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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

焼き物の器と子供の心

2021-11-04 08:24:00 | 日記
焼き物の器をイメージしてもらうとわかりやすい。

乳児期や幼児期の子供の心は粘土のように柔らかい。
よく捏ねて水分を均一にし、空気を抜いて形を作る段階だ。

その後学童期青年期に乾かし

そして思春期を過ぎて焼きに入るのだ。


乾きかけた学童期や青年期なら、時間をかければヒビを修正することが出来るだろう

しかし釜に入った器はどうか


割れてしまう


私はいつも言う

小さいうちに手をかけさせてくれる子は本当は親孝行のいい子なんですよ!

捏ねる過程が1番大事で陶芸の基本の基本である。乾燥や焼成で収縮率が異なり、ヒビ割れの原因になるのです。

焼きに入るのが15歳あたりと考える。

そのラインを過ぎると、心はその形のまま生きていかねばならない。

つまり、ずっとメンテナンスをしながら生きていかねばならないのだ。


私の器には小さなヒビが入っている。

大きなストレスがかかると心の器を割りたくなるのを、薬や友人に支えられながら何とかまだ形を保っているのだ。

私のような器を持つ大人はきっと大勢いる。

子供に同じ思いはさせたくない。
自分の代で終わらせなければならない。
繰り返してはいけない。

粘土を捏ねる時に、しっかりと丁寧に時間と手間をかけて練ることで、強くて美しい陶器が出来るのだ。













死にたくなる13歳

2021-10-29 10:55:00 | 日記
13歳前後というのは自分に問いかけ、失望する時期である。

今まで宇宙飛行士だってサッカー選手だって内閣総理大臣にだってなれると思っていた子供時代から、客観的に自分を見つめ、周りから自分はどう思われているかを気にし、鏡を見る時間が増えたり、自室にこもったりする…そんな時期だ。

これは非常に貴重な時期で、成長過程の中でのまったく正常な兆候であり、それが自己の内省へと導くのである。

私たち親は、彼らに悩むのをやめるように言うべきではない。

なぜなら有益な悩みは、単に、内面に向けての意識化の表現であり、それは青年期の発達の初期の段階で現れる本質的な成熟の特徴であるからである。


そして13歳時は、批判に対し非常に敏感であり、また他人の情緒の動きに鋭敏である。


悩み、イライラしていると言ったほうが近い。


ある13歳時は、すぐに悪態をつくが、多くの子供は、何も言ったり、したりしない。

そしてむっつりとその場を出て、自分の部屋へ行き、事の次第をよく考え冷静になる。



全てを発達障害や育児の出来、不出来で測るのではなく、子供達の正常な成長発達を知っていれば、「おっ!来たな!!」と成長を喜び、応援することが出来るようになるのである。










この先の不安

2021-10-23 23:06:00 | 日記
この先どうなるんだろう…と不安になっている方々へ

そんな無駄な心配はさっさとやめて、準備に取り掛かりましょう。

医者はいつも告知をする時「最悪」をしっかりと伝える。

不登校の子供…あるいは発達障害の子供をもち、社会に馴染めず、家にこもっている子供達に、将来の不安を突きつけるのではなく

ニートになった時の準備をしっかりとしておけば、どーーーーんと構えることが出来るのだ。

がん保険…
病気怪我の保証…
自賠責保険…

それと一緒‼️

とりあえず保険をかけておいて、何も無ければそれにこしたことはない。

就労支援は?
社会保障は?
障害者年金は?
不労所得につながる副収入は?

不安とか心配は、何も生まないだけでなく伝播する。

そんなことをしている暇があったら、自分に何が出来るのかを考え、行動することです。

子供のお尻を叩くのではなく、自分(親)が前を向いて、子供のために出来ること!すべきこと!をすれば、余裕と安心が生まれるのです。








不登校宣言と離婚宣言は似ている

2021-10-23 08:46:00 | 日記
不登校宣言と離婚宣言は似ている。

離婚を切り出す時、これが理由!というものも確かにあるだろう…
例えば浮気や暴力といったものだ。
これを不登校に当てはめると、それは「虐め」に当たるのかもしれない。

しかし、これが解決出来たら明日からフレッシュな気持ちで夫婦生活が遅れるようになる♪
とはならないはずだ。

細々した「合わない」が積もり積もって、何かをきっかけに我慢の限界に達するのではないだろうか。

不登校も同じ。

沢山の「合わない」に耐え忍び、決定的な何かが「不登校」を宣言させるのだ。


少し別居をしてもいい、思い切って学校をやめてもいい。

「逃げる力」を使う時は「今」なのかもしれない。


電源が落ちる前に、充電して下さい🙏






15歳

2021-10-22 12:47:00 | 日記
2次障害を抱えたまま大人になった子供達は、
鬱やパニック障害、適応障害などを発症します。
また、盗癖や依存症など、社会生活を営む上で障害になるような心の病を抱えきて生きていかねばなりません。

よく「うつ病は心の風邪…」などと言いますが、そんな簡単なものではない。

発症と寛解を繰り返し、強いストレスで、すぐに死にたくなったり、自暴自棄になったり、他人に迷惑をかけるような他害を引き起こします。

そのボーダーラインはどこにあるのか…

私はだいたい15歳だと思っている。

15歳までに親を振り回し、わがままをいい、親を困らせ、自分を確立できた子供達は、上記のように苦しむことは無いと思っている。

アイデンティティの確立で、自己を客観的に見つめ、自分は一体何者なのか…何をすべきで、何が出来るのだろうか…の問いに答えを導き出し、社会に向かって自分の価値を見出す力は、15歳辺りで整ってくる。

また、A・ゲゼルの「青年の心理学」においても、16歳でその筆を置いている。

そして日本では江戸時代まで、「元服」という成人への儀式を、15歳前後に行っていたことも実に興味深い。

また、古代中国でも、元服同様「冠礼」という成人式のようなものが15歳で行われ、それ以降結婚が許されるなどといった歴史がある。


だから私はいつも言う
手のかかる子供だと思ったら、否定したり、尻を叩くよりも、発達障害だと思って育てれば親子で楽になれる。

叱らず、ありのまま自由に、伸び伸びと…
他人と比べず、その子の成長を喜び、健康に感謝しながら丁寧に育てる。

出来るだけ早く気づいて欲しいのです。