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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

発達障害は素晴らしい

2021-09-12 13:42:00 | 日記
発達障害は診る医者によって診断が変わる。

もちろん診断基準はあるのだが、その基準に沿って役所仕事のように線を引き、「貴方は発達障害ではない」と診断するのも間違いではない。

しかし、「発達障害」だと思って育てた方が、「納得できて子育てが楽になる」あるいは「腑に落ちる」ということもある。

どうも巷では「障害」という言葉に抵抗があるようで、「障碍」と書いたり「障がい」と表現したりで忙しい。

そんなことはどうでもいい。

単なる診断名で、診断書が必要な場合の書類上の都合にすぎない。

問題は、特徴を否定することだ。

特徴がありながら「違う」と、まるで発達障害を欠陥品のレッテルのようにとらえ、子供に頑張らせることが二次障害へと繋がっていく。

頑張っても克服できない「特徴」を、頑張らせることで、子供の自尊心を踏みつけ、自信をなくさせ、自分の価値を下げてしまう。

どうぞ発達障害を知って下さい。

不注意、衝動性、多動、こだわり、パニック、感覚過敏、過集中、興味関心の偏り、漢字が書けない、読めない、作者の気持ちが分からない、空間図形の問題が出来ない……

発達障害は欠陥ではありません。

素晴らしい才能を持った人達です。

行動力、閃き、アイデア、エネルギー、創造力、愛嬌、人情に厚い優しさ、突き詰める力強さとこだわり、正直さ、真面目さ、長いものに巻かれない信念…

魅力を山ほど持った激レアな人達です。

恐れるな!発達障害は素晴らしい!!










不登校の子供達

2021-09-11 21:41:00 | 日記
不登校の子供達の日常

大概の不登校の子は、朝具合が悪い。

病的に朝起きれない子もいれば、支度が恐ろしく遅く、死んだような目をして食欲もない。

だんだん「頭が痛い」「お腹が痛い」と言い出し、中には本当に熱が出る子もいる。

学校に「欠席します」の電話をすると、頭痛も、腹痛も治り、熱も下がるのだ。

それでも午前中はまだテンションが低く、昼を過ぎて夕方頃から元気になってくる。
ゲームやYouTubeを深夜まで見て、イヤホンをしているせいか、驚くような大きな声で笑ったり、悔しがったり、時にはおぞましい言葉を1人で叫ぶ…

エナジードリンクやお菓子で成長しているのか
ご飯をあまり食べない。

そして2時から4時頃に寝る…

夜行性なのだ。

昼間が決定的に体に合わない人もいるようだ。

ゲームにハマると何時間でも没頭し、止める時間がわからなくなる人もいるようだ。


ちなみに私の夫は、寝ずにゲームをして吐いたし、作家の百田尚樹は、眠たくなるがゲームをやめたくなくて、横になった自分に合わせてテレビを横にし、寝ながらゲームをしたそうだ。

吐くまでやったら満足するのか知らないが、それは続かない。
「あれは何だったんだろう…」と振り返る日が来る。

逆に制限されたり、叱られたりすると「もっとやりたい」気持ちが強く長く持続する。


自分で気づくまで、親は何も言わず根気よく待てるか…
(言ったところで、子供はそんなこと分かっているので、キレるだけ)

朝も、起こすのではなく、自分で考え、工夫して自分で起きれるように手を貸さずいられるか…
(いつまでも起こしてくれる人がいたら、自分では起きません)


ただ、自閉スペクトラム症の場合は、時間の管理が苦手なので、スケジュールを見えるようにし、アラームや色もつけてくれるアプリを使ったり、紙に書いて壁に貼ったりするといい。


学校も同じ
「行かせよう」と、思っているうちは行きません。

子供が自分で「行かなきゃ」と、思うまで待てるかが重要だ。

親の不安と小言と焦りが、子供の自立を妨げる。












想像力の障害

2021-09-10 20:35:00 | 日記
先生)ここに財布があります。
       何が入っていると思いますか?

A君)お金です

先生)そうですね、でも今日はコレ(飴玉)が入っています。

では、お友達のB君に、このお財布を見せたら、B君はこの財布に何が入っていると言うと思う?

と聞くと

A君が自閉スペクトラム症の特徴があると、「飴玉」と答える。

飴玉を見たからだ。

B君が「お金」と答えるであろうことが想像出来ないのだ。


これは、自閉スペクトラム症には三組と言われる3つの特徴のうちの「想像力の障害」と言われるもので、突然のスケジュール変更や中止、ルールの変更などを極端に嫌がり、不安になる
ことなのだ。

「終わり」も想像出来ないため、「いつになったら終わりなのか」「次は何をするのか」も具体的に伝えてもらいたい。






自閉スペクトラム症の人

2021-09-09 20:43:00 | 日記
自閉スペクトラム症の人は、日本よりも海外の方が楽だとよく聞く。

日本には

お世辞や社交辞令があり、面従腹背などの言葉もあるほどだ。

自閉スペクトラム症の人は「言葉にされたら字義通り」受け止めるので、その言葉の奥に含まれる気持ちが分からない。

例えば告白をして「ちょっと無理」と言われると、普通なら断られたと判断するが、自閉スペクトラム症の子は「ちょっとだけ」「無理」なだけで、「あと少しでOK」と理解する。

海外では「YES」なのか「NO」なのかハッキリしていてわかりやすく、お世辞や社交辞令もなく、曖昧な断られ方もしないため楽なんだそうだ。

自閉スペクトラム症の人には「こんなにはっきりと言ったら傷つくかもしれない」という気遣いが、逆に何を言っているのか分からなくなり、迷惑となることがある。

日本はそんな言葉に溢れていて、自閉スペクトラム症の人にとって「何を言いたいのか分からない」「なぜ怒っているのか分からない」が多くなる。

そして自閉スペクトラム症の人は

「そんなにハッキリ言わなくても…」
「そこまで言わなくても…」
「そんなことを言ったら相手がどんな気持ちになるか分からないの?」

と言いたくなるような発言をよくする。

でもこれは日本の文化で、欧米では、ハッキリと意思表示をし、自分の意見を述べる力が求められる。

私の知り合いの自閉スペクトラム症の男性は、日本には友達が1人も出来ず、ヤクザのような人達と付き合っていたが、逃げるようにロサンゼルスへ移住した。

彼は今、日本料理店のシェフとして立派に独立し、家を買い、車を買い、アメリカ人になった。

心の安住の地はここじゃないのかもしれない。










不登校兄弟

2021-09-08 21:53:00 | 日記
例えば弟が不登校になると、兄が弟を罵り、叱り、バカにしたりして困っている

というのをよく聞く


「愛情」の反対が何かご存知だろうか…

「愛情」の反対は「無関心」である。

つまり「心配」で「不安」な気持ちが「暴言」や「馬鹿にする」といった未熟な表現で

「どうしよう」を訴えているのだ。
だから兄を疎ましいと思ってはいけない。

兄なりに弟を心配しているのだから…

だからと言って「心配してくれてるんだよね」
「ありがとう」などの声掛けは不要だ

火に油を注ぐような結果になってしまう。

「そうね…」と、その場は聞き流し、兄のいない所で、弟に「お兄ちゃんはあれで心配してくれているんだよ」と伝えればいい。


また、兄弟のどちらか一方が不登校になると、つられて「俺も」「私も」と一緒に不登校になる兄弟もいる。

それは、兄弟共々学校が合わない「感受性の強い子」であることが考えられる。

2人とも休ませて家で勉強をさせたらいい。
どちらか一方が「そろそろ学校へ行く」と、言い出したら、もう一方も「じゃあ俺もそろそろ…」となるケースが多い。

無理して行かせて順調に行くパターンをあまり知らない。


子供が未来に希望を持てるように…
学校に行けない自分でも、自分が好きになれるように…

子供を信じて見守って待って頂きたい。

子供は沢山沢山愛されて初めて自分を好きになれるのだ。

いい子だから可愛がるのではない。
可愛がるからいい子になるのです。