫も私も無言のまま帰宅していました。
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